PCPHDPA (エプソン) エプソン製デスクトップ機,PC-386P, PC-486Pにエプソン製NOTE/386BOOK L 用のHDDパックを内蔵する際に使用するアダプタ.HDDパックの中身のHDD (IDE HDD)は本体側からはSASI HDDとして扱われるため,CバスSCSI I/F との併用が可能.公式には20MB~125MBの容量のHDDパックに対応するが, 実際に使用可能なHDD容量の上限については不明. 側面に8連ディップスイッチ3個と2本ジャンパスイッチ3個あり. ・ジャンパスイッチ(左,中,右):割り込みレベルの設定 左のジャンパ:INT0の設定  オープン=INT0を使用しない(出荷時設定)  ショート=INT0を使用する 中のジャンパ  オープン=INT1を使用しない(出荷時設定)  ショート=INT1を使用する 右のジャンパ  オープン=INT3を使用しない  ショート=INT3を使用する(出荷時設定) ※ジャンパスイッチの設定を変更した場合には,SW3-7, -8の設定も  変更のこと. ・ディップスイッチSW1:セクタ長の指定,SASIドライブ選択,ハード  ディスクパックの容量の指定 1:セクタ長の指定  ON=256バイト/セクタ(出荷時設定)  OFF=512バイト/セクタ ※セクタ長はフォーマット時に指定した値と一致させること. 2:SASIドライブ選択  ON=1台目のHDDを使用(出荷時設定)  OFF=2台目のFDDを使用 ※SASI_HDDが2台接続されている場合にどちらのHDDを使用するか設定  する.SASI_HDDが1台のみの場合はONに設定. 3-4-5:ハードディスクパックの容量の指定(PC-386Pのみ,PC-486P     では未使用のため変更の必要なし)  ON-ON-OFF:10MB  OFF-ON-ON:20MB  OFF-OFF-ON:40MB  ON-ON-ON:80MB 6-7-8:未使用(つねにON-ON-ON) ・ディップスイッチSW2:ワークRAM用のバッファアドレスの指定 1-2-3-4:ワークRAM用のバッファアドレスの指定(PC-386Pのみ)  ON-ON-ON-ON:D0000H~D0FFFH  OFF-ON-ON-ON:D1000H~D1FFFH  ON-OFF-ON-ON:D2000H~D2FFFH  OFF-OFF-ON-ON:D3000H~D3FFFH  ON-ON-OFF-ON:D4000H~D4FFFH  OFF-ON-OFF-ON:D5000H~D5FFFH  ON-OFF-OFF-ON:D6000H~D6FFFH  OFF-OFF-OFF-ON:D7000H~D7FFFH  ON-ON-ON-OFF:D8000H~D8FFFH  OFF-ON-ON-OFF:D9000H~D9FFFH  ON-OFF-ON-OFF:DA000H~DAFFFH(出荷時設定)  OFF-OFF-ON-OFF:DB000H~DBFFFH  ON-ON-OFF-OFF:DC000H~DCFFFH  OFF-ON-OFF-OFF:DD000H~DDFFFH  ON-OFF-OFF-OFF:DE000H~DEFFFH  OFF-OFF-OFF-OFF:DF000H~DFFFFH 5-6-7-8:システム予約(つねにOFF-ON-OFF-ON) ※PC-486Pではこの設定に関係なくバッファアドレスはD8000H~D8FFFH  で固定. ・ディップスイッチSW3:BIOS_ROMアドレス,割り込みレベルの設定 1-2:BIOS_ROMアドレスの設定(PC-386Pのみ)  OFF-OFF:D6000H~D7FFFH  ON-OFF:D8000H~D9FFFH(出荷時設定)  OFF-ON:DA000H~DBFFFH  ON-ON:DC000H~DDFFFH ※PC-486Pではこの設定に無関係にBIOS_ROMアドレスはD7000H~D7FFFH  で固定. 3-4-5-6:システム予約(つねにOFF-OFF-ON-ON) 7-8:割り込みレベル設定  ON-ON:INT0  OFF-ON:INT1(出荷時設定)  OFF-OFF:INT3  ON-OFF:設定禁止 ※割り込みレベルはジャンパスイッチで設定した値と一致させること.