PC-9821Nb7・Nr13等では,FDDユニットを本体に内蔵させることも,外付け用ケーブル(PC-9821NB-K01)を用いて外付けにすることもできます.ここではこの外付けケーブルにFDDユニットを接続した状態での,PC本体と接続する外付けケーブルのアンフェノールハーフピッチ26ピンオスコネクタとFDDユニット内部のFD1238Tと接続する26極フィルムケーブルオスコネクタ間での結線について述べます.FD1238Tのピンアサイン,PC-9821NB-K01の結線とPC-9821Nb7・Nr13等用FDDユニットの内部結線 も参照して下さい. 以下,PC本体と接続するアンフェノールハーフピッチ26ピンオスコネクタのピン番号 26極フィルムケーブル(オス)のピン番号 (信号名) の順です.FD1238T(調査は同等品のTEAC製FD-05HG 4688-Uを用いて行いました)に接続した状態での導通状態の調査結果です. |
FD1238Tの9ピンはHEAD LOADと一応考えていますが,これがGNDに接続された状態で動作するよう設計されているのでしょう(注).調査に使用したFD-05HG自体は,9ピンと15・17・19・21・23・25ピン間に導通がありませんでした.しかしFDDユニット内部のフィルムケーブルにおいて,FDDの9ピンへの信号ラインと15・17・19・21・23・25ピンへの信号ラインが合流していました. 注:HEAD LOAD信号ピンをGNDに接続することについては,もしかしたら開発室 --> 色々な5インチFDDをAT互換機に付けてみる の "HEAD LOAD信号の作り方" の項も参照して下さい. |