PC-98用拡張ボード・拡張機器の
スイッチ設定を公開しているウェブページ


本ウェブページの PC-98用拡張ボードのスイッチ設定内蔵機器のスイッチ設定外付け機器のスイッチ設定 に収録されていない拡張ボード,および内蔵/外付け機器のスイッチ設定を公開しているウェブページへのリンク集です.メーカー[バッファロー,Roland,CONTEC(注)等]のウェブページでスイッチ設定資料が公開されている場合もあります.
 注:コンテックのウェブページで公開されているCバス制御計測ボードの資料は,同社のFAXサービスで使用されていたものと同じと思われます.またPC-98専門のある大手中古販売業者が販売しているこれらのボードには,これらの資料を印刷した紙が添付されていました(今もそうなかはわかりません).


エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98用拡張ボード設定表
 ・MDC-555F(緑電子製CバスSCSIボード)
 ・HA-55GT(日本TEXA製CバスSCSIボード)
 ・GAB-982(緑電子製Cバスグラフィックアクセラレータ+SCSI複合ボード)
 ・Power Window 6410VA(カノープス製Cバスグラフィックアクセラレータボード)
 ・GA-DR2/PCI, GA-DR4/PCI, GA-DRV2/PCI, GA-DRV2/PCI(I・Oデータ製PCI SCSIボード)
 ・および,98JUNK.DOCに掲載されている多数のボード

98JUNK.DOCは,Cバスボードのスイッチ設定を調べる際に真っ先にアクセスすべき資料の一つと考えますが(注1・2・3・4),ツイッターなどを見ていると,まだこの資料の存在をご存じない方もいるようです.宣伝も兼ね,98JUNK.DOCに掲載されている全ての拡張ボードの一覧を下に示します.ただしメーカー名と型番の表記を一部変更しています.


 注1:98JUNK.DOCのSCSIの項の "Cb" は "C♭"(C-Flat)のことです(注1.1).以前リサイクル掲示板上で,miyabiさんご本人から,執筆時に "♭" を "b" で代用したものがそのままになっていると伺いました.
    注1.1:C♭のSW4は出荷時設定から変更する必要はないようです(noconaさんの2022年11月6日のツイート を参照).
 注2:EMJシリーズ(メルコ製CバスRAMボード)のスイッチ設定は98JUNK.DOCにもありますが,より詳しい資料(バッファローのウェブページで公開されていたもの)については本記事の末尾を参照して下さい.
 注3:98JUNK.DOCに含まれているテキストファイル群は,元々はショップで販売されるCバスボードの添付資料用に作成されたものだったといいます(注3.1).WWW上で公開される以前には同人誌に収録されたこともあります(注3.2).なお http://www.win.ne.jp/~miyabi/ からisweb時代の "エマティなリサイクル" の "研究発表会" へのコンテンツの移譲時に,設定表にいくつかの修正が加えられました.ただし一部未修正箇所も残っているように聞いています(注3.3).何にせよこれだけのボリュームと内容の資料がWWW上で早くから公開されていたのは実に素晴らしいことであり(現在でもWWW上ではここでしかスイッチ設定資料の見られない拡張ボードも多数存在します),個人的にも非常に感謝しています.またこの資料に関しては,その存在が,他のユーザーによるPC-98用の拡張ボードや内蔵・外付け機器のスイッチ設定資料の作成とその公開を促したという功績も指摘しておきたいと思います.無論筆者自身も,98JUNK.DOCの補完と拡張を目指して各種スイッチ設定資料の作成を行ってきました.その際,内容がスイッチの設定一本に絞られ非常に読みやすい98JUNK.DOCの文書のスタイルを敢えて踏襲せず,記述が冗漫で読みづらくなろうとも,当該拡張ボードや拡張機器の使用に関する情報や関連する情報をも資料に多く盛り込むというスタイルを取ることにしました.
    注3.1:これも以前miyabiさんから伺いました.ファイルはPC-98用の古いエディタソフトで作成されたということでした.
    注3.2:L-FACTORY(刊) 98JUNK.DOC β-Version 1993年12月発行, pp.18-67..この同人誌はヤフーオークションに出品されたこともあります(aucfreeに保存されたデータ を参照).紙面から,Zeit社のZ's WORD JGで作成されたもののように思えるのですがどうでしょう.なお 98JUNK.DOC ~β2~ が1996年12月に刊行されていますが,こちらにもスイッチ設定資料集が掲載されていたかは不明です.
    注3.3:PIO-PC34E-1~8MのSW4の設定が6連ディップスイッチのものとして記載されていますが,PIO-PC34E-4Mの実物のSW4は4連ディップスイッチです."SW4-123456" の3456が実際の設定でしょうか? またRSA-98のディップスイッチはONとOFFが逆に記載されているとの指摘があります(なおさんの2022年7月4日のツイート を参照).またMDC-552(LE)のSW2-4の設定に関する誤記の指摘があります(どるこむの過去ログ,MDC-552LE を参照).
 注4:スマートフォンでの閲覧に支障のある資料であるとの内容を繰り返しツイートしている方がおられますが,影響力のある方であり,またその態度に嫌なものを感じますので(注4.1),98JUNK.DOCの長年にわたる利用者であり,かつ自身も拡張ボードや拡張機器類のスイッチ設定資料を作成して公開してきた者の一人としてこの件にコメントしておきます.98JUNK.DOCは,スマートフォンの存在しない時代に(筆者は殆どのファイルが遅くとも1990年代の初め頃までに作成されたと推測しています),当時の標準の文字コードであったShift_JISコードで記述され,表の形に整形されたテキストファイルの資料です.また注2にあるように,元々は紙に印刷するためのファイルとして作成されたもので,当初は電子ファイルとしてWWW上で公開することは考えられていなかったようです[(特定の閲覧環境で文字化けの原因となる)半角カナ文字を多く含んでいるとの作者ご自身による注意書きもあります].スマートフォンが対応する文字コードは,UTF-8等のUnicodeが基本だそうですので,スマートフォンからの閲覧時に文字化けやレイアウトの崩れ等の不具合が出るのは当然のことです.しかしその "罪" はこれらのファイルには全くありません.上記の通り元々スマートフォンからの閲覧用になど作られていないからです.また現在の公開元である "エマティなリサイクル" にも非はありません.なぜならそこでの公開もやはりスマートフォンなどない時代(2002年2月)になされたからです(注4.2).ところで筆者は,資料の本質的な価値はその内容にあると考えています.有益な内容を持つ資料にとって,形式の古さや多少の見づらさ・利用しにくさ(注4.3)といったものはごく些細な問題に過ぎません.そして殆どの場合,そのような問題には閲覧者の側で簡単に対処できるものです.またこの資料は,作者が恐らくは製品付属の取扱説明書等の一次資料,即ち最も信頼の置ける資料に多く拠りつつ多大な労力と時間とを費やして作成し,ショップで販売されるCバスボードの添付資料としての当初の役目を終えた後に,作者にとって恐らく何のメリットもないにもかかわらず,他者の便宜のためにWWW上[エマティなリサイクルへの譲渡前の資料が公開されていたwin.ne.jpは,確か有料のレンタルサーバだった筈です(追記:古い資料を当たったところ,レンタル料は月額2,000円とのことでした)]で無償で公開して下さっているものです.そういったことにも思いを致すことができるのであれば,つまりその位の想像力(それはある程度社会的に成熟した人間にとっては特別な能力でもないでしょう)があるのならば,資料の閲覧に多少の不便を感じたとしても,閲覧者の側でそれに対処すればよいことではないでしょうか.スマートフォンでも,文字コード(エンコード)の設定項目のあるブラウザ(注4.4)であれば,それを変更することで文字化けしていたテキストファイルが読めるようにできると聞きますが(今の時代にPC-98の拡張ボードのスイッチ設定などというマニアックな情報を必要とするほどのスマートフォンユーザーならば,大抵の人がこの程度のことは承知しているのではないでしょうか),にもかかわらずスマートフォンからでは満足のいくような閲覧ができないということでしたら,PCから閲覧されるか(98JUNK.DOCを閲覧する人は,まず例外なしにPCもお持ちでしょう),スマートフォンでの閲覧に問題のない情報公開元を探してそちらを閲覧されるか,あるいはご自身で製品マニュアル等を入手されて,そちらから直接情報を手に入れられるとよろしいでしょう(注4.5).情報を得ようとする際に,受け手側が自ら少しばかり動きさえすれば解消できる程度の問題を,殊更情報源側の不備・落ち度と難じ立てるやり方は,筆者も立派とは程遠い狭量かつ身勝手な人間ですので,気持ちとしてはわからないでもありませんが,それでもやはり多くの人が見ている開かれた場(私的空間に対する公共的空間)においては如何なものかと思います.厚意から無償で公開されている資料の場合にはとりわけそうです.ご自身が幾度となく利用し恩恵を受けている資料というのであれば尚の事でしょう(注4.6).情報の受け手側のこのような形でのこのような言動は格好の良いものではありませんし,またご当人のある種の欲求とある種の感情とを一時的に満足させ,刹那的に大きな高揚感を齎しこそすれ(注4.7),過去の類似の事例や筆者自身の経験からみても,肝腎の(というのは筆者の価値観からの見方であり,彼らのものではありませんが)資料の "改善" に繋がるものでは全くなく,情報を発信する側からすれば,活動意欲を殺がれ活動の足を引っ張られるだけのものであり,従って筆者のように情報を欲しがっている人間にとってもまた迷惑極まりないものです.
    注4.1:以前より,完成度の低い本ウェブページの記事(無論筆者自身の手になる研究の記事)に対しては勿論,他のウェブページに纏められているPC本体や周辺機器の資料についてさえ手厳しい発言をされていますので,元々ご自分が欲するものにご自分の要求を満たしていない部分が少しでもあると,非常に強いフラストレーションや反感を感じる方なのでしょう.風変わりな受け取り方と思えますが,このような方はたまにお見掛けします.
    注4.2:もっとも,ウェブページの記事の閲覧がスマートフォンにより行われるのがごく一般的となった現在でも,スマートフォンからの閲覧に対応した記事を作成/公開するかは、記事の作成/公開者の自由です.筆者自身,スマートフォンから閲覧されることを全く考慮せずに本ウェブページの記事を作成しています.筆者は本ウェブページはPCから閲覧できれば十分と考えておりますので(筆者自身本ウェブページをスマートフォンから覗いたたこともあり,どのような表示のされ方をしているかも承知していますが,それでも),本ウェブページをスマートフォン向きのものにする予定はありません.
    注4.3:資料の多くは特定の個人だけをターゲットに作成されてはいませんので,人によっては利用に多少の不便を感じるものも中にはあるでしょう.あるいはむしろそれが普通の事態と言った方がよいかもしれません.ご自分の利用される資料は,他者の手により予めご自分向けに十分に整備され,かつご自分にとって使いやすい状態で提供されていてしかるべきであるとご自分の中で一人決めされるのはご自由ですが,世にある資料の方では,殆どのものがそうはなっていないのが現実ということです.付言すれば,資料がある特定の個人に向けて作成されていないことに対して,資料の作成者には何の責任もありません(注4.3.1・4.3.2).このことは,資料を能動的に活用する習慣が身に付いている人や,多種多様な資料の参照を必要とする作業の経験をある程度有する人(殆どの人が該当するでしょう)には納得できるものと考えますし,本来ならば筆者のような者がこのようなところで物知り顔で偉そうに書く必要もないことだと思います.
        注4.3.1:世の中には様々な人がいますので,人によっては,参照に際して大きなストレスを感じる資料というものがもしかしたら存在するのかもしれませんが,それは資料が悪いためではなく,その人がその資料の利用者として向いていないためです.しかし人には向き不向きがあって当然ですので,それを気に病んだり,そのために攻撃的になったりする必要は全くありません.生活のためにする仕事や,断ることのできない種類の社会活動ならば,大きな我慢をしてその資料を使わざるを得ないこともあるでしょうが,自らの楽しみために行う活動では,そのような苦行を自身に強いる必要など微塵もありません.直ちにその忌まわしい資料から離れ,以後それとは一切関わらないことです.その上でなお必要であれば,そしてそれが可能なのであれば,それと同等以上でかつ自分が安心して利用できる資料を見つけてきてそちらを利用すればよいのです.
        注4.3.2:フリーソフトウェアなどについても同じことが言えると考えます.開発者の厚意により無償で公開されているソフトがご自分の要求を満たしていないといって他罰的になっている人をいまだに見かけますが[昔はフリーソフトウェアに自分の求める特殊な機能を盛り込めと,開発者への,あるいは誰に向けたものかよくわからないあからさまな要求をする人もいましたが,流石にこの頃はそこまで異常な人は見なくなったように思います],そのような人はそのフリーソフトウェアの利用者として向いていません.そのような方は,ご自分の要求を満たすソフトウェア(無償のものか有償のものかはソフトウェアによると思いますが)を入手されててそちらをお使いになることをお奨めします.
    注4.4:比較的新しいGoogle Chromeではエンコードの設定が削除されましたが,拡張機能を利用すれば文字化けを修正できるようです.またウェブ検索した限りでは,他にもいくつか対処方法があるようです.なお筆者がAndroid12上のGoogle Chromeで閲覧したところ,98JUNK.DOCのテキストファイルには文字化けするもの(殆ど気にならないレベルのものも含む)としないものとがありました.文字化けするものも,ファイルをダウンロードしてテキストエディタ(JOTA+)で開くなどすれば,(レイアウトがわずかに崩れはするものの)文字化けしない状態で読むことができました.
    注4.5:本ウェブページの PC-98用拡張ボードのスイッチ設定外付け機器のスイッチ設定内蔵機器のスイッチ設定 で公開されているテキストファイルの一部も,スマートフォンでの閲覧時に文字化けを起こします(Android12上のGoogle Chromeで確認).この件についての詳細はトップページの最上段を参照.
    注4.6:このような言動をされる方々は他にも見かけますが,それではご当人が後にその資料に取って代わるだけの資料を自ら公開されたのかというと,少なくともPC-98に関する資料について筆者が知る限り,そのようなケースは全くありません.後発者は先発者の到達した時点・地点から作業を開始できるという点で,先発者に対して絶対的に有利な立場にあります.研究にとって最も重要とも言える,解明すべき問題自体の発見や調査すべきテーマの設定が先発者により既になされ,かつ彼らの研究の成果(それは後の時代から見れば方法論的に粗雑で形式的にも内容的にも洗練の度合いの低いものであることもあるでしょう)が曲がりなりにも一つの形をなすところまで仕上げられた状態で眼前に存在している事態で,後発者は作業を始めることができます(勿論そこから先に進むためには,先発者の成果を自らの手で再確認する作業は欠かせません).後発者は,問題となっていることに直接・間接に関連する資料や知見が整理されておらず,問題に関して実際にはどこまでが既知でどこからが未知なのか十分に把握できていないために,問題の全体像や急所(あるいは問題の性質自体)がなかなか掴めず,また研究を展開させ成果を形にする上での方向性も見えてこない中で先発者が遭遇した様々な困難や見当違いによる回り道を丸々(とまでは言わずとも,少なくともその殆どを)スキップすることができ(勿論後発者にも新たな試行錯誤や回り道はあり得るでしょうが,それはまた別の問題です),また作業を始める時期が後になった分,先発者が利用できなかった資料や機材を使える可能性も高くなるため,余程能力が劣っているのでもない限り,レベルだけを見れば,先発者よりも遥かに "優れた" 成果を生み出すことができるのは当然です(先発者に対するリスペクトがなく,成果について手柄総取り的に自賛喧伝する人物や文章が滑稽に見えるのはこのためです).ですから,先発者の資料の,多くは些細な "欠陥" について,開かれた場において不特定多数の人間に向けて声高に扱き下ろさなければ承知できないほど,その資料がご自身にとって不満なものならば,(筆者の見るところ,Internet Archiveに保存されているものを含め,WWW上で公開されているPC-98関係の相当にまとまった資料の中には,早い時代に作成されたために,更新が長期間停止,あるいは事実上終了しているものが少なくなく,またそのような資料では,掲載先に連絡用として記されているメールアドレスがもはや使われていないもので,現在ではウェブマスターに直接連絡したくてもできなくなってしまっていることが多いため)そのご不満を解消するには,ご自分で新たな資料を整備(して,先発者もしたようにそれを公開)するのが恐らくは最善の行動でしょう.他者の手になる資料の瑕瑾を針小棒大に取り上げることによってその資料全体を腐すという何とも浅ましい行為によって得られる満足感が,歪な上にさほど保ちもしないものであるのに対して(それもあってこのような方々の多くは貶しの言動を繰り返さずにはいられないのでしょう),より優れた資料を自身で作成(しそれを公開するところまで持って行くことで,自身のみならずあわよくば他者をも長く益)することによって得られる満足感や達成感は,健全でまた遥かに長続きもするものだろうとも思うのですがどうでしょう.しかし彼らは決して自身では動こうとしません.この事実には,多忙で時間がないというのが誠に便利な口実とされる他(しかし資料を作成し公開している側である我々の多くもまた,それなりに忙しく暮らしているという事実もあるのですが),自分自身が金銭や時間やエネルギーを使って生み出したものをわざわざ見ず知らずの他人のために無償で提供するなどというのは面倒だし第一損なので御免だ,といった類の心理(これは全く無理からぬ心理で,恐らく今の日本でこのような考えを持つ人は多いでしょう.ですからこれは普通の心理と言って良いでしょう)や,ツイッターで一言呟くだけで(ツイッターの集合知の威力は凄いものです),あるいは少しウェブ/ツイッター内検索をしたりAIチャットを使うだけで大抵の情報がたちどころに手に入るこのご時世に,煉瓦(それも数や形が揃っているとは限りません.またいつもいつも自分のペースで積み上げられるとは限りません)を一個一個慎重に積み上げていくような,あるいはパズルの(本当にその位置にはめて正解だったのかは,作業をさらに進めてからでないと明らかになってはこない)ピースを恐る恐るはめ込んでいくような,手間と時間ばかりかかる退屈で非能率的な作業(ある段階ではほんの些細なミスやごく小さな見落としに過ぎなかったものが,後々大きく祟ってきて,注ぎ込まれてきたものの大半が無駄になるということもあります)など馬鹿馬鹿しくてやっていられないという心理(これももしかしたら今日では普通の心理となりつつあるのかもしれません),あるいは自分の生み出したものを "所詮は後追いの二番煎じ" と見られる(先発者の業績は,発表から時間が経っている分,その存在と内容を知っている人々も多くいる筈です)ことには我慢ならないという心理など,様々な説明が可能でしょうが,彼らの場合は,他者の業績の貶し(それも大体は本当に下らない内容のものです.また時にはさらに業績そのものを離れた人物の価値下げまでをも行う人々もいます.たかが大昔のPCに関してご自身と無関係な人間がごく個人的に作成した資料に少しくらいお気に召さない箇所やわずかばかりの誤記や記載漏れがあったという程度のことで,人前でそれほどの振る舞いをして恥じるところがないというのはどうにも驚くべきことです.こういうことはあまり言いたくはないのですが,古いPCを弄るぐらいですので,年齢もまずそれなりの方々なのでしょうに)は嬉々として行っているわけですから,資料の作成にご自身が手を染めようとしないのは,例えば筆者が最近読んだ本によって見るならば,石ノ森章太郎 (2008). ボクはダ・ヴィンチになりたかった 清流出版,内田 樹 (2011). 呪いの時代 新潮社,諏訪哲二 (2005). オレ様化する子どもたち 中公新書ラクレ で考察されている,"等価" 交換および "破壊" に関する心理によっても非常によく説明できるものでしょう."人に文句をつけている間は楽だが,自分がやる段になると,いかにそれが困難な仕事であったかを悟るようになる"[森本あんり (2020). 不寛容論 ――アメリカが生んだ「共存の哲学」 新潮選書, p.205.]ものですが,ご自分の労作の出来を直視することで,ご自分の力量に関する主観的評価や自尊心を他ならぬご自身の手で傷つけてしまうのではという予期的不安や,ご自身が貶してきた資料公開側に回ることで,今度はご自身苦心の労作が,公共的空間において,その "不備・落ち度" に対して,第三者からの仮借のない,時に悪意からする批判や嘲笑に晒される危険性が出てくることに対する危惧といったものも,ひょっとしたらこの腰の引け具合に関係しているのかもしれません.
    注4.7:このような形で不具合や問題点の指摘をするのは,もっぱら当該資料の質の向上を期待してのことであるとの反論があるかもしれません.しかし本当にそれだけを期待しているのなら,人はそのようなやり方は採らないものです.

jivesnet.homeip.netトップ --> Xv協定Xt支部 --> PC-98周辺機器設定資料
 ・IDE-98(I・Oデータ製CバスIDEボード)
 ・PowerWindow6410VA(カノープス製Cバスグラフィックアクセラレータボード)
 ・WSP-L(メルコ製MATE-A用ローカルバスグラフィックアクセラレータボード)
 ・MGA98(3DH/3D/W3/W2共通)(住友金属製MATE-A用ローカルバスグラフィックアクセラレータボード)
 ・S-MPU/PC (SuperMPU for PC-98)(Roland製Cバス音源ボード)
 ・PC-9801-103(NEC製Cバス10BASE2/5 LANボード)
 ・PC-9801-104(NEC製Cバス10BASE-T/5 LANボード)
 ※2021年5月の時点でかなりの期間403 Errorの状態となっていましたが,8月末に再開作業中のアナウンスを確認しました.なおMGA98とWSP-Lのスイッチ設定情報は,筆者の知る限りここでしか公開されていません(注).
   注:このウェブページは何度か移転を繰り返していますが,"PC-98周辺機器設定資料" のデータはInternet Archiveにも残っていません.

  2021年12月23日追記:この記事(注)のものに若干の情報を加えたIDE-98とWSP-Lのスイッチ設定情報を下に掲載します.IDE-98のスイッチ設定情報は,実際には本記事の下の方で紹介している琵琶湖スライムの寝床(Internet Archive内) にも掲載されていることを失念しており,資料を作成してしまいましたが,折角用意したものですので消さずに置いておきます.
   注:筆者が記事の文章をコピーしたテキストファイルの作成日は2020年4月10日です.当該記事はこの前後の比較的短い期間だけ再公開されていたようです.不定期にチェックしていましたが,この日にアクセスしたところ記事が復活しており,慌てて記事を保存した記憶があります.
  2022年6月15日追記:MGA98の記事も筆者の手元に保存されていたことが判明しましたので(このボードは所有しておらず,また後述するようにWindows95の正式なドライバも提供されていなかったため,自身にとって必要な情報とは思わずに記事を保存しなかったものと思い込んでいました.ファイル名を "mga98.txt" などでなく,どういうわけか "sumitomo_ga.txt" などというわかりにくいものにしていたため気付くのが遅れました),同様に設定情報を掲載します.なお当該記事の復活を確認次第,本記事中の赤文字の箇所はすべて削除します.


■MGA98(/3DH・/3D・/W3・/W2) (住友金属)

Matrox社MGA-I(TITAN)を搭載したMATE-A用ローカルバスグラフィックアクセラレータボード.VRAMは/3DH・/3D・/W3の三モデルで3MB,/W2モデルで2MB./3DH・/3D両モデルは2MBのZバッファを備える.Windows3.1用のドライバは提供されたものの,Windows95用のドライバは提供されなかった.後者にはユーザーにより作成されたものが存在したが(注1・2・3),現在はこれを入手することは不可能と思われる.
 注1:売り手自身により作成されたDirectX対応・Windows95用ドライバが添付されたMGA-98/3DHが東京BBSで個人売買されたとの記録が残されており(注1.1),恐らくこれにあるものが唯一のWindows95用ドライバではないかと考える.MGA-98/3DHで使用した場合,描画性能はPC-9821A-E11やPower Window 964LBをも凌ぐものであったという(
A-MATEr's BBS 過去ログその26 を参照).
    注1.1:ボードに添付されていたドライバ入りCD-R(オリジナルのものかコピーされたものかは不明)は,2001年の段階でデータが読み出せなくなっていたという(どるこむの過去ログ,
[30375] MGA-98/3DH を参照).
 注2:Windows3.1用のドライバがWindows95でも使用できるという(どるむの過去ログ,
MGA98 を参照).
 注3:ライセンスの問題を別にすれば,PC/AT互換機用WindowsNT4.0AT用のMGA-I用ドライバがPC-98用WindowsNT4.0上でも使用できるという(
A-MATEr's BBS 過去ログ その3を参照).

ボード上に2連ジャンパスイッチあり.設定は全モデルで共通.

・2連ジャンパスイッチ:ベースアドレスの設定
1-2=○■3-4=○■F80000h  (出荷時設定)
1-2=○■3-4=×■F90000h
1-2=×■3-4=○■D0000h
1-2=×■3-4=×■C0000h
※元記事が○,×の表記であり,それぞれショート,オープンのいずれを指すものか不明だが,出荷時設定が○○ということから,○がショートすなわちジャンパポストにプラグが挿してある状態を指すものと思われる(設定に必要なジャンパプラグは出荷時状態で必要な個数が基板上に用意されていると考えるのが自然である).ベースアドレスの値も元記事に従っている.


■IDE-98 (I・Oデータ)

CバスIDEボード.正式対応機種は,PC-9801BA2,BA3,BX3,BX4,Bp,Bs,Be,Ra18(/N20),Ra20(/N12,/N30),RaII23(/N20,/W30),Xa,Xe,Xf,Xn,Xp,Xs,Xa7,Xa9,Xa10,Xa12,Xa13(/K12,/K16,/W12),Xa16(/R12,/R16/W16,/W30),Xa20(/W30),Xa7e,Xb10(/J8),Xc13(/M7,/S5),Xc16(/M7,/S5,/S7),Xe10,V7,V10,V12,Xv13(/R16,/W16),Xv20(/W30),V13(/M7,/S5R,/S7R,/S5),V16(/M7,/S5,/S5P,/S5V),V20(/M7,/S5,/S7),V166(/S5,/S7),V200(/M7,/MZ,/S7,/SZ,/S5),V233(/M7,/M7V).PC-9821Ap2,As2にはI・Oデータ製HDPシリーズの外付けHDDのみ接続可能.
IDE ROM BIOSで386命令(32bitレジスタやDWORDポインタのコード)が使用されており,実際には正式対応機種以外にもCPUが386以上の機種(PC-9801DA,US等)での動作報告がある.PC-H98とエプソン98互換機ではまともに動作しないとされている.PC-386やPC-486MVでの動作(常用時)報告がわずかにあるが,この時期のエプソン98互換機にはロット差がかなりあるとも言われる.
付属の高速化プログラムIDE98RAMを使用することで高速アクセスが可能となる(2MB/s程度のアクセス速度が4MB/sを超えるようになる).8.4GBまでのIDE HDDが接続可能.4351MBまでのHDDでは,内蔵IDE I/Fのものと同じ8ヘッド:17セクタというディスクパラメータが使用されるが,それを超える容量のHDDでは,16ヘッド:17セクタという本ボード独自のディスクパラメータが使用されるため,内蔵IDE I/Fに接続して使用されていた4351MB以上のHDDをそのまま接続して使用することはできない.また本ボードが故障した場合,別の本ボードを使用しない限り,接続されていた4351MB以上のHDDのデータにアクセスすることはできない(本ボードとHDDのデータは一蓮托生).
外部接続用コネクタにI・Oデータ製HDPシリーズの外付けHDDを接続することも可能.
機種によりデバイススキャンが非常に遅い場合がある.
[CTRL]+[GRPH]+[Z] を押しながら本体を起動することでボード上のIDE BIOSが呼び出せる.

ボード上に8連ディップスイッチ1個と2連ディップスイッチ1個あり.

・8連ディップスイッチSW1:IDE BIOS ROMアドレスの設定
1-2-3-4:IDE BIOS ROMアドレスの設定
 OFF-OFF-OFF-OFF:D0000h~D0FFFh (出荷時設定)
 ON-OFF-OFF-OFF:D1000h~D1FFFh
 OFF-ON-OFF-OFF:D2000h~D2FFh
 ON-ON-OFF-OFF:D3000h~D3FFFh
 OFF-OFF-ON-OFF:D4000h~D4FFFh
 ON-OFF-ON-OFF:D5000h~D5FFFh
 OFF-ON-ON-OFF:D6000h~D6FFFh
 ON-ON-ON-OFF:D7000h~D7FFFh
 OFF-OFF-OFF-ON:D8000h~D8FFFh
 ON-OFF-OFF-ON:D9000h~D9FFFh
 OFF-ON-OFF-ON:DA000h~DAFFFh
 ON-ON-OFF-ON:DB000h~DBFFFh
 OFF-OFF-ON-ON:DC000h~DCFFFh
 ON-OFF-ON-ON:DD000h~DDFFFh
 OFF-ON-ON-ON:DE000h~DEFFFh
 ON-ON-ON-ON:DF000h~DFFFFh
5-6:I/Oポートアドレスの設定
 OFF-OFF:CC8h~CCFh (出荷時設定)
 ON-OFF:DC8h~DCFh
 OFF-ON:EC8h~ECFh
 ON-ON:FC8h~FCFh
7-8:変更禁止(つねにON-ON)

・2連ディップスイッチSW2:IDE BIOS ROMの有効/無効,PnP有効/無効の設定
1:IDE BIOS ROMの有効/無効
 ON:有効
 OFF:無効
2:PnP有効/無効
 ON:PnP有効
 OFF:PnP無効


■WSP-L (メルコ)

MATE-Aローカルバス用グラフィックアクセラレータボード.グラフィックチップはWeitek製Power9000で画像メモリは2MB(増設不可).ボード上にロータリースイッチ1個あり.これによりI/Oポートアドレスの変更が可能だが,メルコは出荷時設定(0:I/Oポートアドレス40E0h)以外での使用を保証していない.

描画速度や発色等に関して兎角の評判のあるボードだが(注1),PC-9821Ap2/M2(PODP5V83S・WT動作,71.6MB,Conner製340MB IDE HDD)におけるHDBENCH ver.2.610による描画成績(注2)と,筆者による使用時の所感については,エマティなリサイクル の 研究発表会 の
低スペックPC-98でのGA描画成績比較1(XGA・8bit color)低スペックPC-98でのGA描画成績比較2(XGA・8bit/16bit color) の記事を参照.
 注1:Windows95では問題ないが,Windows98ではウィンドウを開いたり閉じたりを繰り返すと画面に "ゴミ" が残るという(
A-MATEr's BBS 過去ログ その70を参照).しかし筆者はWindows95でこれを経験している.もっともこの現象は本ボードに固有のものではなく,他のグラフィックアクセラレータボードやオンボードグラフィックアクセラレータでも多く報告されている.
 注2:
A-MATEr's BBS 過去ログ その29その35 には,PC-9821An(Cyrix MII-210MHまたはPentium150MHz)における本ボードと他のグラフィックアクセラレータボードの描画成績の比較結果が残されている.


こちら花小金井3丁目> --> PC --> Hard & Software --> ぴんあさいんのへや
 ・MPU-PC98II(Roland製CバスMIDIインターフェース)

PC-9800シリーズは電気林檎の夢を見るか --> 所有マシン・周辺機器類
 ・LHA-15S(Logitec製CバスSCSIボード)
 ・PIO-PC34HX(I・Oデータ製CバスRAMボード)
 ・EZPHA-55BS(HA-55BS?)(日本TEXA製CバスSCSIボード)
 ・EZPHA-55BS2(HA-55BS2?)(日本TEXA製CバスSCSIボード)
 ・EZPHA-55GT-2(HA-55GT)(日本TEXA製CバスSCSIボード)
 ・ANE-251(ふえ蔵)(アドテックシステムサイエンス製110ピン拡張バス用Cバスボード増設ボックス)

NINE.NET --> PC-9800で東方旧作
 ・PC-9801-73(NEC製Cバス音源ボード)
 ・SRN-F(メルコ製Cバス音源ボード)
 ・スピークボード(アイドルジャパン製Cバス音源ボード)
 ・SOUND ORCHESTRA(SNE製Cバス音源ボード)
 ・SOUND ORCHESTRA L(SNE製Cバス音源ボード)
 ・SOUND ORCHESTRA VS(SNE製CバスFM音源ボード)
 ※SNE製GAME ORCHESTRA JOY-2のスイッチも同じ設定らしいとのこと[ひね - IMAI, Daisukeさんの2023年11月25日のツイート(12)を参照].
 ・LITTLE ORCHESTRA(SNE製Cバス音源ボード)
 ・LITTLE ORCHESTRA L(SNE製Cバス音源ボード)
 ・LITTLE ORCHESTRA SS(SNE製Cバス音源ボード)
 ・LITTLE ORCHESTRA FELLOW(SNE製Cバス音源ボード)
 ・MC-55PCMZ(SNE製Cバス音源ボード)
 ・TN-F1(東京ニーズ製Cバス音源ボード)
 ・TN-F3(東京ニーズ製Cバス音源ボード)
 ・TN-F3FM(東京ニーズ製Cバス音源ボード)
 ・サウンド・エース(エニックス製Cバス音源ボード)
 ・サウンド・エース ライブ(エニックス製Cバス音源ボード)
 ・ASB-01(エスアイエス・プランニング製Cバス音源ボード)
 ・SPB-98(コンピュータテクニカ製Cバス音源ボード)
 ・Sound Blaster(CT2720)(Creative製Cバス音源ボード)
 ※I/Oポートアドレスの出荷時設定は xxD2h らしいですが,PC-486MU/MR/MS/MV/RS,PC-586MV/RV/RA/RX/RT/RJ,PC-486NOTE AT,PC-586NOTE AT,PC-486MEの内蔵音源(ESS688とOPL3)のI/Oポートアドレスも xxD2h で,後者は変更不可.従ってこれらのエプソン98互換デスクトップ機でSound Blaster 16/98を使用する場合には,後者のサウンド部分のI/Oポートアドレスを出荷時設定から変更する必要があります[EPSON98サービス機構の2004年8月15日発行の同人誌,"E-SaPa別冊 蘇るEPSON PC伝説" の EPSON PCの拡張小ネタ集(pp.47-63)の記事によります].
 ・FM Station(八戸ファームウェアシステム製110ピン拡張バス音源ユニット)
 ・FM Station Pro(八戸ファームウェアシステム製110ピン拡張バス音源ユニット)
 ※S-MPU/PCLAPC-N(Roland製MIDIインターフェースボード)のマニュアルはRolandのウェブページで公開されています.

radioc.dat --> NEC PC-98 基本情報 書庫目録
 ・PC-9801-27(NEC製CバスSASIボード)
 ・PC-9861(K)(NEC製CバスRS-232C増設ボード)
 ・PC-9801-09(NEC製Cバス640KB FDD I/F)
 ・PC-9801-14(NEC製Cバスミュージックジェネレータボード)
 ・PC-9801-26(K)(NEC製Cバス音源ボード)
 ・Sound Blaster 16 for PC-9800(CT2720)(クリエイティブメディア/I・Oデータ製Cバス音源ボード)
 ※I/Oポートアドレスの出荷時設定は xxD2h らしいですが,PC-486MU/MR/MS/MV/RS,PC-586MV/RV/RA/RX/RT/RJ,PC-486NOTE AT,PC-586NOTE AT,PC-486MEの内蔵音源(ESS688とOPL3)のI/Oポートアドレスも xxD2h で,後者は変更不可.従ってこれらのエプソン98互換デスクトップ機でSound Blaster 16/98を使用する場合には,後者のサウンド部分のI/Oポートアドレスを出荷時設定から変更する必要があります[EPSON98サービス機構の2004年8月15日発行の同人誌,"E-SaPa別冊 蘇るEPSON PC伝説" の EPSON PCの拡張小ネタ集(pp.47-63)の記事によります].
 ・BM-1000(メルコ製CバスバンクRAMボード)

ぱっくんソフトのページ --> ボード・音源資料 --> PC-9801用拡張ボード資料
 ・PC-9801-26K(NEC製CバスFM音源ボード)
 ・サウンドオーケストラVS(SNE製CバスFM音源ボード)
 ・スピークボード(アイドルジャパン/MSI製CバスFM音源ボード)
 ・MPU-PC98/II(Roland製CバスMPU-401互換MIDIインターフェースボード)

JE1VUJ HOME PAGE --> PC98資料館 --> 拡張ボード一覧 (PC-9801-**) ,拡張ボード一覧 (PC-H98-***)
 ・PC-9801-14(NEC製Cバスミュージックジェネレータボード)
 ・PC-9801-26K(NEC製CバスFM音源ボード)
 ・PC-9801-55U (NEC製CバスSCSiボード)
 ・PC-H98-B10(NEC製NESAバス10BASE-2/5LANボード)

SENRI’s Homepage PC98周辺機器情報局 98Station> --> 98用周辺機器
 ・FM Station(八戸ファームウェアシステム製110ピン拡張バス音源ユニット)
 ・INTER-G(ICM製エプソン98互換機用内蔵SCSI HDDユニット)
 ※割り込みレベルの設定を行うディップスイッチは,SW1-6・SW1-7・SW1-8の誤記と思われます.またINTER-180GEのディップスイッチの接続先はIF-2761/IF-2560のディップスイッチのものと同じであり,かつSW1-9はSW3-3と直結で論理的にはORになっているといいます(noconaさんの2023年7月1日のツイート を参照).

我が家の鉱物の部屋 --> パソコン分解 --> パソコン分解
 ・Avarice AV-050HC(Caravelle製CバスオンボードSCSI HDDユニット)

メルコ サウンドボード一覧
 ・WSR-G(メルコ製Cバスグラフィックアクセラレータ+FM/PCM音源複合ボード)
PC-9801-14 技術情報
 ・PC-9801-14(NEC製Cバスミュージックジェネレータボード)
 ※両者ともUME-3さんのファイル置き場(?)で公開されている資料のようですが,トップページから辿れませんでしたので,ファイルに直接リンクしました.

廃基板工作員さんの2023年12月19日のツイート(12
 ・LHA-12ES(Logitec製CバスSASIボード)

どるこむの過去ログ,[33692] ASB-01 アミューズメントサウンドボードのディップスイッチについて
 ・ASB-01(エスアイエス・プランニング製Cバス音源ボード)
同,
[51609] SPB-98
 ・SPB-98(コンピュータテクニカ製Cバス音源ボード)
同,
9801-84のスイッチ設定
 ・PC-9801-83(NEC製Cバス10BASE2/5 LANボード)
同,PC-9801-104が動かないPC-9801-104PC-9801-104について[24472] CバスLANカードについて
 ・PC-9801-104(NEC製Cバス10BASE-T/5 LANボード)
同,UB Access/PC N98C+
 ・UB Access/PC N98C+(Ungermann-Bass製Cバス10BASE-T/5 LANボード)
 ※Access/PC N98C+のWindows95/98(SE)用ドライバはOSに含まれています.またPC-9801FAでグラフィックアクセラレータを使用する場合には,I/Oポートを00D0hから10D0hに変更する必要があるといいます.またLANケーブルを接続していないとWindows95が起動しないといいます[noconaさんの2022年2月6日のツイート(
12)を参照].
同,[24206] IF-2766ET(ICM)
 ・IF-2766ET(ICM製CバスSCSI I/FとLANの複合ボード)
同,
MDC-555Fの設定について
 ・MDC-555F(緑電子製CバスSCSI I/F)
同,
[49537] MDC-FA552
 ・MDC-FA552(緑電子製PC-9801FA/FS/FX,MATE-A専用SCSI I/F)
 ※MDC-FA552のスイッチには一部機能が不明なものがあります.

武蔵野通信(Internet Archive内) --> 98廢人養成所・九八廢人塾 --> Cバス・LBボードディップスイッチ設定
 ・PC-9821A-E09(NEC製MATE-A用ローカルバスグラフィックアクセラレータボード)
 ・PC-9801-104(NEC製Cバス10BASE-T/5 LANボード)
 ・PC-9801-83/84(NEC製Cバス10BASE2/5 LANボード)
 ・PC-9821A-E11(NEC製MATE-A用ローカルバスグラフィックアクセラレータボード)
 ・PC-9801-121(NEC製CバスISDNボード)

琵琶湖スライムの寝床(Internet Archive内) --> 琵琶湖スライム電脳工房 --> ディップスイッチ設定集
 ・SC-98/98II/98SB(I・Oデータ製CバスSCSIボード)
 ・LHA-15FA(Logitec製SCSI専用スロット用SCSIボード)
 ※どるこむの過去ログ,LHA-15FAのDIP設定 では1GB程度までのHDDに対応しているとされていますが,筆者が確認したところ,NEC製D3872(312MB)は正しく認識しましたが,IBM製DPES-31080(1034MB)は容量を170MBと誤認識しました.しかしA-MATEr's BBS 過去ログ その5には,NEC製D3847(1.6GB)が(恐らく全容量)使用できているとの報告があります.筆者のボードのBIOS ROMはバージョン1.00ですが,1.6GBのHDDが認識できたのはBIOS ROMのバージョンが1.12のボードとのことです.この過去ログにあるように,古いBIOS ROMのボードでは認識可能なHDDの容量が小さいのかもしれません.
 ・IDE-98(I・Oデータ製CバスIDEボード)
 ・PC98M31(Caravelle製CバスSCSIボード/SCSI専用スロット用SCSIボード)
 ※PC98M31については,8連ディップスイッチSW1・SW2の設定しか書かれていませんが,基板上には他に3本ジャンパスイッチSW3・SW4があります.これらについては取説に記載がないといいます(A-MATEr's BBS 過去ログ その0 を参照).筆者がヤフーオークションの商品画像を見た限りでは,すべて両スイッチとも1側2本ショートの設定となっていました.これが出荷時設定なのでしょう.
 ※※PC98M31には同一型番でCバスボード形態のものとSCSI専用スロット用ボード形態のものとが存在したようです.またCバスボード形態のものと同一物かは不明ですが,SCSI専用スロット用ボード形態のものをアダプタ状の基板に装着したCバスボード形態のものも存在しました.オークションIDなどは控えていませんが,ヤフーオークションに出品されたことがあります.また同人サークル "笛を吹く男" の2003年刊行の同人誌,"PC-9821 A-MATEの本(資料編)"(これの刊行後に内容を改訂増補した版が出ています.今のところ第3版までの刊行を確認しています)に画像等が掲載されていた記憶もあります.

赤茄子の街(ミラーサイト:Internet Archive内) --> 青の家 --> EPSON98資料室 --> 3.110pinアダプター動作確認報告 および 4.Lスロット製品データー集
 ・Access/NOTE N98(Ungermann-Bass製110ピン拡張バス用LANユニット)
 ・PCLSCB2(EPSON製LスロットSCSIボード)
 ・NIC-L(EPSON製LスロットLANボード)
 ・IF-2860(ICM製LスロットSCSIボード)
 ※いずれもスイッチ設定情報はなく,リソースの情報のみですが紹介します.
 ※※Access/NOTE N98はWindows95/98に標準で含まれているUB Access/PC N98C+のドライバで動作するとのこと(どるこむの過去ログ,LANカード を参照).

Oh!98(Internet Archive内) --> パソコン --> NEC PC-98のページ --> 拡張ボード
 ・MC98SC4(マイクロスタッフ製CバスSCSI I/F)

メルコ(現バッファロー)ウェブページのQ&Aの2001の記事(Internet Archive内)
 ・EMJ-1000,EMJ-2000,EMJ-4000,EMJ-6000,EMJ-8000,EMJ-12M,EMJ-16M(メルコ製CバスRAMボード)
 ※EMJシリーズの設定資料は98JUNK.DOCなどにもありますが,より詳しい内容が記載されています.なおEMJシリーズは型番の末尾にLやMK-IIなどの文字が付加されたものもありますが,これらの文字列のないものの価格改定(値下げ)版ではないかと思われます(98JUNK.DOCには,末尾がSのものには基板上に増設RAMドータボードEXJ接続用の端子がないとあります).機能やスイッチの設定はこれらの文字のないものと同じと思われます.
 ※※この記事は現在はバッファローのウェブページ上からは削除されているようですので,Internet Archiveに保存されているものをここで紹介することにします.なお筆者はEMJシリーズの取扱説明書を所有していますので,当初はこれを元にテキスト文書としてスイッチ設定資料を作成しようと考えていましたが,メルコのウェブページでこの資料が公開されていることを知り,またスイッチの設定内容に関する情報はこの資料のもので十分と判断しましたので,自身でのスイッチ設定資料の作成と公開は行いませんでした.
 追記:電気的懐古趣味 --> その他 --> PC98などの拡張メモリ (2014年10月17日の記事)にも資料があります.ぱんだネコさんの2023年12月11日のツイート も参照.


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