Power Vision (Canopus) ビデオキャプチャとPCMサウンドの複合Cバスボード.ボード上に8連ディップスイッチ 2個とジャンパスイッチ4個,可変抵抗1個あり. 【ビデオ入力部】 入力信号:NTSCコンポジット信号,S(Y/C分離)信号 1ピクセルあたりのビット数:RGB 5:5:5 I/Oポートアドレス:xxD0h(デフォルトは28D0h~28DFh,DS3により変更可) 割り込みレベル:INT2(ドライバソフトにより変更可) 取り込みサイズ:80x60,160x120,320x240,640x480(1993年9月発行のマニュアルによる) 【音声出力部】 入出力信号:入力 MIC-IN,LINE-IN/出力 LINE-OUT サンプリング周波数:44.1,22.05,11.025kHz I/Oポートアドレス:xx18h(デフォルトは4718h~471Fh,DS4により変更可) 割り込みレベル:INT1(ドライバソフトにより変更可) 【動作環境】 最大消費電流:+5V=300mA,+12V=250mA,-12V=10mA 動作温度:10~35゜C 動作湿度:20~80%(結露なきこと) ・8連ディップスイッチSW3:ビデオ入力用I/Oポートの設定 ビデオ入力用I/Oポートの上位2桁を指定(下位2桁はD0固定).それぞれのディップに 対して,ON=0,OFF=1とみた場合の8-7-6-5-4-3-2-1がI/Oポートアドレス上位2桁の 2進数表示に対応. 例)ON-ON-OFF-ON-OFF-ON-ON-ON = 00101000(2進) = 28(16進) --> 28D0h(16進) ・8連ディップスイッチSW4:音声入出力用I/Oポートの設定 音声入出力用I/Oポートの上位2桁を指定(下位2桁は18固定).また上位2桁のうち下位 3ビットは1に固定(音声出力機能使用時)なので,ベースアドレスはx718hまたはxF18hに 設定可能.ディップスイッチ1は音声出力機能使用/切り離しの設定用で,ONで使用, OFFで切り離し. 音声出力機能使用時は,それぞれのディップに対して,ON=0,OFF=1とみた場合の 8-7-6-5-4-3-2-1がI/Oポートアドレス上位2桁の2進数表示に対応. 例)ON-OFF-ON-ON-ON-OFF-OFF-ON = 01000110(2進) = 47(16進) --> 4718h(進) ・ジャンパスイッチSW1:NTSC信号切り替え 通常ON側ショート.ファミコン,スチールカメラ,ビデオデッキのポーズ状態の信号 などは正式なNTSC信号ではなく,これらを取り込む場合にはON側ショートでなければ 正常な取り込み不可.正式なNTSC信号で,かつ取り込み画像の縦横がひどく揺らいで いる場合にのみOFF側ショート. ・ジャンパスイッチJP2,JP3:出力アッテネーション 出荷時設定はともにオープン.OUT端子へのステレオヘッドフォン接続時,音が大き すぎる場合にはともにショート. ・ジャンパスイッチ4:コンデンサマイク用ジャンパ 出荷時設定はオープン.コンデンサマイクをMIC-IN端子に接続する場合にバイアス電圧 が必要であればショート. ・ボリュームVR2:色副搬送波周波数調整用.絶対に触らないこと. ・ボリュームMIC-VR(ボードのパネル上):マイクのレベル調整 マイクの音のレベル調整.右に回すと音が大きくなり,左に回すと音が小さくなる. 付属ソフトではボリュームの調整がし切れない場合に使用. ※どるこむの過去ログ,"[10567] Power Vsion"  (http://weblabo.griffonworks.net/dorlog/2nddorcom/98maniacs/10567.html)  にもスイチ設定が掲載されているのを見つけましたが,本資料にない情報も含まれて  いますのでリンクを載せておきます.