本体起動時にキーボード操作により行うSCSIボードの設定


SCSIボードの中には,全部あるいは一部のスイッチ設定,およびパラメータ解析(マルチベンダ対応ボードの場合)をPC-98本体起動時のキーボード操作により行うものがあります.PC-98用拡張ボードのスイッチ設定に掲載されているボードのものをメーカー毎にまとめました.

■メルコ
・IFN-92S,IFN-SC,IFN-SCY,IFC-NN,IFN-NS
割り込みレベル,DMAチャネル,転送方式等は,[CTRL]+[GRAPH]+[S] を押したまま電源ONまたはリセットスイッチONにより起動するボードスイッチ設定メニューにより設定する.EPSON機の場合には,[CTRL]+[GRAPH] を押しながら起動するとPC本体の環境設定メニューが立ち上がり,[CTRL]+[GRAPH]+[S] を押しても「ボードスイッチ設定メニュー」が表示されない場合があるが,その場合には [CTRL]+[GRAPH]+[S] を小刻みに押したり離したりすること.
HDDパラメータ自動解析プログラムは,本体電源ONまたはリセット後,画面左上に
  MELCO SCSI SYSTEM Ver.X.xx XX/XX/XX
  Connect ID = 0 1 2 ・・・
の文字列が表示されたら,[CTRL]+[GRAPH]+[P] を押して起動する.

・IFC-USP-M
ボードの各種設定は,本体の電源をONにした後,画面に "HIT to run SCSI Setup Menu" というメッセージが表示されている間に [CTRL]+[A] を同時押しすると表示されるセットアップ画面で行う.

■I・Oデータ
・SC-98III,SC-98IIIP,SC-98IIISB,SC-98IIIPSB
割り込みレベル,DMAチャネル,ROMアドレス,本体機種タイプ,転送方式は,本体起動直後に [CTRL]+[GRAPH]+[S] を押すと起動するセットアップメニューにて設定する.
HDDのパラメータ解析は,本体起動時のメモリカウント終了後,画面に [ID] と [Device] が表示されたら,[CTRL]+[GRAPH]+[P] を押すと起動する自動解析ユーティリティにより行う.

■ICM
・IF-2768,IF-2769
割り込みレベル,DMAチャネル,転送モード等の設定は,本体起動/リセット時に [CTRL]+[S] キーを押したままにすると表示される設定メニュー画面にて設定する.
ディスクパラメータが "ANL" に設定されている場合,本体起動時にHDDパラメータの自動解析が行われる.HDDパラメータ解析プログラムを手動で起動させるには,本体起動/リセット時に [CTRL]+[A] キーを押したままにする.

■緑電子
・MDC-925L,MDC-926RS
本体起動直後に鳴るピポッという音,あるいはメモリチェックの直後に [CTRL]+[SHIFT] キーを同時に押し続けると起動するI/Fボード設定プログラム上で行う.ボードにハードディスクないしターミネータが接続されている必要がある.

■ELECOM
・EIF-98AW,EIF-98AWII, EIF-98AWIII
[カナ] および [CAPS] キーをオフにし,メモリチェック開始後 [SHIFT] キーを押してスイッチ設定プログラムを起動する.

■日本TEXA
・HA55BS4,HA55BSW,HA-FA02W
ボードの設定は本体起動時に [T]+[S] を同時に押し続けることで起動するスイッチ設定ユーティリティで行う.

■Logitec
・LHA-202,LHA-203
設定の殆どは,本体電源投入後ピピピ……という音がするまで [CTRL]+[L] を押し続けて表示されるセットアップメニューで行う.

・LHA-301,LHA-301A
PnP環境以外では,BIOS ROMアドレス,割り込みレベル,DMAチャネル,転送方式等を,本体起動時に [CTRL]+[L] キーを押し続けると表示されるセットアップメニューにより設定する.
自動解析ユーティリティの起動方法は以下の通り.
本体電源投入後,画面左上に "Logitec LHA-301 SCSI BIOS Verx.xx Initializing..." と表示されたら,[CTRL]+[GRPH]+[L] キーを押し続ける.画面左上にSCSI IDとSCSI機器のリストが表示され,その下に [analyze on] と表示されたらキーから手を離す.

■キュービジョン
・WaveMaster
割り込みレベル,DMAチャネルをはじめとする諸設定は,[CTRL]+[GRPH]+[S] を同時に押しながら電源ONまたはリセットにより呼び出した設定画面で行う.
パラメータの自動解析では,起動時のSCSI IDチェック中に [CTRL]+[GRPH]+[P] を同時に押し,[analyze on] の表示が出たらキーから指を離す.

・WaveSmit
パラメータ解析は本体起動時に [CTRL]+[GRPH]+[S] を同時に押すことにより行う.

・WINnote 98
ハードウェアの設定は,[CTRL]+[GRPH]+[S] を同時に押しながら電源スイッチまたはリセットボタンを押すと表示されるスイッチ設定メニュー画面にて行う.
パラメータの自動解析は,本体電源投入後,"WINnote98 BIOS REV 1.00...."の表示が出たら,[CTRL]+[GRPH]+[P] を同時に押し続けると起動するHDパラメータ自動解析プログラムで行う.解析が正常に終了したら [ESC] キーを押し,「終了してもよいですか?」のメッセージに対して「はい」を選択し,そのハードディスクのフォーマット情報を登録する.