AD-ET2-2 (ICM) ICM製CバスSCSI I/F,IF-2766,IF-2771,C♭ETシリーズのセカンドバス コネクタに装着するLANボード.LANコネクタはBNCコネクタ(10BASE-2). 転送は16ビットバスマスタ.ベースI/Oアドレス,割り込みレベル, ケーブルタイプは付属のSETUP.EXEにより設定(出荷時設定:ベースI/O アドレス=56D0h,INT=1(IRQ=5),コネクタタイプ=BNC) ・I/Oポートアドレスの設定 以下, 設定値■I/Oポートアドレス の順  4■46D0h〜47DFh  5■56D0h〜57DFh (出荷時設定)  6■66D0h〜67DFh  7■76D0h〜77DFh  8■86D0h〜87DFh  9■96D0h〜97DFh  A■A6D0h〜A7DFh  B■B6D0h〜B7DFh ・他のI/FとのI/Oポートの競合について (1)Canopus製Power Window 801G/928G/928II(出荷時設定:x6D0h〜x6DFh  /設定可能範囲:xyD0h〜xyDFh,ただしx=0〜Fのすべて,y=1, 2, 3, 4, 5,  6, 7のうちいずれか1つ) 出荷時設定では競合が発生するが,本ボードのI/Oアドレスをどのように変更 してもPower Window 801G/928G/928IIの出荷時設定では競合してしまう. 従ってPower Window 801G/928G/928IIのI/Oポートアドレスを初期値のx=6 からx=1〜5に変更する必要がある. (2)Canopus製IMAGEPAQ-98(出荷時設定:18D0h〜18DFh/設定可能範囲:  xxD0h〜xxDFh,ただしxは任意) 出荷時設定では競合しないが,xx=46, 47, 56, 57, 66, 67, 77, 86, 87, 96, 97, A6, A7, B6, B7の場合競合が発生するので注意. (3)メルコ製WSP-L(出荷時設定:40E0h/設定可能範囲:4xE0h,ただし  x=0〜Fまで) 出荷時設定では競合しないが,x=6の場合に競合. (4)メルコWSR-E(出荷時設定:4xE0H, 4xE1H, 5xE0H, 5xE1H, 46E8h  /設定可能範囲:4xE0h, 4xE1h, 5xE0h, 5xE1H, 46E8h■4xE2h, 4xE3h,  5xE2h, 5xE3H, 46E8h■4xE4h, 4xE5h, 5xE4h, 5xE5H, 46E8h■4xE6h,  4xE7h, 5xE6h, 5xE7H, 46E8h■4xEAh, 4xEBh, 5xEAh, 5xEBH(注), 46E8h  ■4xECh, 4xEDh, 5xECh, 5xEDH, 46E8h■4xEEh, 4xEFh, 5xEEh, 5xEFH,  46E8h,ただしx=0〜F) 出荷時設定では競合し,WSR-EのI/Oアドレスをどのように変更しても出荷時 設定のままでは競合する.従って本ボードのI/Oベースアドレスのスタート を66D0h以降に設定する必要がある. 注:AD-ET2-2のユーザーズマニュアルでは5xE3とあるが,誤植であろう. I・Oデータ製GA-1024/GA-1280,NEC製PC-9801-73,クリエイティブメディア 製Sound Blaster 16とはI/Oポートアドレスの競合は発生しない.ただし Sound Blaster 16(INT出荷時設定:1/設定可能範囲:0, 1, 4, 5)の 出荷時設定ではLAN部と競合するので,Sound Blaster 16のINTを4または 5にするか,本ボードのINTを2または5にする必要がある.またEPSONの PCPHDPA(INT出荷時設定:1/設定可能範囲:0, 1, 3)の出荷時設定 でもLAN部と競合するので,PCPHDPAのINTを3にするか,本ボードのINT を2または5にする必要がある. 本資料は1994年11月1日発行のユーザーズマニュアルの記述に基づく.