GA-1024A(L), GA-1280A(L) (I・Oデータ) Cバスグラフィックアクセラレータボード.グラフィックチップは自社製ZF-16. VRAM容量は,GA-1024A(L)では1MB, GA-1280A(L)では2MB.最大消費電力1A. 別売のドライバソフト,「GAハイレゾライブラリ」(GA-JUST,GA-123, GA-CAD)を使用することで,一太郎ver.5,Lotus 1-2-3,AutoCADなどの DOSアプリケーションを高解像度表示で使用可能(Windows3.1からGA-CAD の各アプリケーションは実行できない). GA-JUSTでは最大1280×1024ドット表示が可能(GA-1280Aの場合).また 同時に2つの一太郎を表示可能. GA-CADの対応アプリケーションは,AutoCAD GX-III,AutoCAD GX-5, AutoCAD Release12J,AutoShade,3D Studio,MicroStation PC. AutoCAD Release12J,AutoShade,3D Studio,MicroStation PCでは256色 表示によるリアルなプレゼンテーションを実現.またH98などのハイレゾ モードにも対応. CRT OUT端子を2個(Dサブ15ピン2列/同3列)備える.ディスプレイはどちらの コネクタに接続してもよいが,ディスプレイをそれぞれのコネクタに別々に接続 すると画面が暗くなる. ボード上に6連ディップスイッチ1個と2本x8連ジャンパスイッチ1個あり. 後者の設定はマニュアルに記載なし.8番のみショートというのが出荷時設定 らしいが,中古品では1番のみショートとなっている場合もあった.このジャンパ スイッチは割り込みレベルの設定のピンを含むとも言われるが詳細不明. ・6連ディップスイッチSW1:I/Oポートアドレスの設定 1-2-3:I/Oアドレス下位8ビットの設定(上位8ビットは01h~1Fhまでを占有)  ON-ON-ON■xxD0h~xxD3h  OFF-ON-ON■xxD4h~xxD7h  ON-OFF-ON■xxD8h~xxDBh (出荷時設定)  OF-OFF-ON■xxDCh~xxDFh  ON-ON-OF■xxE0h~xxE3h  OFF-ON-OFF■xxE4h~xxE7h  ON-OFF-OFF■xxE8h~xxEBh  OFF-OFF-OFF■xxECh~xxEFh ※xxは01h~1Fh[SC-NBPCI(PCI SCSI I/F)取扱説明書(14484-01)の付録3では  xx=00h~1Fhとある]. 4-5-6:変更禁止(出荷時設定:ON-ON-ON) ※ビッグスクリーンについて Windows3.1では,低解像度表示でもマウス操作による画面の縦横スクロール で広い表示領域を実現可能.解像度に関係なくGA-1024Aでは最大1024×960 ドット,GA-1280Aでは最大1600×1024ドット表示が可能.すべての解像度 ・色数でビッグスクリーンは有効となるが,65,536色表示モードでは最大 表示領域が狭くなる(GA-1024Aでは最大960×480ドット表示,GA-1280Aでは 最大1024×960ドット表示). ※GA-1024Aのズーム機能について GA-1024Aのハードウェアズーム機能とは,Windows3.1の表示画面を瞬時に 拡大し,マウス操作で水平/垂直方向に高速スクロールできる機能. グラフィック描画中に一部分だけ拡大してドット単位で修正したい時や, プレゼンテーションなどで特に一部分を強調したい時などに有効. (1)[SHIFT]キーを押したままマウスカーソルを画面左上隅に移動. (2)瞬時に画面が2倍に拡大される.マウスによりスクロールが可能. (3)(1)の操作を繰り返すと,画面は4倍,8倍とズームする.元に戻すには 8倍ズームの時に再度(1)の操作を行う. ※GA-1280Aの拡大モードについて GA-1280Aでは機能限定の拡大モードをサポートしている.これはWindows3.1 の800×600ドット以上の解像度表示を640×480ドット表示にし,マウス操作 で本来の表示エリアを水平/垂直方向に高速スクロールできる機能. (1)[SHIFT]キーを押したままマウスカーソルを画面左上隅に移動. (2)瞬時に画面が640×480ドット表示となる.マウスによりスクロールが可能. (3)(1)の操作を繰り返すと,画面は4倍,8倍とズームする.元に戻すには 再度(1)の操作を行う.