LFA-19のMATE-A用12ピンサブケーブル
接続用コネクタと外部50ピンコネクタとの結線


PC-98用のLogitec製1MB FDD I/FであるLFA-19の,MATE-A用12ピンサブケーブル接続用コネクタ(CN5:Aコネクタ)と,外付けFDD接続用の外部フルピッチ50ピンコネクタとの間の結線状態です.前者のピンアサインは,HAMLIN's PAGE --> FDD関係 --> FDD_24 A_MATE用FDD_I/F を,また後者のピンアサインは,VFOありFDDの外付け化 をそれぞれご覧下さい.
MATE-A用1MB FDD I/Fの最後の製品であろう,ランドコンピュータのLIF-1MF3の販売終了を確認しましたので,本記事を公開します.

図中の四角で囲まれた数字は,12ピンサブケーブル接続用コネクタのピン番号で,その下の文字列がそのピンの信号名です.また角の丸い四角で囲まれた数字は,外部フルピッチコネクタのピン番号で,その下の文字列が信号名です.
 IC名に続けて書かれている括弧内の文字列は,そのICを指す基板上の文字列です.また,IC付近の丸で囲まれた数字は,そのICのピン番号です.8ピンサブケーブル接続用コネクタ(CN4:Bコネクタ)とMULTi/CanBe用12ピンサブケーブル接続用コネクタ(CN6:M3コネクタ)との間に結線がある場合には,それも含めました.

DS3・DS2・FILE UNSAFE RESET・LOW WRITE CURRENT・SYNC・MFM/FMの6つの信号が反転信号で,WINDOW・FILE UNSAFE・TWO SIDE DISK・READ DATAの4つの信号が非反転信号です.FILE UNSAFE RESET・LOW WRITE CURRENT・FILE UNSAFEの3つの信号の極性は,恐らく本記事で初めて公開されるものです(注).
 注:他の信号の極性を初めて公開したのは,同じくLFA-19の信号の調査結果に基づくというHAMLIN's PAGE --> FDD関係 --> FDD_24 A_MATE用FDD_I/F の記事(2004年3月20日掲載)であろうと思います.なお本記事のデータ自体の初出は,リサイクル掲示板2007年12月分過去ログの "[20210] mate-Aの12ピンミニコネクタ" スレッド の12月9日の投稿です.

10ピンと12ピンについては,以下のようになっています.
 (1) Ap2/U2・As3/C8Wとも,マザーボード上の12ピンコネクタの10ピンも12ピンも,何も接続されていない場合にはGNDとの間に導通がない.また10ピンと12ピンとの間にも導通がない.
 (2) LFA-19の12ピンコネクタの10ピンはGNDと導通があるが,12ピンはない.
 (3) マザーボードとLFA-19のコネクタ同士を12ピンサブケーブルで接続すると,LFA-19をCバスコネクタに装着しなくてもLFA-19の12ピンコネクタの12ピンと10ピンの間に導通が生じる.
 (4) LFA-19をCバスコネクタに装着すると,LFA-19の12ピンコネクタの10・12ピンと,本体のGND(ファイルベイバックボードの電源ケーブルのGND端子)との間に導通が生じる.
すなわち,12ピンサブケーブルでMATE-A本体と接続された場合に初めて,両ピンともGNDに接続されます.





















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