WaveSmit(キュービジョン) サウンドとSCSI-2(SMIT転送)の複合ボード.Windows95対応(Plug & Play対応). ボード上にWaveSmitの文字はなく,QV080723M2■ の文字列がある. ROM BIOS ver. 1.06以上でMMX対応らしい.またROM BIOSのアップデートにより WindowsNT4.0にも対応.Windows2000での動作事例あり. SCSI部の認識容量限界はキュービジョンは4.3GBまでと述べていたが,実際には 8.4GBまでの認識報告あり.SCSI部分のハードウェア設定は,[CTRL]+[GRPH]+[S] を 同時に押しながら電源スイッチまたはリセットボタンを押すと表示されるスイッチ設定 メニュー画面で行う.またパラメータ解析は本体起動時に[CTRL]+[GRPH]+[P]を同時に 押して実施する. サウンド部は86互換でありながら118ボード同等のPCM音源(WSS対応)も搭載. 旧製品に比し,Windows95対応ソフトでの音飛びを改善. PCM音源:新設計86互換PCM音源,録音・再生機能,ステレオ,8/16ビット,      サンプリングレート11.025kHz,22.05kHz,44.1kHz FM音源:新設計86互換FM音源,再生機能,FM6音(ステレオ),リズム6音(スレテオ),     SSG3音(モノラル) WaveBlaster互換MIDI音源増設コネクタには,キュービジョン製MidiStar/GS (GS音源),NEC製PC-9821CS-B02(XG音源),YAMAHA製DB50XG(XG音源), クリエイティブメディア製WaveBlaster2(GM音源)等のMIDI音源サブボードが 増設可能.またWindows95対応IBM/AT GamePort互換のジョイスティックポート (SoundBlaster互換)を装備し,PC/AT互換機用ジョイスティックを接続可能. またI・Oデータ製MIDI機器接続ケーブル"SB-MA"を接続し,外部MIDI音源装置や MIDIキーボードを接続可能. 以下, メーカー■製品名■Windows95標準の音を鳴らす■Windows95ゲームソフト の音を鳴らす■Windows3.1標準の音を鳴らす■Windows3.1ゲームの音を鳴らす■ MS-DOSで98DOSゲームの音を鳴らす■Windows95のDOSプロンプトで98DOSゲームの音 を鳴らす の順: NEC■PC内蔵サウンド機能(PCM音源のことらしい)■○■○■○■○■×■× Qvision■WaveSMIT■○■○■○■○■○■○ Creative■SoundBlaster■○■○■○■○■△■△ NEC■PC-9801-118■○■○■▲■▲■×■× NEC■PC-9801-86■○■×■○■○■○■× Qvision■WaveMaster■○■×■○■○■○■× Qvision■WinDuo■○■×■○■○■○■× Qvision■SecondBus86■○■×■○■○■○■×  ○=OK,▲=PCMが鳴らない,△=対応しているゲームが少ない,  ×=まともに音が鳴らない 8連ディップスイッチ SW1:PnPパソコンの設定 ON:PnP機能有効(この場合,SW2,3も必ずONにする) OFF:PnP機能無効(この場合,SW4-8が有効になる) SW2:MIDI(MPU)の設定 ON:MPU機能有効 OFF:MPU機能無効 SW3:86互換サウンドの設定 ON:86互換サウンド機能有効 OFF:86互換サウンド機能無効 SW4:WSSモード時におけるPC本体のDMAチャネルの設定 ON:Ch3 OFF:Ch0 SW5:FM音源のI/Oアドレスの設定 ON:0288 OFF:0188 SW6:FM・PCM音源の割り込みレベル(INT)の設定 ON:INT6(IRQ13) OFF:INT5(IRQ12) SW7:MIDI(MPU)のI/Oアドレス設定 ON:E4D0 OFF:E0D0 SW8:MIDI(MPU)の割り込みレベル(INT)の設定 ON:INT4(IRQ10) OFF:INT2(IRQ6) 2連ディップスイッチ SW1:設定禁止(OFF固定) SW2:SCSI機能の設定 ON:SCSI機能有効 OFF:SCSI機能無効(切り離し) ----------- NT4.0で「I/Oポートが見つかりません」の表示が出た場合,Windows95や Windows3.1またはMS-DOSのPnP機能によって設定されたIRQやI/Oポートが 本体に保存されたままになっているので,Windows95でPnP機能を作動させ てこれらの値を変更するか,Windows3.1のPnPサポートソフトウェアから 変更して再度セットアップのこと.