PC-9801N-25 (NEC) 110ピン拡張バスを装備した98ノート/エプソンノートPC用10BASE-T LANユニット(B4680インターフェースパックT).内部に6連ディップ スイッチ1個と空の44ピンPLCCソケットあり. ディップスイッチの設定は,手元のドライバディスクマニュアル (PC-9801-83/84と共通,ユーザーズマニュアルに非ず)には記述が ないが.PC-9801-83/84の8連ディップスイッチSW1の1-2-3-4-5-6と 共通ではないかと思われる(秋葉原の某中古PCショップの店頭に大量に 出ていたものを数十個程度調査したところ,ディップスイッチの設定は すべてONとなっており,これが出荷時設定ではないかと考える.ヤフー オークションの出品物画像も三件確認しており,いずれもディップ スイッチの設定は同じだった). PLCCソケットであるが,ドライバが共通なPC-9801-83のマニュアルに よれば,PC-9801-83にも同様の空ソケットがあるといい,それは "将来機能拡張する際に使用するソケット" と説明されている. 本ユニットのPLCCソケットも同じではなかろうか.なお筆者はこの ソケットにチップが装着されている本ユニットを見たことがない. Windows95/98標準のLANドライバは,CバスLANボードのPC-9801-83, PC-9801-84と共通. I/Oアドレスは088xh(x=8,9,B,C,D)固定.割り込みレベルは, INT 0,1,4,5のいずれかをソフトウェア上で設定(規定値INT 1). またウィンドウアドレスは,0D2000h~0D3FFFh,0D4000h~0D5FFFh, 0D6000h~0D7FFFhのいずれかをソフトウェア上で設定.