RSB-2000 SCSI2 (メディアインテリジェント) 高速RS-232C(1チャネル)とバスマスタSCSII/FのCバス複合ボード. CPUが80286以上の機種に対応.PC-9801-55U上位互換,PC-9801-92パラメータ 使用可能.マルチベンダ対応.諸設定はソフトウェアディップスイッチにより 行う.本記事は RSB-2000・RSB-2000 SCSI2・RSB-1000 パラレル のカタログの 記述に基づいており,このカタログには設定メニューの呼び出し方に関する記載は ないが,メディアインテリジェント製品での設定メニューの呼び出し方法は キュービジョン製品のもの(本ウェブページの "本体起動時にキーボード操作に より行うSCSIボードの設定列" の記事を参照)と同じと聞いているので, [CTRL]+[GRPH]+[S] を同時に押しながら電源スイッチまたはリセットボタンを 押すと表示されるスイッチ設定メニュー画面にてリソースの設定を行い, 本体起動時に [CTRL]+[GRPH]+[P] を同時に押すことでHDDのパラメータ解析を 行うものと思われる. 消費電力は 最大3.94W(+5V=500mA/+12V=60mA/-12V=60mA) ■RS-232C I/F部 仕様はRSB-2000[高速RS-232C(2チャネル)拡張ボード]に準ずる.但し 本ボードのRS-232C I/Fは1ポート. ・転送モード:FIFO転送,キャラクタ転送 ・通信モード:調歩同期(非同期)通信 ・バッファサイズ:チャネル毎に送受信とも1KB ・転送速度:50bps~1,152Mbps(ソフトウェアで設定,最高転送速度はCPU性能や   ケーブル負荷により制限される) ・I/Oポートアドレス:xxB0h~xxBDh,xxBFh(xxはソフトウェアで設定),   00B4h(ソフトウェアでの設定用) ・割り込みレベル:チャネル毎にINT 0,1,2,3,4,5,6,未使用 の   いずれかを選択[同一の割り込み設定(割り込みシェアリング)も可能] ■SCSI I/F部 ・インターフェース:SCSI-2(Fast SCSI) ・転送モード:バスマスタ転送,IO転送,DMA転送 ・DMAチャネル:0,3から1つ選択 ・割り込みレベル:INT 0,1,2,3,5,6から1つ選択