HA-FA02W (日本テクサ) PC-9801FA, FS, FX, MATE-Aシリーズの専用SCSI_I/Fスロットに挿すSCSIボード. パラメータ設定によるマルチベンダ対応だがWin95非対応(日本テクサはWin95発売 前にPC-98周辺機器市場より撤退).Win95で使用する場合は,転送モードをDMA転送に 設定し,55ボード用ドライバで認識させる. なお専用SCSI_I/Fスロット用であるので,転送モードはDMA転送,I/O転送(W-GTモード) のみであり,バスマスタモードは存在しない. 基板上のシルク印刷はEZP0184A. 筆者がまりも氏作成のフリーソフトであるe10chk.exeを用いて調べた本ボードの認識 容量の上限は2015MBだった. 設定方法は,JP3以外基本的にHA-55BS4に準ずる. ボード上のJP3はSCSI_ROMを有効にする場合はショート,無効(切り離し)にする場合はオープンにする. MATE-Aではシステムセットアップメニューで内蔵固定ディスクを "切り離す" の設定に すると,内蔵固定ディスクがIDE HDDの場合でも,専用SCSI I/Fに接続されたファイル スロットSCSI機器や外付けSCSI機器も切り離されてしまう.これはPC-9821Ap2/As2, PC- 9821An,PC-9821Ap3/As3の各機種のガイドブックに記載があるが,平成5年2月の 日付のある3枚の正誤表を含め,PC- 9821Ap/As/Aeガイドブックには記載がない.