PC-98/エプソン98互換デスクトップ機の電源ユニットのコネクタのピンアサイン情報です.PC本体と電源ユニットとの対応の詳細については,PC-98本体-電源ユニット対応表 と エプソン98互換デスクトップ本体-電源ユニット対応表 を参照して下さい. PC-98などの+5Vの消費量が大きい時代の機器では、(負荷が小さい状態では)電源ユニットのコネクタから+5Vが正しく出力されていても,電流の消費がが増え始めると+4.6V程度まで電圧が降下して動作が不安定になることがあります.修理後に本体が起動しない場合には,動作中の電源電圧を計測し,+5Vのレベルが落ちていることが確認されれば,電源ユニット内部の電圧調整ボリュームを調整して出力を+5Vに近づけるとよいといいます(PC-9821/9801スレッド Part93の649番の投稿を参照). PC-98 ■PC-98DO(PC-98DO POW. UNIT V46),PC-98DO+(PC-98DO/P POW. UNIT W43-10YPG) たけるん通信 --> OLDパソコンコーナー --> PC98x1/互換機 (NEC・EPSON) こちらです --> PC-98DO/DO+ ※DO+の電源ユニットはDOのものより小型ですが,前者との代替が可能です.コネクタのピンアサインが共通ですので当然と言えば当然でしょう. ■PC-9801RX/DS等(PU463) こちら花小金井3丁目 --> PC Hard & Software --> [ぴんあさいんのへや] ※PC-9801DA等のPU463Aとコネクタが異なるとの情報がありますが,PC-9801DXなどではPU463とPU463Aの両方の電源ユニットが使用されているようです. ※※AT電源をPC-9801DAに内蔵させた例があります(Youtubeの動画,《超おかしい》魔改造された変なPC-98を分解してみた! を参照).AT電源ユニットはこの例ではCバスボックスの場所に設置されています.またATX電源ユニットをPC-9801DAの外付け電源ユニットとした例があります(いけもとひろあきさんの2024年7月14日・21日のツイートを参照). ■PC-9801BX/BA(PU463B) PU463/A/Bの8ピンコネクタのピンアサインはPU727のものと同じとの指摘があります.但しPU727には内蔵FDD/HDDへの給電用の端子はありません.DELTA製PU727(DPS-102CB)の中身はSANKEN製PU463/A/Bのシャーシに移し替えることができます.また電源ユニットのプッシュスイッチを押すプラスチック製の棒部品を元のものより27mm程度長いものに交換すれば,PU463/A/BをPU727でそのまま代替できるようです(リサイクル掲示板の2022年9月過去ログ の "汎用スレッド2022年9月 パート1" スレッド を参照). ※PU463(A/B)やPU727をATX電源で代用するためのケーブルの作成例があります.ヤフーオークションで出品者IDが michael_torojirou,オークションIDが b330788006(2018年10月7日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工[元画像から切り出して半分(画像左)または1/3(画像右)に縮小]したものと,出品者IDが michael_torojirou,オークションIDが w1084723079(2023年3月17日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して1/3に縮小)したもの(画像中央)を併置しガンマ補正値を上げて併置した画像を引用します.この例ではATX電源をPC本体の外部に設置し,また電源のオンオフは本体の電源スイッチではなく,このケーブルに含まれるスイッチで行うようになっています. |
■PC-9801EX/ES(PU471) エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98デスクトップ用電源ピンアサイン表 ■PC-9801UV11用(PU461) これと接続されるマザーボード上のコネクタのピンアサイン:おふがおさんの2021年2月14日のツイート ■PC-9801UR(PU495) PC-9801UF用(PU495F)のものと,おふがおさんの2020年12月8日のツイート ※PC-9801UFのPU495F(REV:A1・)をPC-9801URのPU495の代わりに使用するための改造方法が,おふがおさんの2021年10月10日のツイート で報告されています. ■PC-9801UF(PU495F) おふがおさんの2020年11月26日のツイート(1・2) ■PC-9801US(PU720) こちら花小金井3丁目 --> PC Hard & Software --> [ぴんあさいんのへや] ■PC-9801BX2/PC-9821Bs/Xs等(PU727) エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98デスクトップ用電源ピンアサイン表.またこれと接続されるマザーボード上のコネクタのピンアサイン:じゅんけの館 --> ★PC改造実験室★ --> PC-9821Xsを改造しませう ※コネクタの形状もピンアサインもAT電源のものと同じといいます(試運転さんの2022年9月28日のツイート を参照). ■PC-9801BX3/BX4/Xe10等[PU739(V)] エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98デスクトップ用電源ピンアサイン表 ■PC-9801FA,PC-9821Ap等(PU716) PC-9821/9801スレッド Part87の548番の投稿によれば,PC-9801FA/FS/FXとPC-9821Ap/As/Aeの電源ユニットであるPU716と,PC-9821Ap2/As2の電源ユニットであるPU729の出力コネクタのピンアサインは,5番ピンがGNDか+5Vのどちらか一方ということ以外は同一であり,かつ両ユニットは形状が同じであるため,このピンへの配線を変えれば相互に入れ替えて使用できる可能性があるといいます. ※PU716などの大きな黒いコネクタはヒロセ電機製QR-P2シリーズ,また基板側のコネクタは日本圧着端子製XHかNHシリーズ?(PC-9821/9801スレッド Part86の22番と55・56番の投稿を参照). ■PC-9821Ap2/As2(PU729) What will be, will be!! Its's {HIRO}'s Blog!! --> 旧いPC-98の電源を調べてみよう!!(2008年3月30日の記事) ■PC-9821Af(PU726) おふがおさんの2022年4月21日のツイート ■PC-9821Ce(M21 SW. REG PWB ASSY) ムーンドルド/瑠川 菜月さんの2019年6月30日・7月3日・4日のツイート ※ブログの記事としてまとめられています[DoldoTeaParty 緑の妖精のお茶会 --> ATX-AT変換ケーブル & VHの10極メスコネクタで、ATX電源をPC-9821Ce電源として使う(2019年7月8日の記事)を参照].ATX電源で代替するためのケーブルの結線情報もあります. ■PC-9821Ce2/Cs2(PU730) エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98デスクトップ用電源ピンアサイン表.1-8番ピンと9-10番ピンは全く別系統でGNDも共通ではないといいますが(つねごんさんの2020年7月12日のツイート を参照),これらは本体前面のスイッチから電源をオンにするためのものらしく,PS_ON端子のようなものではないかと推測されています(リサイクル掲示板2022年9月過去ログ の "汎用スレッド2022年9月 パート1" スレッドを参照).通電状態の電源ユニットなら,リセット判断はマザーボード側により行われるため,この二本のピンは無接続で構わないといいます. ■PC-9821Cx2/13(?)(PU743) つねごんさんの2020年7月12日(1・2)・13日(1・2・3・4・5)のツイート.9番ピンが+5VSB(SBはスタンバイの意)で10番ピンがPS_ON相当の信号ピンで,電源ユニットは汎用ATX電源で置き換え可能か(リサイクル掲示板2022年9月過去ログ の "汎用スレッド2022年9月 パート1" スレッドを参照). ■PC-9821Cr13(PU748) おふがおさんの2020年11月9日のツイート ■PC-9821Xa/Xf(PU733) エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98デスクトップ用電源ピンアサイン表.P25コネクタの10ピンはPWR_OK[PWR_GOOD(PG)]ピンと推測されていますが,世代の同じ他の機種の電源ユニットにはPWR_OKピンがありません( リサイクル掲示板2022年9月過去ログ の "汎用スレッド2022年9月 パート1" スレッドを参照). ■PC-9821Xt(PU735) エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98デスクトップ用電源ピンアサイン表 ■PC-9821Xt13(PU735A) ICHIGOさんのお仕事 --> 100円のG8USL(PC-9821Xt13/C12マザー)で遊ぶ(その2:工作編)(2010年2月18日の記事)・100円のG8USL(PC-9821Xt13/C12マザー)で遊ぶ(その3:準備編)(2010年2月19日の記事) ※PC-9821XtのPU735のものと同じ. ■PC-9821Xn(PU736) エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98デスクトップ用電源ピンアサイン表 ■PC-9821Xa9/Xb10/V12/S等(PU742,PU749,PU751:AT電源) エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98デスクトップ用電源ピンアサイン表 ※PC-98のAT電源をPC/AT互換機用AT電源で代替する場合に必要なラインの入れ替え(らすかるの備忘録 --> PC9821電源の換装 を参照). ※※Xa10の電源ユニット(PU742)をPentium4時代のATX電源で代替するための資料(E90さんの2021年7月31日・8月3日のツイート を参照).またXa10の電源ユニット(PU742)を最後期PC-9821のATX類似電源(この例ではPU-755A)で代替するための資料[E90さんの2022年7月13日(1・2)・7月15日(1・2・3)・12月29日のツイートを参照].The Adequate Junkers! --> 自作パーツ --> ATX電源を非ATXな9821に使う変換アダプタ も参照. ※※※AT電源をATX電源で代用する場合,ATX電源のコネクタが20ピンタイプの場合には13番ピンと14番ピンをショートさせ,また24ピンタイプの場合には15番ピンと16番ピンをショートさせて,PS_ON信号ピンがGNDに接続された状態を作り出す[のびっこサンチームさんの2022年7月18日のツイート や cles::blog 平常心是道 --> ATX 電源単体で電源のスイッチを ON にする(2013年8月29日の記事)を参照].ATX電源のコネクタのピンアサインは ニプロンのウェブページ --> 製品情報 --> 電源事典 --> 7章 Question & Answer --> Q. ATX電源のピンアサインについて教えて下さい。 を参照[ウェブページの改訂にともない記事が削除されたようですので,Internet Archiveに保存された同記事へのリンクを載せます.またニプロンの現ウェブページの2 章 コンピュータ用電源(PDFファイル)も同様の資料です].試運転の資料館 --> 営繕部 --> 国産電算機のピンアサイン --> 電源端子編(記事名 国産電算機のピンアサイン 電源端子編),デュアルソケット・ザ・ワールド --> ATX電源とATX12V電源とEPS12V電源とWTX電源とAT電源と・・・(2011年1月27日の記事),PC電源のピンアサインを比較してみる ( AT / ATX / ATX12V / EPS12V / WTX / DP400 )(2011年2月4日の記事),PC電源の各ピンの機能に付いて(2011年2月12日の記事),Pinoutguide.com --> PC INTERFACES --> Power Supply Connectors なども参照.これらの記事はAT電源のコネクタのピンアサイン情報も含んでいます. ※※※※Youtubeの動画,【PC-98】PC-9821 V13 ATX電源化 ジャンク 修理 に,PC-9821V13のPU-742をATX電源(DELTA MODEL DPS-350B-1 REV:00,+5V=18A/+3.3V=17A/+12V=12A/-12V=0.8A)で代替する様子があります. ■PC-9821Xa13/W/Xv13/W/V200/S/V200/M/Ra266/W等(PU-752A,PU-753,PU755,PU756A:ATX類似電源) エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 98デスクトップ用電源ピンアサイン表 ※ATX電源での代替について: (1) PC-9821のATX類似電源と交換可能なATX電源はVer.2.03までの製品 (【NEC】PC-9821/9801今はサブ3【98】の501・514番の投稿,および PC-9821/9801スレッド Part33の160-161番の投稿 を参照) しかしPC-9821/9801スレッド Part85の577番の投稿によれば,ATX電源は実際には最新のバージョンのものでもPC-9821で動作はするといいます.但し+5Vラインと-12Vラインの電源容量が不足しがちであること,+12Vラインが複数あるものでは不具合が出る等に注意が必要といいます. (2) 代替用ATX電源の選定基準について:+5Vラインの電源容量が十分なもの(12-15A程度は必要か)を選定する必要があります(注1・2).これが十分なATX電源が入手できない場合には,産業用の3出力(+5V/+12V/-12V)スイッチング電源ユニットを使用するという選択肢もあります.また+3.3Vを必要とする機種で使用する場合には,+3.3Vラインの電源容量に注意が必要です(以上PC-9821/9801スレッド Part49の266-282番辺りと414番の投稿,および PC-9821/9801スレッド Part74の539-541番の投稿を参照).2023年5月の時点では,背面の形状の問題を無視すれば,例えば玄人志向製KRPW-BR550W/85+(+5V=20A/+3.3V=20A/+12V=42A/+5V・+3.3V=MAX 120W,排気ファンは天面にありタワー型機種向けか)などが適合し,また元々の電源ユニットのシャーシに組み込むSFX電源では,玄人志向製KRPW-SX400W/90+(+5V=14A/+3.3V=17A/+12V=33A/+5V・+3.3V=MAX 90W)などが適合[sakohitiさんの2023年5月14日のツイート(1・2),まきまっきーさんの2023年5月31日のツイート(1・2)を参照.本体はRa40].青札V166ではニプロン製PCSA-300P-X2Sへの交換報告があります(Naopy Hobby Land --> enter --> PC --> こだわりV166 を参照).【追記】PCSA-300P-X2Sは2021年に生産終了となりました.推奨代替品はPCSA-370P-X2Sですが,筆者は仕様の違いを確認していません. 注1:PC-9821のATX類似電源の出力の例です.Xc13/S5A2(デスクトップ型,USBポートあり)のDELTA製PU755では,+5V=18A/+3.3V=10A/+12V=4A/-12V=0.5A,青札V200のLITEON製PU755では,+5V=18A/+3.3V=6A/+12V=4A/-12V=0.5A,またXv13/WのDELTA製PU-753では,+5V=24A/+3.3V=11A/+12V=6A/-12V=0.7Aです.タワー型機種では,増設機器用のベイやスロットが多いこともあり,デスクトップ機よりも大出力のようです. 注2:ATX電源では+5Vの電源容量が少なく+12Vの容量が大きい理由については,PC-9821/9801スレッド Part93の649番の投稿などを参照. (3) PC-98のAT類似電源は電圧の安定性が悪く,ノイズも多いという欠点があります.この点からも(コネクタを変換した上で)ATX電源に交換することのメリットがあると言えます(PC-9821/9801スレッド Part87の549番の投稿を参照). (4) 2023年4月の時点でのATX電源の最安の現行品である 玄人志向製KRPW-L5-400W/80+(注)はタワー型機種に無加工で取り付けが可能(Takeruさんの2023年4月29日のツイート を参照).またタワー型機であるPC-9821Xv13には玄人志向製KRPW-GK550W/90+が無加工で取り付け可能(うどんさんの2023年10月3日のツイート を参照). 注:筆者は2024年10月に,Xc13/S5A2(デスクトップ型,USBポートあり)の145W電源ユニットの代わりとしてこれを外付けしました(元のユニットと背面の形状は合わず,ネジ穴の位置も合いませんでした.冷却ファンも天面にあり,金属加工をして無理に本体に内蔵させても排気の問題が残るため,PCの見映えを気にしない筆者は,いっそのこと外付けした方がよいと判断しました.筐体のカバーは外して本体を縦置きしています.筐体内の冷却効率の低下の懸念はありますが,以前より夏期には筐体のカバーを外して使用していましたので,この使い方でも問題は出ないだろうと考えています).マザーボードに24/20ピン ATXコネクタの20ピンブロックをそのまま接続するだけです.内蔵ストレージ機器などにはHDDコネクタ×2・FDDコネクタ×1のケーブルを接続します.コネクタが足りなければ分岐ケーブルなどを使用します.24/20ピン ATXコネクタの4ピンブロック,4ピンATX12V,6ピンPCI Express,SATAの各ケーブルは使用しません. エプソン98互換機 ■PC-286BOOK(NJD-2728) ETHYLE~1.SYSさんの2024年10月6日のツイート ■PC-286VF等(PSV-2,NJD-2439A),PC-386GS等(PSV-21) かかっくんさんより資料をいただきました.PSV-2とPSV-21のコネクタのピンアサインは同じです.下にかかっくんさんよりいただいた画像を引用します.5は+5V,GはGround,+は+12V,-は-12V,PWR_OK[PWR_GOOD(PG)][リセットIC(富士通製MB3771,Cypress製MB3771)用](注)の意です. 注:Flyingharuka@Genshin中国鯖さんの2021年12月9日のツイート に,エプソン98互換デスクトップ機の電電ユニットのPWR_OK信号に関する情報があります. |
筆者もPC-286VFのPSV-2とPC-386GS3のPSV-21で確認しました.PSV-2のリセットICはMB3771で,PWR_OKピンはこれの8番ピン(RESET端子)に接続されていました.一方PSV-21のリセットICは集合抵抗のような形をしたM51957Bで,PWR_OKピンはこれの5番ピン(OUTPUT端子)に繋がっていました. 本体側の接続ケーブルの被覆の色の並び(正立状態で見た場合,10ピンコネクタ側が [赤赤赤黒黒黒黒青橙茶] で,4ピンコネクタ側が [橙灰黒赤])も両機種で同じでした(注1).PSV-2とPSV-21は,出っ張り部分を含めた外形・寸法(100mm×160mm×100mm)も同じで,両者とも最大出力は160Wです.シャーシ側面の開口部は若干異なり,また内蔵FDD用の給電ケーブルの出る位置も異なっていますが,これらの違いは使用に影響しませんので,両者は交換使用可能と思われます.未確認ですが,コンパクトデスクトップ機のものなどを除けば,PC-486GR Superまでの機種の電源ユニットは相互に交換使用が可能である可能性があります(注2). 注1:PC-486GF/GR/GR+/GR SuperのPSV-22(APS-44)でも同じです. 注2:例えばPC-286VJのPSV-5(APS-22)をPSV-2で代替した報告があります.一方で,PC-486HXのPSV-25の代わりにPSV-21を取り付けても動作したが,PSV-2/21対応機種にPSV-25を取り付けるとPC本体が起動しなかったといいます(かかっくんさんより情報をいただきました). コネクタは日本圧着端子(JST)のVHシリーズの10ピンと4ピンのもので,他にMolexの大4ピンのものが2本といいます(これもかかっくんさんより情報をいただきました). ■PC-386P,PC-486P(PSU-2/APS-42) コネクタのピンアサインそのものの情報ではありませんが,ヤフーオークションに出品されたPC-486Pで,ATX電源ユニットを外付けできるようにしたものがありました(画像1・画像2・画像3).画像の赤ケーブルがATX電源ユニット側の+5V,黄色ケーブルが+12V,青ケーブルが-12V,黒ケーブルがGNDということです【追記:これらの画像からはPC-486Pの電源コネクタの各端子とケーブルの被覆の色との対応については十分に読み取れなかったのですが,Youtubeの動画,【PC-98互換機】EPSON PC-486P 分解・電源 ジャンク 修理により,赤が+5V,橙が+12V,紫が-12V,黒がGNDで,白がPWR_OK信号と判明しました】.PWR_OK信号ピンを正しく処理していないためでしょう,電源オン後一度リセットボタンを押さないと起動しないといいます. 追記:EPSON 98互換機 Part7の148番の投稿に,PC-486PにATX電源を接続したとの報告があります.同様の報告は,Youtubeの動画,【PC-98互換機】EPSON PC-486P ATX化・XBOX360ACアダプター化 ジャンク 修理,【PC-98互換機】EPSON PC-486P 分解・電源 ジャンク 修理,【PC-98互換機】EPSON PC-486P 動作確認・SCSI HDDチェック / ジャンク 修理にもあります. ■PC-486HX(PSV-25) Flyingharuka@Genshin中国鯖さんの2021年11月25日のツイート の画像最上部中程に描かれているものが電源ユニットコネクタのピンアサインです.10ピンコネクタと4ピンコネクタのピンアサインはPSV-2/21のものと同一です.但しPSV-25独自の2ピンのXHコネクタに関する記載がないようです.このコネクタは白被覆のケーブルでマザーボードと接続されますが,これが接続されていないと本体が起動しません(かかっくんさんより情報をいただきました).このコネクタまわりについては,リサイクル掲示板2022年6月過去ログ の "汎用スレッド2022年6月 パート1" スレッドも参照して下さい. ※Flyingharuka@Genshin中国鯖さんの2021年12月9日のツイート に,エプソン98互換デスクトップ機の電源ユニットのPWR_OK信号に関する情報があります.ツイート中の画像はPSV-25をATX電源ユニットで代替した場合の例と思われます(Flyingharuka@Genshin中国鯖さんの2021年11月25日のツイート も参照). ※※PSV-25には "REV.NO:A 2-439-621-02 APS-48" と "CODE NO. 201198100 2-439-621-01 APS-48" とがあり,前者には4ピンコネクタ(+12V/GND/GND/+5V)がありませんが,両者は交換使用可能といいます[柳瀬みっく@ハードウェア趣味垢さんの2022年10月15日のツイート(1・2)を参照]. ■PC-486MU等(PSM-1A) コネクタのピンアサインそのものに関する報告はありませんが,-5V出力を持たないものの,(Baby)AT電源で代替可能との情報があります[Flyingharukaさんの2019年6月14日(1・2)・16日のツイート,ちゃんごさんの2023年7月11日のツイート を参照].AT電源そのものとも言われていますが,実際にはAT電源様のコネクタに加え,ソフトウェアシャットダウンやデスクトップレジュームを可能にするラインのコネクタもあるといい,マザーボードとの接続用ケーブルがPC-586RA等のPSM-3Aよりも1本多いといいます(注).実際に,PSM-1AをPC-586RVに取り付けると,電源が切れなくなる場合があるといいます(EPSON 98互換機 Part7の67・69・70番の投稿を参照).PSM-2Aも同様かどうかは不明です. 注:この電源ユニットは,小さな2ピンコネクタがマザーボードに接続された状態でないと正常に動作しないといいますが(おふがおさんの2022年2月27日のツイート を参照),これのケーブルを指すものでしょうか.なおこの2ピンコネクタは電源保護信号用で,(Baby)AT電源で代替する場合には,マザーボード側の2ピンコネクタには何も接続する必要がないといいます(Flyingharukaさんの2019年6月14日のツイート を参照). ■PC-586RA等(PSM-3A) コネクタのピンアサインそのものに関する報告はありませんが,AT電源での代替の報告がいくつかあります (どるこむの過去ログ,[488] 586RAのマザー,[2705] 586RA1LW探してます,ゑぷそん道 --> PC-586RA 等). ※対応する電源ユニットの型番は不明ですが(この方の他のツイートからも明らかにできません),Kris Bleakleyさんの2019年7月1日のツイート に,"PC-9821"(機種は不明)の電源ユニットを外付けのATX電源で代替するためのケーブルの画像が掲載されています. |