PC-9801-83, PC-9801-84 (NEC) 10BASE-2/5コネクタを持つCバスB4680インタフェースボードEC (=NIC/LANボード).信号伝送方式はベースバンド伝送方式. ボード上に8連ディップスイッチ2個,3連ディップスイッチ1個, ディップ状切替スイッチ1個あり. ・8連ディップスイッチSW1:システムI/Oアドレスおよび本体機種  の設定 1-2:システムI/Oアドレスの設定  ON-ON■0888h, 0889h, 088Bh, 088Ch, 088Dh (出荷時設定)  ON-OFF■1888h, 1889h, 188Bh, 188Ch, 188Dh  OFF-ON■2888h, 2889h, 288Bh, 288Ch, 288Dh  OFF-OFF■3888h, 3889h, 388Bh, 388Ch, 388Dh 3-4:未使用(出荷時設定:ON-OFF) 5-6:本体機種の設定  ON-ON■286/386/486搭載機 (出荷時設定)  ON-OFF■8086/V30搭載機  OFF-ON■PC-98XA  OFF-OFF■設定禁止  ノート/ラップトップの一部はI/O拡張ユニットが必要 7-8:未使用(つねにON-ON) ・8連ディップスイッチSW2:スイッチ固定(つねにON-ON-ON-OFF-ON-OFF-ON-ON) ・3連ディップスイッチSW3:10BASE-2/5の切り替え  ON(C側)■10BASE-2 (出荷時設定)  OFF(E側)■10BASE-5  ※ユーザーズマニュアルの記述ではこのようになっており,出荷時   設定としてON-ON-ONの状態の図が掲載されている. ・ディップ状切替スイッチSW4:10BASE-2/5どちらのインタフェースに  +12V電源を供給するか設定  C側■10BASE-2 (出荷時設定)  E側■10BASE-5 ボード上の空のPLCCソケットは,「将来機能拡張する際に使用する ソケット」.またリザーブエリアとして将来機能拡張する際に, ノーマルモードでD0000h〜DFFFh,ハイレゾモードでE6000h〜EFFFFh のメモリアドレス領域のうち8KBまたは16KBを使用するという. PC-9801U2/UV2/UV21に実装する場合にはカードエッジコネクタ脇 のSWレバーを上向きにする. PC-9801/E/F1/F2/F3/M2/M3/U2/VF2/VM0/VM2/VM4/UV2では 10BASE-2構成時に専用電源PC-9801-77-01Uにより+12Vを供給する必要 あり.これ以外のPC-98では10BASE-2を使用した本ボードを複数枚実装 する場合および他のボードが+12Vを使用している場合専用電源が必要 となる.PC-H98,SV-H98では10BASE-2構成時に専用電源は不要.また 10BASE-5構成時にはPC-98,PC-H98,SV-H98のいずれでも専用電源が 必要. 専用電源ピンアサイン 8 7 6 5 4 3 2 1 1:GND 2:+5V 3:GND 4:PCON 5:+5V 6:GND 7:+12V 8:+5V 10BASE-5コネクタ脇のLEDの機能  背面より見て右側のLED■10BASE-5に+12Vが供給されているときに              点灯,専用電源未接続時,ヒューズ切断時に消灯  背面より見て左側のLED■10BASE-2に+12Vが供給されているときに              点灯,ヒューズ切断時に消灯