SIO-2(98) (CONTEC) シリアルI/O(RS-232C)モジュール.転送レートは75〜9600ボー. 入出力ポート2チャネル(2チャネル目はTTLレベルおよび電流ループ (オプション:SIO-2C(98),2400ボーまで可能:TXD,RXDのみ)を ジャンパで選定可能).本ボードの使用には8251のデータシート あるいはそれに準ずる資料が不可欠. ボード上に8連ディップスイッチ2個,4連ディップスイッチ2個, 2本x4ジャンパスイッチ1個,2本x8連ジャンパスイッチ2個,3本x4連 ジャンパスイッチ1個,3本x6連ディップスイッチ1個,3本ジャンパ スイッチ1個あり. 転送方式:非同期シリアル転送,半二重,全二重 装備チャネル数:2チャネル 転送レート:75〜9600ボー 入出力仕様:CH1 RS232C       CH2 RS232C,TTLまたは電流ループ(TXD,RXDのみ) 占有ポート:8ビット 8ポート コネクタ:EIA標準コネクタ(ケーブルは15m以内で使用のこと) 使用LSI:8251相当品 消費電力:DC+5V,600mA 使用環境:0〜50゜,湿度20〜90%(結露なきこと) ・8連ディップスイッチSW1,SW2:I/Oポートアドレスの設定  CONTECの他の制御・計測ボード(PIO-48W(98)などと同じ:SW2の 6-7-8は無効.ON,OFFいずれでもよい)  例)F0D0h    SW1=ON-ON-ON-ON-OFF-OFF-OFF-OFF    SW2=ON-ON-OFF-ON-OFF-OFF-OFF-OFF ポートアドレスとI/Oマップ ■入力側  設定したポートアドレス+0■CH1のRXデータ             +1■未使用             +2■CH1のステータスデータ             +3■未使用             +4■CH2のRXデータ             +5■未使用             +6■CH2のステータスデータ             +7■未使用 ■出力側  設定したポートアドレス+0■CH1のTXデータ             +1■未使用             +2■CH1のモード/コマンド             +3■bit 7=CH1のリセット             +4■CH2のTXデータ             +5■未使用             +6■CH2のモード/コマンド             +7■bit 7=CH2のリセット ・2本x8連ジャンパスイッチ:転送レートの設定.JP4がCH1,JP5がCH2に  それぞれ対応.  JP4の下部のシルク印刷の数字が設定可能なボーレート.この場合ボー  レートの基準クロックは16倍のものに限られる.モードセット時には 注意のこと. ・2本x4連ジャンパスイッチJP1,3本x6連ジャンパスイッチJP3,  4連ディップスイッチSW4:CH2のRS232C/TTLレベル/電流ループの切替 (1)RS232C JP1:すべてオープン JP3:すべてA-C間ショート SW4:OFF-OFF-ON-OFF (2)TTLレベル JP1:すべてオープン JP3:すべてB-C間ショート SW4:すべてOFF (3)電流ループ(オプション,外部電源も必要) JP1:すべてショート JP3:1,4オープン,2,3,5,6はB-C間ショート   相手側のTXD,RXD端子の内部抵抗RA,RBの値を調べ,電流ループ内の 電流が20mAになるようにする:  (外部電源電圧)/(R1(620Ω)+RA)=20mA   (外部電源電圧)/(R6(620Ω)+RB)=20mA SW4:外部接続したループ上で電流あり(20mA)時と電流なし(0mA)時 の内部論理の設定.    以下, 電流■SW4の1(RXD)OFF■同ON■SW4の2(TXD)OFF■同ON の順. 3,4はともにOFF. 電流なし■L■H■H■L 電流20mA■H■L■L■H ・3本x4連ジャンパスイッチJP2,4連ディップスイッチSW3:割り込みの設定  8251から発生する割り込み信号を使用する場合,JP2で割り込みレベルを  選択し,SW3でRXRDY,TXRDYいずれの割り込みを使用するか選択.JP2のCは  割り込み信号ラインに接続されている:C1=INT 0,C2=INT 4,C3=INT 5,  C4=INT 6.  JP2のAがCH1,BがCH2.  SW3の1がCH2のTXRDY,CH2のRXRDY,CH1のTXRDY,CH1のRXRDY.  出荷時設定:SW3:すべてON; JP2:1,2=オープン,3=A-C間ショート,  4=B-C間ショート.この場合,CH1のRXRDYとTXRDYがINT 5,CH2のRXRDYと  TXRDYがINT 6に入力されている.  割り込みを使用しない場合にはJP2を全てオープンにすること. ・3本ジャンパスイッチJP6:BASIC/アセンブラプログラムいずれの場合も 1-2間ショート. コネクタピンアサイン 基板背面から見た場合,コネクタの上の列のピンを, 左から13-12-11-・・・・・3-2-1,下の列のピンを25-24-23-・・・・・16-15-14 と見た場合, CH1   1■FG■フレームグラウンド   2■TXD■RS232C   3■RXD■RS232C   4■RTS■RS232C   5■CTS■RS232C   6■DSR■RS232C   7■SG■信号コモン 20■DTR■RS232C CH2   1■FG■フレームグラウンド   2■TXD■RS232C,TTL   3■RXD■RS232C,TTL   4■RTS■RS232C,TTL   5■CTS■RS232C,TTL   6■DSR■RS232C,TTL   7■SG■信号コモン  17■TXD-■電流ループ(-)  18■TXD+■電流ループ(+)  20■DTR■RS232C,TTL  24■RXD-■電流ループ(-)  25■RXD+■電流ループ(+)