リセットボタンのない機種にリセットボタンを増設


PC-9821V200/Xv13/Ra43などATX類似の電源ユニットが使用されている機種では,本体にリセットボタンが用意されていません.このような機種で一度電源を切らずにシステムをリセットしたい場合,システムを再起動させるソフトウェアや電源スイッチにリセットボタンの機能を付加するソフトウェアを使用するという方法もありますが,本体にリセットボタンを増設してしまうという方法もあります.

PC-98のATX類似の電源ユニットでは,電源コネクタの8ピン(コードは白)がPower Goodと呼ばれる信号で,これがGNDに接続されるとシステムがコールドリブートします(どるこむの過去ログ Xvでリセットボタンが欲しいです・・ を参照).電源ユニットのピンについては,エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98デスクトップ用電源ピンアサイン表 をご覧下さい.

Power GoodピンとGNDから引き出されたコードの先端に接続されたモーメンタリタイプの単極プッシュスイッチがリセットボタンとなります.私はマザーボード側の電源コネクタの足(マザーボード裏面)からPower Good信号を引き出しました.100Ω程度の抵抗を挟んだ方がよいともいわれますが,私は挟んでいません.

リセットボタンの取り付け位置ですが,PC-9821Xc13/S5A2の場合は,故障したドライヤーのターボモード切り替え用のプッシュスイッチの棒状の突起部(押すところ)をフロントパネル下部の吸気スリットから外部に出してリセットボタンとしました.プッシュスイッチ自体はフロントパネルの裏面にプラスチック模型用のパテで固定しました.


またPC-9821Xv13/W16の場合には,5インチベイに3.5インチ機器を固定するための前面左下側に開口部が寄っているアダプタの前面右側の空き領域に穿孔し,ホームセンターなどで売っているナットで固定するタイプのプッシュスイッチを取り付けてリセットボタンとしました.このタイプのプッシュスイッチであればPC本体のフロントパネル等に直接穿孔して取り付けることも容易です.


なお電源ユニットは通電後内部のコンデンサに電荷が残留します.通電後一日から数日程度経たないと放電しきらないようですので,電源ユニットのシャーシを開けて作業する必要がある場合には(筆者は素人は電源ユニット内部を弄るべきではないと考えています)この点に気を付けて下さい.