エプソン98互換ノート/小型ラップトップ
/BOOKのACアダプタ


エプソン98互換ノート,小型ラップトップ,BOOKのACアダプタです.エビフライさん,ジャンキィチェンさん,試運転さん,upd以下略(仮)さん に情報をいただきました.

本体の定格電流値は標準状態でのものです.


■PC-286NOTE executive
  MODEL H05DBJ
  コネクタ形状・極性不明,出力は +9V,1A(本体の定格電流も1A).

■PC-286NOTE F(PC-286NF)
  MODEL H06CAJ
  丸ピンコネクタ(センターマイナス),出力は +12V,1.3A(本体の定格電流も1.3A).


  ※センターマイナスという例外的なコネクタであることから,閲覧者が確認できるよう,出品者IDがyugen2plus,オークションIDがh316599746(2018年5月16日落札)の商品説明画像から(モノクロ化後に縮小して)切り出したACアダプタのラベルの画像を引用します.

■PC-286L/LE/LF
  MODEL H07GAJ
  丸ピンコネクタ(センタープラス),出力は +15V,2.0A.(本体の定格電流は,286L-STD-S・L-STD-Nで1.6A,L-H10Nで1A/286LE-STDで1.3A,LE-H20・LE-H40で1.6A/PC-286LF-STDで1.4A,LF-H20・LF-H40で1.7A).

■PC-286BOOK-STD(PC-286BSTD),PC-386BOOK L(PC-386BLST)
  MODEL H06FBJ
  丸形3ピンオスコネクタ[本体のACアダプタ接続用メスコネクタ脇に本体側コネクタのピンアサイン表示あり.ACアダプタのオスコネクタのピンアサインはそれの鏡映像(下図参照)],出力は +15V,2.2A(本体の定格電流は,286BSTDで1.3A/386BLSで1.7A).
  ※>98ノート/ラップトップのACアダプタのPC-9801NS-12(PU492)のコネクタとピンの極性が逆になっています.
  ※※本体のACアダプタ接続用メスコネクタ付近の画像は,試運転さんにいただいたものを加工しました.


■PC-386BOOK LC,PC-386BOOK LX
  MODEL AD1528JA
  コネクタ形状・極性不明,上と同じ丸形3ピンオスコネクタではないかと思いますが,資料がありません,出力は +15V,電流値不明(本体の定格電流は,386BOOK LC・LXとも2.3A).
  ※本体の最大消費電力が50Wですので,少なくとも3.4A程度までの電流供給能力を有すると考えられます.

■PC-386NOTE A
  AD1030JA
  丸形コネクタでピンが5本の専用品,出力は +10V,3A および +6V,1.8A(後者はバッテリー充電用).充電制御端子とリレー動作コイルON端子もあり(本体の定格電流は,NASTで+10V,1.7A).


  ※+10V端子(+)とGND端子(-)だけに電源を接続しても本体が起動しなかったとの報告があります.本体が故障していた可能性もありますが,リレー動作コイルON端子にも何らかの電圧(本体マニュアルには記載がないようです)を印加する必要があるものと思われます.

■PC-486 PORTABLE(PC-486PT1)
  MODEL PCAC11
  丸ピンコネクタ(センターマイナス),出力は +12.7V,1.5A.


  ※センターマイナスという例外的なコネクタであることから,閲覧者が確認できるようメルカリの商品説明画像から(モノクロ化後に縮小し,コントラストを上げて)切り出したACアダプタのラベルの画像を引用します.商品IDはm92895329004で,元画像の保存日が2019年1月16日ですので,その前後の時期に出品されていた商品のものと思いますが,出品者IDと商品の出品取り消し日が不明であり(画像を保存した当時にはこのような使い方をする予定などなく,これらの情報を控えておかなかったことが悔やまれます),画像の引用に必要な書式を(恐らく十分に)満たすことができないのですが,稀少な製品に関する情報ということで,本記事への画像の引用についてご容赦をお願いします.なおこの画像のACアダプタは本体とセットで出品されていたものですので,本体添付品と判断しました.

■PC-386NOTE W/WR/AE
  PCNTAC2(別名はMODEL AC1321JA または AC1321JA1).
  丸ピンコネクタ(センタープラス),出力は +12.7V,2.1A[本体の定格電流は,NW2で1.2A,NW1A・NW1Bで1.3A/NWR2で1.3A,NW1B・NW1Dで1.4A/NAE1で1.5A?].
  ※古くは東芝製J3100シリーズ付属の MODEL UA0308P02 や同社製DynaBookシリーズ付属の MODEL UA0371P01 や MODEL UA0308P02(いずれも+12V,1.7A)等の+12V出力のACアダプタでの代用報告がいくつかありました.これらはプラグがやや短く,エプソン98互換ノートに挿した場合は抜けやすいため,プラグの根元の部分を少し削るなどした方がよいとのことです.なおこれらには下のPCNTAC3の代替品としての使用例もありますが,その場合電流値の点で不安があります.

■PC-386NOTE AR,PC-486NOTE AS/AU/AV
  PCNTAC3(別名として AD1331JA・AD1331JB・AD1331JC を確認しています.これらは "AD1331Jシリーズ" と一括されているようです).
  コネクタはPCNTAC2のものと同じ丸ピンコネクタ(センタープラス),出力は +12.7V,3.1A(本体の定格電流は,NAR1で1.4A,NAR2で1.5A,NARX・NARCで1.9A/NAS2・NASD1で1.9A,NASD2で2.3A/NAU2で2.0A,NAUX2・NAUX2HWで2.2A/NAV2で2.0A,NAVX1JW・NAVX2で2.3A,NAVC2で2.4A).

■PC-486NOTE AT,PC-586NOTE AT
  PCNTAC4
  コネクタはPCNTAC2・PCNTAC3と同じ丸ピンコネクタ(センタープラス),出力は +12.7V,3.9A(本体の定格電流は,486NATX1J・486NATX1JRで3.2A).

PCNTAC2,PCNTAC3,PCNTAC4はコネクタの形状と極性,および出力電圧値は同一で,電流値だけが異なります.
AD1331JBの画像を下に示します.PCNTAC2・PCNTAC3の同等品,およびPCNTAC4では,ラベルの2行目(下の画像では "MODEL AD1331JB" となっている部分)にそれぞれの型番が示されています.



内蔵バッテリーは,BOOKとPC-486NOTE AV以前の機種ではニッカド電池[PC-386NOTE W/WE(形状が若干異なるといいます)/AE/AR(Aでは異なる専用品:型番不明,+6.0V,2800mAh)以降 ではPCNTBP2(+7.2V,1700mAh)(注1・2・3・4),PC-486 PORTABLEではPCBP11(+4.8V?,1300mAh(1400mAh?)(注5)],PC-486NOTE AT,PC-586NOTE ATではニッケル水素電池(PCNTBP4/7.2V,2400mAh)です.
 注1:PC-286NOTE Fのバッテリーは型番不明です(+7.2V,1700mAh).
 注2:他機種で充電できなくなったPCNTBP2は,PC-386NOTE W(WRではこの現象はみられないといいます)に取り付けて充電すると復活する(充放電を何度か繰り返すと新品に近い状態まで復活)場合があるといいます.これは,この機種ではバッテリーチェッカーの閾値(過放電状態の認識?)の違いが他機種と異なっているため,この機種で充電することで他機種でも正常と判定される状態まで持ってこられるのだろうと推測されています.但し復活できたPCNTBP2は,インジケータが赤く光るする状態のものに限られます(インジケータが緑に灯ってバッテリーの装着すら認識されない状態となったものは不可).なおこれはあくまで2000年前後に報告された内容です(どるこむの過去ログ,[1882] 鶴のバッテリ死亡原因 も参照).
 注3:他にPCNTBP3(大容量バッテリパック)も存在しました.
 注4:PC-286L・LE・LFのバッテリーパックは型番不明(+9.6V,2000mAh).PC-286BOOKのバッテリーも型番不明(+9.6V,1700mAh).またPC-386BOOK L・LC・LXのバッテリーも型番不明です(+7.2V,1700mAh).
 注5:他にPCBP21(大容量バッテリパック/+4.8V?,2300mAh?)も存在したようです.

なお大型ラップトップであるPC-286LF・LS・LST/PC-286LP/PC-386LS・LSC・LSR・LSXは,電源ユニットを内蔵しているため,ACアダプタは必要ありません.


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