MMP-98N, MMP-98N2 (マルチメディアパック98n) (コンピュータテクニカ) PC-9801NS, NS/E, NS/T, NC, NA, NA/C, NS/R, NS/A, NX/C, PC-386NOTE AR, AE, PC-486NOTE ASの110ピン拡張バスに装着する複合インターフェースBOX.グラフィック アクセラレータ,PCM音源,CD-ROMインターフェースを装備.PC本体の拡張バスの カバーを取り外して装着のこと. 消費電力1.75W.拡張コネクタでの消費電力が本体の許容消費電力を超えてしまうので, MMP-98Nを他の拡張コネクタに接続するアダプタ(拡張コネクタのスルー出力を持った SCSI_I/F等)と同時に接続しないこと. 本体のCPUモードは"HIGH"で使用のこと.また256色表示機能が標準的なEMSページ フレームのメモリアドレス(C000Hセグメント)を使用するため,EMS機能は「使用しない」 を選択のこと.なおディスプレイドライバのインストール時に,インストーラは EMM386.exeを発見すると,そのオプションスイッチを自動的に書き換え,EMSのページ フレームアドレスをずらすか,EMSを使用しない設定にするようになっている.レジューム 機能には非対応. PC-486NOTE AS等,サウンド機能が本体に標準装備されている機種では,本体のサウンド BIOSを「使用しない」に設定. 対応OSはWindows3.1.マイクロソフト版Windows3.1をエプソン製の本体で使用している 場合,付属の「サウンドドライバー for W3.1 & DOSユーティリティ」(後期ロットでは, 「ディスプレイドライバ for Windows3.1 & CD-ROMユーティリティ」と合わせて1枚のFD に収められた)では使用不可.この場合,コンピュータテクニカ(機器販売事業部)から 対応ディスクを無償で入手可能(現在は不可能). ●グラフィックアクセラレータ ・CRT出力:640×400ドットまたは800×600ドット,256色(ノンインターレース).  PC-9801のノーマルディスプレイ(水平周波数24kHz)には非対応.水平周波数31kHz対応  のCRTを使用のこと. ・簡易TV出力(ビデオ出力):640×400ドット,256色(インターレース) ・I/Oアドレス:40xxH~5FxxH(xx=D0~EE,ただしE8を除く), 46E8H ・割り込みレベル,DMAチャネルとも消費せず. ●PCM音源 ・ステレオ,サンプリング周波数1, 22, 44.1kHz,量子化ビット数16ビット(リニア)  または8ビット(リニア,μ-Law, A-Law) ・I/Oアドレス:ASICポート=CC0H(変更不可),AD1848ポート=30D0H(~33D0H)(変更不可) ・割り込みレベル:INT 0(INT 1に変更可能) ・DMAチャネル:CH 0(CH 3に変更可能) ※割り込みレベル,DMAチャネルはサウンドドライバインストール時に表示される設定  ウィンドウにおいて設定する. ※DOS用のPCM音源ドライバは,付属の「サウンドドライバー for W3.1 & DOSユーティリ  ティ」中の\DOSディレクトリ中に存在.PCM録音再生プログラムはFDでの運用は不可. ●CD-ROMインターフェース ・MKEバス.松下寿電子製LK-RC562NMに対応. ・I/Oアドレス:30DxH~34DxH(x=2, 4, 6, 8, A, C, E) ・割り込みレベル,DMAチャネルとも消費せず.