RSB-1000 パラレル (メディアインテリジェント) 高速RS-232C(1チャネル)と双方向パラレルI/F(1ポート)のCバス複合ボード. 諸設定はソフトウェアディップスイッチにより行う.本記事は RSB-2000・ RSB-2000 SCSI2・RSB-1000 パラレル のカタログの記述に基づいており,この カタログには設定メニューの呼び出し方に関する記載はないが,メディア インテリジェント製品での設定メニューの呼び出し方法はキュービジョン製品の もの(本ウェブページの "本体起動時にキーボード操作により行うSCSIボードの 設定列" の記事を参照)と同じと聞いているので,[CTRL]+[GRPH]+[S] を同時に 押しながら電源スイッチまたはリセットボタンを押すと表示されるスイッチ設定 メニュー画面にて諸設定を行うものと思われる. 消費電力は 最大2.94W(+5V=300mA/+12V=60mA/-12V=60mA) ■RS-232C I/F部 仕様はRSB-2000[高速RS-232C(2チャネル)拡張ボード]に準ずる.但し本ボードの RS-232C I/Fは1ポート(オプションケーブル RSB-1000PKK により2ポートに拡張可能). ・転送モード:FIFO転送,キャラクタ転送 ・通信モード:調歩同期(非同期)通信 ・バッファサイズ:チャネル毎に送受信とも1KB ・転送速度:50bps~1,152Mbps(ソフトウェアで設定,最高転送速度はCPU性能や   ケーブル負荷により制限される) ・I/Oポートアドレス:xxB0h~xxBDh,xxBFh(xxはソフトウェアで設定),   00B4h(ソフトウェアでの設定用) ・割り込みレベル:チャネル毎にINT 0,1,2,3,4,5,6,未使用 のいずれかを   選択[同一の割り込み設定(割り込みシェアリング)も可能] ■双方向パラレルI/F部 ・インターフェース:IEEE1284準拠(コネクタはアンフェノールハーフ36ピンメス).   PC-9801-94上位互換. ・転送モード:FIFO転送,キャラクタ転送 ・I/Oポートアドレス:0540h~054Fh ・割り込みレベル:INT 0,1,2,3,4,5,6,未使用 のいずれかを選択