MATE-A等専用SCSI I/Fのコネクタピンアサインと
スルーボード化工作


PC-9801FA/FS/FXやMATE-Aの本体背面左のSCSIインターフェーススロットに挿すSCSI I/Fのアンフェノールハーフピッチ120ピンコネクタのピンアサインの情報は, まあぼの部屋 --> PC-98 Crafts --> 共通:SCSIスルーボード化! にあります.またここには,ICM製IF-2560とCRC製CPC-FISAの完全スルーボード化(リソースを消費せずI/F存在信号もない)工作の記事もあります(ただしInternet Archiveに保存された記事のため,一部の画像が失われてしまっています).これらの情報を元に自分でSCSIスルーボードを作成することも可能でしょう.実際に作成された方もいます[Yahoo!ブログ,"ワイルドで現金な邪念の掃き溜め" の 自作スルーボード(その1)(その2)(その3) の記事を参照].

※"スルーボード" とは,Cバススロットに増設したSCSI I/F(転送モードはいずれでも可)の外部コネクタからの信号ラインをSCSIインターフェーススロットに引き入れ,本体内部のSCSI機器に接続した後,デイジーチェイン用あるいはターミネータ接続用に信号ラインをSCSIインターフェーススロット外部に引き出すためのI/F(実質的には単なる配線板)を指します.製品として市販されているものとしては,緑電子のMDC-FA001と,玄人志向のPK98-2SYUMORI(10-BASE TのLANボードとの複合I/F)が存在しました.

またPC-9821A-E10をリソースを消費する "疑似スルーボード" 化する方法については,琵琶湖スライムの寝床(Internet Archive内) --> 琵琶湖スライム電脳工房 --> PC98x1 ALL機種編, および, move-α --> 電脳 --> A-MATE --> A-E10 と 内蔵SCSI で SMIT! (SCSI スルー)  の記事(ただし画像が失われてしまっています)がよくまとまっています.PC-9821A-E10(他のMATE-A等専用SCSI I/Fでも同じ筈です)で内蔵機器側の信号のターミネーションがPC-9821A-E10上の集合抵抗により行われていることは,A-MATEr's BBS 過去ログ その38 で明らかにされています.なお緑電子のMDC-FA001では,上記の通り,内蔵機器側の信号のターミネーションを,ブラケットに取り付けられている2つの外部SCSIコネクタの一方にターミネータを接続することで行います(文字通りの信号スルーボード).

またどるこむの過去ログ,[30889] FA−02のスルー化 には,PC-9801FA-02のスルーボード化工作に関する情報があります.ただしこの工作を行ったPC-9801FA-02,および上記の "疑似スルーボード" 化したPC-9821A-E10では,SCSI信号のターミネーションはPC-9801FA-02/PC-9821A-E10上のターミネータ(集合抵抗)により行われます(上を参照).SCSIインターフェーススロットから外部に信号ラインを引き出すことはできません(集合抵抗を撤去してケーブルを引き出せば可能なのかもしれませんが,ただでさえケーブル長が長いところに,不安定性がさらに増す危険性の高い工作をやる人などまずいないでしょう).


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