DA12-4(98),DA12-2(98)(CONTEC) Cバス用12ビットD/A変換ボード.DA12-4(98)は4チャネル,DA12-2(98)は2チャネル. 出力:-10〜+10V,Max3mA(バイポーラのみ) 誤差:+-1LSB(周囲温度25度),周囲温度0,50度時0.1%程度の誤差 使用素子:AD7545相当品 変換時間:命令実行後600ns 占有ポ-ト数:8ビット2ポート 消費電源:DC+5V,Max550mA 使用条件:0〜50度,20〜90%(結露なきこと) カードエッジコネクタが右側,カードプラが左側にくるようボードをみた場合のボード右 上隅のジャンパは常に上の2本をショート. 8連ディップスイッチ(SW1,SW2)でポートアドレス設定 ・BASICプログラムの場合 SW1は8つ全てOFF(00),SW2によりポートアドレス(00〜FF)を設定:設定したいポート アドレスに対応するビットスイッチをONにする.第0ビットは無効(ON,OFFいずれでも可). ・機械語プログラムの場合 SW1,SW2とも,設定したいポートアドレスに対応するビットスイッチをONにする.第0ビ ットは無効(ON,OFFいずれでも可). (例)F0D0H SW1: ON-ON-ON-ON-OFF-OFF-OFF-OFF SW2: ON-ON-OFF-ON-OFF-OFF-OFF-OFF 原則として下位2桁のポート番号はD0〜DFを使用のこと. 機械語プログラムでの入出力はDXレジスタによるレジスタ間接入出力命令に限る. ・ポートとデータの出力形式 D/Aコンバータへの出力は2バイトの出力ポートを通じて行う.ポートアドレスとデータの 各ビットとの対応は以下の通り: D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0     出力データ        出力チャネル 設定したポートアドレス+0:2^3  2^2 2^1 2^0 ※ ※ 2^1 2^0 設定したポートアドレス+1:2^11 2^10 2^9 2^8 2^7 2^6 2^5 2^4 OUT命令をバイト単位で行う場合は,「設定したポートアドレス+0」-->「設定したポート アドレス+1」の順で実行のこと. ・出力データと出力電圧との関係 出力データ   出力電圧 2^11-------2^0 0111 1111 1111 10V*2047/2048=+9.99521V 0000 0000 0001 10V*1/2048=+4.88mV 0000 0000 0000 0V 1111 1111 1111 -10V*1/2048=-4.88mV 1000 0000 0000 -10V*2048/2048=-10V ・出力チャネル選択 出力チャネルの選択は,設定したポートアドレスのD1とD0のビットに与えるデータによって決まる: D1 D0 0 0 -------- CH0 0 1 -------- CH1 1 0 -------- CH2 1 1 -------- CH3 ・36ピンインターフェイスコネクタ ピン番号はボード背面からみて右上隅が1,その左が2,左上隅が18,その右が17,右下隅 が19,その左が20,左下隅が36,その右が35. 11ピン:OUT3(CH3) 13ピン:OUT2(CH2) 15ピン:OUT1(CH1) 17ピン:OUT0(CH0) 29ピン:出力信号コモン(アナロググランド) 31ピン:出力信号コモン(アナロググランド) 33ピン:出力信号コモン(アナロググランド) 35ピン:出力信号コモン(アナロググランド) ・ボード上のポテンショメータの機能 ボード背面からみて一番右のポテンショメータがVR1で,左にゆくほど数字が大きくなり,一番左がVR8. VR1:CH3オフセット調整 VR2:CH3ゲイン調整 VR3:CH2オフセット調整 VR4:CH2ゲイン調整 VR5:CH1オフセット調整 VR6:CH1ゲイン調整 VR7:CH0オフセット調整 VR8:CH0ゲイン調整 オフセット調整は-10.000Vの調整,ゲイン調整は+9.995Vの調整.