LHA-301,LHA-301A (Logitec) マルチベンダ対応のCバスSMIT転送SCSIボード.SCSIコネクタの形状は LHA-301ではアンフェノールハーフ50ピン,LHA-301AではDサブハーフ 50ピン.PnP対応.ハイレゾモード非対応.LHA-301には 52140004-1, LHA-301Aには 52140004-3 の基板番号(?)が型番に併記されている. SCSI BIOS ROM のリビジョンが1.06以降でMMX-Pentiumに対応(MMX- Pentium搭載機にSCSI BIOS ROM 1.06未満の本ボードを装着していると, セットアップメニューが正常に表示されないなどの不具合も出るという). また1.07以降で32GBまでのHDDに対応.実際に筆者がまりも氏作成の フリーソフトであるe10chk.exeを用いてBIOS ROM 1.07のLHA-301Aの 認識容量の上限について調べたところ,8GB対応という結果が得られた. エプソン製MS-DOS/Windows95では4GB以上のHDDの使用は不可. BIOS ROMエリアの移動は禁止.80286以前のCPU(16ビットCPU)搭載機と PC-386初期型では使用不可.MS-DOS上でボード上のBIOS ROMに代わって より高速なデータ転送を可能にするSCSIアクセラレータドライバが付属 (Windows3.1ではこれを必ず組み込むこと). ボード上に3本ジャンパスイッチ2個あり. PnP環境以外では,BIOS ROMアドレス,割り込みレベル,DMAチャネル, 転送方式等を,本体起動時に[CTRL]+[L]キーを押し続けると表示される セットアップメニューにより設定.MOモードはMS-DOSでのみ有効. 「バーチャルID」とは,ID番号の変更できないSCSI機器のID番号を仮想 的に変更するための機能(真のID番号はウィンドウ2のConnect欄に, 仮想的なID番号はID欄にそれぞれ表示される).バーチャルID機能の 使用は推奨されない. 自動解析ユーティリティの起動方法は以下の通り:本体電源投入後, 画面左上に "Logitec LHA-301 SCSI BIOS Verx.xx Initializing..." と表示されたら,[CTRL]+[GRPH]+[L]キーを押し続ける.画面左上に SCSI ID番号とSCSI機器のリストが表示され,その下に [analyze on] と表示されたらキーから手を離す. 自動解析ユーティリティを起動してパラメータの登録を行った場合, 登録されたID番号にパラメータ登録したHDDと別なHDDが接続されている とシステム起動時に自動解析ユーティリティが起動する. ・3本ジャンパスイッチSW1:つねに2-3間ショート ・3本ジャンパスイッチSW2:PnPモード/55互換モードの切替  1-2間ショート■55互換モード  2-3間ショート■PnPモード(Windows95/98/NTで使用する場合)  両モードで性能は同一. ※ジャンク品では基板上の缶型の表面実装型電解コンデンサが失われている 場合がある.取り付けられている電解コンデンサの耐圧と容量は以下の通り (LHA-301・LHA-301Aとも同じ):   C10 16V-10μF   C11 16V-10μF   C12 16V-10μF   C13 16V-10μF   C14 16V-10μF   C15 16V-22μF