BJ-300J/BJ-330J + BJV-800/BJV-1000 (Canon) バブルジェットプリンタBJ-300J/BJ-330Jは,ESC/P24-J84制御コード対応の コントロールカードBJV-800/BJV-1000を装着することにより,EPSON製ドット インパクトプリンタVP-800/VP-1000のソフトウェア機能をエミュレーション 可能(BJV-800/BJV-1000はESC/Pスーパーはサポートしていないので,PC-PR モードのよるNEC製PC-PR201プリンタとの互換機能はなし). BJ-300J/BJ-330J背面に8連ディップスイッチ(データスイッチ),4連ディップ スイッチ(セレクトスイッチ),タクトスイッチ各1個あり.データスイッチの 設定は,セレクトスイッチの設定に応じて4つのグループに分類される.設定 した項目の内容はタクトスイッチを押した時点で登録されるが(設定内容が登録 されるとブザーが1回鳴る;設定内容が無効の場合にはブザーは4回),設定内容 を有効にするには[改行/改ページ]キーを押しながら[給紙/排紙]キーを 押すか,いったん電源を落として4秒以上後に再度電源を投入する必要あり. ・グループ1の設定:セレクトスイッチ=ON-OFF-OFF-OFF 以下,データスイッチの設定: 1:自動改行の設定  ON=自動改行する OFF=自動改行しない 2:ANK文字の縮小印字設定  ON=ANK文字縮小印字  OFF=ANK文字通常印字  ※ONで10CPIまたは12CPIのANK文字の横幅を約1/1.7に縮小して印字.プロポー   ショナル印字の場合は横幅を約1/2にして印字.15CPIのANK文字は縮小されない. 3:文字コード表の選択  ON=拡張グラフィック文字コード表  OFF=カタカナ文字コード表 4:ミシン目スキップ機能の選択  ON=ミシン目スキップ機能有効  OFF=ミシン目スキップ機能無効  ※ONで連続紙の各ページのミシン目の部分に1インチ幅の印字しない行を設定. 5:ショートティアオフ機能の選択  ON=ショートティアオフ機能を使用する  OFF=ショートティアオフ機能を使用しない  ※ONで連続紙使用時に印字終了後ミシン目で切り離せる位置まで自動的に紙送りする. 6:未使用,つねにOFF 7:ANK文字の印字品位の選択  ON=ANK文字ドラフト印字  OFF=ANK文字高品位印字 8:DC3コードの許可の設定  ON=DC3コード有効  OFF=DC3コード無効 ・グループ2の設定:セレクトスイッチ=OFF-ON-OFF-OFF 以下,データスイッチの設定: 1:未使用,つねにOFF 2:縮小モード時の印字濃度の選択  ON=縮小モード時低濃度印字  OFF=縮小モード時高濃度印字 3:ビットイメージ(グラフィック,罫線文字,縦倍角文字)の印字濃度の選択  ON=ビットイメージ標準濃度印字  OFF=ビットイメージ高濃度印字 4:オートシートフィーダ機能の選択  ON=オートシートフィーダを使用する  OFF=オートシートフィーダを使用しない 5:未使用,つねにOFF 6:連続紙のページ長の選択  ON=用紙長12インチ  OFF=用紙長11インチ 7:ビットイメージ印字時の印字方向の選択  ON=両方向印字(印字ヘッドの往復動作で印字)  OFF=片方向印字(左から右への片方向のみで印字)  ※通常のアプリケーションではイメージ印字時に片方向印字が指定される. 8:印字速度の選択  ON=高速  OFF=標準速度 ・グループ3の設定:セレクトスイッチ=OFF-OFF-ON-OFF 以下,データスイッチの設定: 1:縮小印字機脳の選択  ON=縮小時にフォームを行わない OFF=縮小時にフォームを行う  ※連続紙に印字するデータをカット紙に縮小して印字する機能(マニュアルでは   スイッチの設定が図と説明文の一部に矛盾あり.ここでは図の表示に基づく). 2:紙幅センサ機能の選択  ON=紙幅センサ無効  OFF=紙幅センサ有効 3-4-5:未使用,つねにOFF-OFF-OFF 6:BJ-300Jの印字開始位置の設定  ON=印字位置を13.4mm左にずらす  OFF=印字位置をずらさない 7:カット紙の給紙位置の選択  ON=8.5mm  OFF=22mm 8:印字行数の追加  ON=印字行数を1行増やす(1/6インチ上余白減少)  OFF=印字行数を増やさない ・グループ4の設定:セレクトスイッチ=OFF-OFF-OFF-ON 以下,データスイッチの設定: 1:ハガキ給紙位置の選択  ON=ハガキ用の給紙位置(上余白10mm) OFF=通常の給紙位置 2-3-4-5-6-7-8:未使用,つねにOFF-OFF-OFF-OFF-OFF-OFF-OFF ※シリアルインターフェースボード(型番不明)について:  (基板上に10連ディップスイッチ1個,3本ジャンパスイッチ4個あり) ・10連ディップスイッチ 1-2-3:転送速度の設定  ON-ON-ON=300bps OFF-ON-ON=600bps ON-OFF-ON=1200bps OFF-ON-OFF=2400bps ON-OFF-OFF=4800bps OFF-OFF-OFF=9600bps ON-ON-OFF=19200bps 4-5:パリティの設定 OFF-OFF=パリティなし OFF-ON=パリティ無効 ON-OFF=奇数パリティ ON-ON=偶数パリティ 6:データ長の設定  ON=7ビット  OFF=8ビット 7:ストップビット数の設定  ON=2ビット  OFF=1ビット 8:XON/XOFF制御の設定  ON=XON/XOFF制御を行う  OFF=XON/XOFF制御を行わない 9-10:未使用,つねにOFF-OFF ・3本ジャンパスイッチJP1,JP2,JP3,JP4:信号線の状態の設定  出荷時設定:すべて中央-右ショート(OFF側).信号を変化させる場合はその信号  に対応するジャンパスイッチを左-中央ショート(ON側)にする. JP1=受信要求(RTS) JP2=データセットレディ(DSR) JP3=データターミナルレディ(DTR) JP4=送信可(CTS)