一次資料である 日本電気株式会社 (1986). FD1157D 5 1/4"フロッピィディスク装置概説書(806-520461-0)REV.1 と 日本電気株式会社 (1987). FD1157C 5 1/4"フロッピィディスク装置概説書(806-520455-0)REV.4 に拠ったFD1157CとFD157Dの信号コネクタのピンアサインとジャンパスイッチの意味です. ■FD1157C 以下,ピン番号 信号名 信号の方向 の順です.信号の方向(入力・出力)はFD1157C側から見た場合のものです. |
ジャンパスイッチの意味です. |
■FD1157D 以下,ピン番号 信号名 信号の方向 の順です.信号の方向(入力・出力)はFD1157D側から見た場合のものです. |
ジャンパスイッチの意味です. |
ジャンパスイッチの設定は,エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98FDDドライブ設定表 --> FD1155D設定表,FD1157D設定表,FD1157D設定表(2) にも資料があります.この資料にはFD1157DをPC-98で使用する場合のジャンパスイッチの設定も記載されています.なおFD1157C・FD1157Dとも,消費電流[起動時電流(瞬時波高値)/定常時(READY時平均)電流]は,+12Vが900mA/210mA,+5Vが460mA/460mAであり,また消費電力(READY時平均)は4.8Wです. ※LM1・LM2ジャンパスイッチについて これらのジャンパスイッチのあるブロックにおけるランド名は,制御基板のカードエッジを右に見た場合,右から順に,DWN,LM0,LM1,LM2です.このうちDWNとLM0はジャンパポストが実装されていない空きランドです,3本ジャンパポストの実装されている2つがLM1ジャンパスイッチとLM2ジャンパスイッチです.LM0,LM1,LM2はシルク印刷されたランド名が実際のランド名(ジャンパスイッチ名)に対して左に一個ずつずれていますので注意が必要です. FD1157CをPC/AT互換機で使用する場合,LM1を0(0側2本ショート),LM1を1(1側2本ショート)の設定(ドライブセレクト条件)にしなければアクセスランプが点灯しないといいます(WIDENETさんの2022年3月11日のツイート を参照.なおこのツイートでのM1とM2はそれぞれLM1とLM2の誤記です). なおFD1157Dはヘッドロード機構を備えていますが,FD1157Cではヘッドロード機構とホップアップ機構を取り除いたものも用意できると概説書にありますので,これらがないものも存在すると思われます. |