IF-2771 (ICM) アドオンボード接続用コネクタを持つマルチベンダ非対応のCバス バスマスタSCSI I/F.55ボード上位互換.Windows95ではバスマスタ 転送よりFIFO転送の方が速い.286以上のCPUを持つ機種に対応 (V30モードでは使用不可).PC-98XAでは本ボード側で使用するDMA チャネルが利用できるスロットで使用のこと(チャネル0:スロット 1,2,3,5/チャネル2:スロット2/チャネル3:スロット3,4,5). またPC-386Sでのバスマスタモードでの使用はシステムクロックが 25MHz時のみ可能.消費電力は非アクセス時260mA (Typical), アクセス時390mA (MAX). ボード上に8連ディップスイッチ2個,4連ディップスイッチ1個, 2本ジャンパスイッチ2個,3本ジャンパスイッチ4個あり. ボード上のジャンパスイッチのシルク印刷は誤解を招くものであるが, ジャンパスイッチの位置は,カードエッジを右に見た場合, JP3 JP5 JP4 JP6 が正しい. ・8連ディップスイッチSW1:本ボードのSCSI ID番号,割り込みレベル,  DMAチャネルの設定 1-2-3:SCSI ID番号の設定  OFF-OFF-OFF■0  ON-OFF-OFF■1  OFF-ON-OFF■2  ON-ON-OFF■3  OFF-OFF-ON■4  ON-OFF-ON■5  OFF-ON-ON■6  ON-ON-ON■7 (出荷時設定) 4-5-6:割り込みレベルの設定  OFF-OFF-OFF■INT 0 (出荷時設定)  ON-OFF-OFF■INT 1  OFF-ON-OFF■INT 2  ON-ON-OFF■INT 3  OFF-OFF-ON■INT 5  ON-OFF-ON■INT 6 7-8:DMAチャネルの設定  OFF-OFF■#0 (出荷時設定)  ON-OFF■設定禁止  OFF-ON■#2  ON-ON■#3 ・8連ディップスイッチSW2:ROMのローカルメモリアドレス (1-2-3-4-5),本体機種の設定(6-7) (8はつねにON.出荷時設定:OFF-ON-ON-OFF-ON-ON-ON-ON) 以下,本体機種■ディップスイッチの設定■ROMのローカル メモリアドレス の順:  PC-98XA■x-x-x-OFF-ON-OFF-OFF-ON■\EC000h〜\ECFFFh  ノーマル/ハイレゾ両用機■OFF-ON-ON-OFF-ON-OFF-ON-ON    ■ノーマルモード時\DC000h〜\DCFFFh    /ハイレゾモード時\EC000h〜\ECFFFh  上記以外■OFF-ON-ON-x-x-ON-ON-ON■\DC000h〜\DCFFFh  ※xはON,OFFいずれでも可.また\は0hまたはFh.  ※B4670II (PC-9864L) との併用時には,ハイレゾモードを持つ   本体では必ずSW2の4-5をON-ONにすること.この場合ローカル   メモリアドレスは\EE000h〜\EEFFFhにセットされる. ・4連ディップスイッチSW3:I/Oポートアドレス,転送モードの設定 1-2:I/Oポートアドレスの設定  ON-ON■CCxh (出荷時設定)  OFF-ON■CDxh  ON-OFF■CExh  OFF-OFF■CFxh  ※xはDMA/バスマスタモード時は0,2,4を,FIFOモード時は   0,2,4,6を表す.  ※出荷時設定以外の設定にするとDISK BIOSからのアクセスが   できなくなる.PC-98B55などの特殊なハードウェアを使用する   場合にのみ変更のこと. 3-4:転送モードの設定  OFF-ON■同期バスマスタ転送 (出荷時設定)  ON-OFF■W-FIFO転送  OFF-OFF■DMA転送  ※同期転送をサポートするSCSI機器と非同期転送のみの機器が混在  する場合はそれぞれの機器に応じた転送方式を機器ごとに自動的に  切り替える. ・3本ジャンパスイッチJP1:変更禁止(出荷時設定:2-3間ショート) ・3本ジャンパスイッチJP2:変更禁止(出荷時設定:1-2間ショート) ・2本ジャンパスイッチJP3:変更禁止(出荷時設定:オープン) ・2本ジャンパスイッチJP4:同期バスマスタ転送の最大速度の設定  オープン■最大10MB/秒 (出荷時設定)  ショート■最大5MB/秒  ※SCSI機器がすべて非同期転送のものの場合には設定変更の必要なし. ・3本ジャンパスイッチJP5:変更禁止(出荷時設定:2-3間ショート) ・3本ジャンパスイッチJP6:変更禁止(出荷時設定:2-3間ショート) EMSドライバを使用する場合には,EMSページフレームが本ボードのROMの ローカルメモリアドレスに重ならないよう注意.またGP-IPボードとの併用 の際にはFIFOモード不可(I/Oポートアドレスが一部重複するため). ICMはI/O拡張ユニットを経由してのHDDの使用は動作保証していない.