HDVS-UM (I・Oデータ) 外付けUltra SCSI対応HDDユニット.IDE-SCSI変換基板(注)を内蔵しており,ドライブ にはIDEHDDが採用されている.ラインナップは手元のHDVS-UM SERIES取扱説明書では HDVS-UM4.3G,HDVS-UM6.4G,HDVS-UM8.4G,HDVS-UM13Gとなっているが,これは版が古い らしく,他にHDVS-UM16G,HDVS-UM200G,HDVS-UM30G,HDVS-UM60Gというものも確認 している.SCSI  注:筆者の手元のHDVS-UM13Gのものは HDVS-UM-5 IOD93042 I・O DATA I・O980416    HIMAWARI 091. コネクタはDサブハーフ50ピン.B.H.A.社製フォーマッタ,"B's Crew"が付属.PC-98では CPUが386以上の機種に,MS-DOSはver.6.2以降に対応. 背面のSCSI-ID設定用スイッチ左横にモード切り替え用スイッチあり. モードは以下の3種類: ・ノーマルモード……全容量を1つのHDDとして使用. ・マルチドライブモード……全容量を二分割して,2台のドライブとして使用.2つの              ドライブの順番の入れ替えや,片方のドライブのみ使用              することも可能.マルチドライブモードの2つのドライブ              をそれぞれHDVS-UMxxG-1,HDVS-UMxxG-2と呼ぶ. ・プログラムモード……マルチドライブモードの分割比率の変更や,パスワードロック            をかけたりする場合に使用.これらの操作は付属の"HDVS-UM            SMD" CD-ROM内の"HDVS-UM Utilitiy"により行う.            パスワードを設定した時点でロックがかかる.起動ドライブに            対してドライブロック機能を使用すると起動できなくなるので            注意のこと.パスワードを忘れた場合は,そのHDVS-UMシリーズ            は使用不可となる(1999年8月発行のマニュアルではパスワード            を忘れた場合に再フォーマットしてパスワードの解除を可能に            するユーティリティをI・Oデータのサイトで公開予定とある). 以下, モード切り替え用スイッチ■モード名■モードの説明 の順: 0■ノーマルモード■HDVS-UMシリーズを1つのドライブとして使用 1■未使用■設定禁止 2■未使用■設定禁止 3■マルチドライブ1(2分割)■HDVS-UMxxG-1,HDVS-UMxxG-2の順で認識される 4■マルチドライブ2(入替)■HDVS-UMxxG-2,HDVS-UMxxG-1の順で認識される 5■マルチドライブ3(切替1)■HDVS-UMxxG-1のみが認識される.このモードで認識               されないドライブはフォーマットや領域確保不可. 6■マルチドライブ4(切替2)■HDVS-UMxxG-2のみが認識される.このモードで認識               されないドライブはフォーマットや領域確保不可. 7■プログラムモード■Super Multi Drive設定ユーティリティを使用する場合に設定 ※別な取扱説明書(本資料作成に使用したものより古いものと思われる)では,7は予約で  設定禁止とある. ※※"ファームウェアアップデートプログラム送付のご案内"(S-44-1/2,2/2)には,   HDVS-UM13G専用のファームウェアアップデートプログラム(注)を適用する場合,   モードスイッチを7に設定しプログラムモードにせよとある.    注:Windows95/98で,B's Crew for Windowsにより起動ドライブの内容をHVS-UM13Gに      コピーしようとすると,MS-DOSモードで再起動後にコピー画面で継続不能に      なる問題を改善という. マルチドライブモードでの注意点: ・分割比率は出荷時には1:1に設定されている.この比率を変更する場合は,プログラム  モードに設定後Super Multi Drive設定ユーティリティを起動する. ・マルチドライブ1またはマルチドライブ2では,HDVS-UMxxG-1,HDVS-UMxxG-2のそれぞれで  複数のパーティションを作成できる.作成したパーティションのそれぞれにドライブ名が  割り当てられる. ・マルチドライブモードでOSやアプリケーションのインストール後にモードを変更する  と,ドライブ名が変わるため正常に動作しなくなる場合がある. ・OSのインストールはマルチドライブ3または4で行う.1,2ではOSによって他のOSの  ファイルが破壊される場合がある. ・マルチドライブ1またはマルトドライブ2で使用する場合には,本機のSCSI-IDを6に設定  しないこと.これは分割してできた2つの領域(HDVS-UMxxG-1とHDVS-UMxxG-2)に連続した  別々のSCSI-IDが割り当てられるため.例えば本機のSCSI-IDを3に設定した場合,実際に  使用されるSCS-IDは3と4になるが,本機のSCSI-IDを6に設定した場合,HDVS-UMxxG-2の  SCSI-IDが7となり,SCSI I/FのSCSI-IDとバッティングして故障や破損の原因となる. 一度使用したノーマルモード <--> マルチドライブモードの切り替えを行う場合には 全パーティションの削除および再フォーマットが必要.マルチドライブ1~4の間で切り 替える場合には再フォーマットの必要なし. 本機のIDE-SCSI変換基板の特性については,本ウェブページの PC-98 tips集 の "ハードディスク・ストレージI/F・IDE HDDの代替としてのCF・システム起動可能なRAM ドライブ等関連" の章を参照.