WAB-1000, WAB-2000, WAP-2000, WAP-4000, WSR-G, WSR-E (メルコ) Cバス用グラフィックアクセラレータボード.グラフィックチップは WAB-1000,WAB-2000,WSR-G,WSR-EではCirrus Logic社CL-GD5428, またWAP-2000とWAP-4000では同社CL-GD5434を搭載.画像メモリは WAB-1000,WSR-G,WSR-Eでは1MB,WAB-2000とWAP-2000では2MB, WAP-4000では4MB.これらのボードはメルコ製CD-ROMドライブ, "CDO-EY"を接続可能(CDO-EYに付属のインターフェースボードと接続 ケーブルが必要:ただしこのCD-ROMドライブにはWindows95用の32ビット ドライバが存在せず,Windows95上では,DOS用のドライバを組み込み MS-DOS互換モードで使用せざるを得ない).他にWSR-GはFM音源 (26K互換)とPCM音源を,またWSR-EはPCM音源をそれぞれ搭載. ボード上にロータリースイッチ1個あり. ・ロータリースイッチSW1:I/Oポートアドレスの設定  0=4xE0H, 4xE1H, 5xE0H, 5xE1H, 46E8H (出荷時設定)  1=4xE2H, 4xE3H, 5xE2H, 5xE3H, 46E8H  2=4xE4H, 4xE5H, 5xE4H, 5xE5H, 46E8H  3=4xE6H, 4xE7H, 5xE6H, 5xE7H, 46E8H  4=設定不可  5=4xEAH, 4xEBH, 5xEAH, 5xEBH, 46E8H  6=4xECH, 4xEDH, 5xECH, 5xEDH, 46E8H  7=4xEEH, 4xEFH, 5xEEH, 5xEFH, 46E8H  ※xは0~FすべてのI/Oポートの使用を意味する. WSR-Gではボード上に他に3本ジャンパスイッチ3つあり.ボード上の文字が 正立する向きにボードを見た場合,・ジャンパスイッチJP12:FM音源部使用 /不使用の設定 左-中央ショート=FM音源部使用/不使用 右-中央ショート=FM音源部不使用 ・ジャンパスイッチJP13:割り込みの設定 左-中央ショート=INT 5 右-中央ショート=INT 6 ・ジャンパスイッチJP22:説明書に記載なし. ※松林さんより下記の情報をいただきました. ---------------------------------------------------------------- WSR-Gには他に3ピンジャンパが3ヶ所あり、変更してみましたがどこが 変わったのかわかりませんでした。 DOS上で使うリソースを変更するんじゃないかと思ったのですが、そう ではないようです。 なお、このボードのWindows95ドライバはINT 5を使用しないことに なっています。 FM音源部がハード的に切り離されているのかどうかはわかりません。 ---------------------------------------------------------------- WAP-2000/4000の製品外箱に記載された設定可能な解像度等は下記の通り. Windows3.1時代の製品であることに注意. ・640×400ドット   16色:ノーマルディスプレイ,マルチシンクディスプレイ対応 ・640×480ドット   256色:ノーマルディスプレイ,マルチシンクディスプレイ対応   65536色:ノーマルディスプレイ,マルチシンクディスプレイ対応   1677万色:ノーマルディスプレイ,マルチシンクディスプレイ対応 ・800×500ドット   256色:ノーマルディスプレイ対応   65536色:ノーマルディスプレイ対応 ・800×600ドット   256色:マルチシンクディスプレイ対応   65536色:マルチシンクディスプレイ対応   1677万色:マルチシンクディスプレイ対応 ・1024×768ドット   256色:マルチシンクディスプレイ対応   65536色:マルチシンクディスプレイ対応   1677万色:WAP-4000のみ・マルチシンクディスプレイ対応 ・1280×1024ドット   256色:マルチシンクディスプレイ対応   65536色:WAP-4000のみ・マルチシンクディスプレイ対応