エプソン98互換機(デスクトップ,ノート)のCPUボード


エプソン98互換デスクトップ機とノート機のCPUボードの型番です.ラップトップ/BOOKについては調べていません.

■エプソン98互換デスクトップ機のCPUボード
マザーボードと基板が別になっている(マザーボードに対して垂直に装着される)CPUボードの型番です.なおPC-286Model 0/286/X/U/US/UX/C(PC-CLUB)/VJ,PC-386/P,PC-486P/SE/SR/FE/FR/FS/MU/MR/MS/MV/ME,PC-586RA/RT/RX/RV/RJ/MVはCPUがマザーボード上に直接取り付けられています(注).
 注:PC-286/X,PC-386については画像等で確認できてはいませんが,こう推測しています.

CPUボードの型番に関係すると思われるボード上の英数文字列には,"~ Board(またはBOARD)","UNIT ~","Y~" もしくは "P-~" があります.筆者は,エプソンはこれらの文字列の組み合わせにより,特定機種用の特定リビジョンのCPUボードの同定(管理)を行っていたものと推測しています.本記事では,"~ Board(またはBOARD)" を基板名,"UNIT ~" をユニット(部品)番号,"Y~" もしくは "P-~" を基板番号を示すものと考えておきます.例えばPC-286VGの場合,"VGCM BOARD" が基板名,"UNIT Y19520400000" がユニット番号,"Y19520400100" が基板番号を示す文字列と考えます.基板番号と思われる文字列がシールなどで修正されている例はこれまでのところ確認できていない一方で,基板名やユニット番号と思われる文字列では,一部の文字や数字がシールにより修正されているケースがあります(下の画像右列上・中段を参照).後者のケースでは,基板に手配線のジャンパ線や部品(他に小基板も?)が後付けで追加されています.


特定の機能を持つボード(特定の機種用のCPUボード)であることを示すものが基板名でしょう.これは一般的な意味での "型番" に相当するものと考えて良いでしょう.基板番号は特定の回路パターンがプリントされたプリント基板であることを示すもので,そこへの部品実装(と,必要であればジャンパ線や追加部品,小基板等の追加による回路の局所的改修)のパターンに対応するものがユニット番号でしょう.もしそうなら,特定の機種において,基板番号が同じであれば,基板名やユニット番号が異なっても,当該機種のCPUボードとしての互換性は保たれると考えられます.同一機種内で,特定の基板名・ユニット番号を持つマザーボードとの組み合わせでないと正常動作しないCPUボードが存在するといった可能性は低いと考えます.

異なる機種間でのCPUボードの交換の可否について:
・PC-386GEのCPUボードをPC-386GSに取り付けることは可能.逆も可能と思われます.
・PC-486GRのCPUボードをPC-486GFに取り付けることは可能.逆も可能と思われます.
・PC-386GE/GSとPC-486GF/GR間でCPUボードの交換は不可能.交換しても壊れはしないようですが動作しません.
・PC-486HA/HX/HGの違いはCPUボードのみ(マザーボード等は共通)との情報があります.事実とすればCPUボードの交換も可能なはずですが,報告を見つけられずにいます.
これら以外は不明です.異機種間で互いにCPUボードが似ているケースもありますが,他機種のCPUボードを無闇に取り付けるのは危険です.

※インターネットオークションに出品されたエプソン98互換デスクトップ機で,CPUボードが抜き取られた状態のものを見ることがここ数年増えたように思います.CPUボードが単体で中古市場に出ることは皆無ではありませんが,かなり稀なことですので,PC本体を新規に入手する場合にはよく注意する必要があります.


・PC-286V
二重基板(二枚の基板からなるCPUボード.以下同じ).
 CPU(カードエッジのある)側:WT2-CPY,UNIT Y16620400000
 カードエッジのない側:WT2-MRY,UNIT Y16620300000(UNIT~は判読の誤りを含むかもしれません)
CPUは80286-10MHz.ボードの型番とともにレイアウトも同定の手掛かりになると考えられるため,CPUボードの画像も掲載します.ヤフーオークションで出品者IDが hamayokotobe,オークションIDが d351349931(2021年6月4日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して180゜回転し1/2に縮小したものと,元画像から切り出したものを1/2に縮小したものとを併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


・PC-286VE
VCMS BOARD,UNIT Y17520100001(末尾の1はシール),Y17520100100
CPUは80286-12MHz.下はボードの画像です.ヤフーオークションで出品者が 新品 中古 基盤修理ジャンクなど,オークションIDが s1169096452(2025年2月5日に終了予定)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して1/3に縮小したものを併置しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.


・PC-286VS
VCM2 BOARD,UNIT Y17620100000,Y17620100101
CPUは80286-16MHz.ボードの画像は,古典コンピュータ愛好会 --> もちものリスト --> PC-286VS を参照(画像への直リンク).

・PC-286VF
VCM1 BOARD,UNIT Y18920110005(10005の1と5はシール),Y18920100101
または
VCM1(BOARDなし),UNIT Y18920100000,Y18920110100
CPUは80286-12MHz.下はボードの画像です.


画像のものはVCM1 BOARDで,基板裏面に集合抵抗やジャンパ線が後付けされていますが(注),VCM1にはこれらがありません[uts --> EPSON PC-286VF を購入(2015年7月31日の記事)を参照(画像への直リンク)].
 注:ボード裏面左上の2個の74F375のピンに4.7kΩ集合抵抗(横にRM7.8と印字されたシール),右下のCN1コネクタのピンに3.3kΩ集合抵抗(横にRM11の印字のあるシール)が追加されています.PC本体は1990年1~6月期製造で,筆者により引き取られる前は,新品で購入され,修理や改造の履歴もないワンオーナー品であったことを確認しています.PC-286VFの発売は1989年6月ですので,初期ロットというわけでなさそうです.なおCPUボード上の10個のジャンパスイッチの状態は以下の通り:3本ジャンパスイッチ6個のうち,J1,J2,J4,J8はA側2本ショート,J3,J7はB側2本ショート.2本ジャンパスイッチ4個のうち,J6,J10はショート,J5,J9はオープン.

・PC-286VX
VCM3 BOARD,UNIT Y19520200000,Y19520200100
CPUは80286-20MHz.ボードの画像は,たけるん通信 --> OLDパソコンコーナー --> PC98x1/互換機 (NEC・EPSON) こちらです --> PC-486GR & etc を参照(画像への直リンク).

・PC-286VG
VGCM BOARD,UNIT Y19520400000,Y19520400100
CPUは80286-16MHz.下はボードの画像です.ヤフーオークションで出品者が 新品 中古 基盤修理ジャンクなど,オークションIDが x1171463070(2025年2月6日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して1/4に縮小したものを併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


・PC-386V
VXCM-BOARD,UNIT Y19020200000
CPUは80386DX-20MHz.ボードの画像は,ECC(旧)2 --> 98note、PC-9801RA、PC-286LF他(月刊ASCII 1989年12月号4)(2023年03月07日の記事 を参照(画像への直リンク).

・PC-386M
EXCM-BOARD,UNIT Y19720200000,Y197202100100
CPUは80386SX-16MHz.下はボードの画像です.ヤフーオークションで出品者IDが m_myzm,オークションIDが v1097620045(2023年7月3日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して1/4に縮小したものを併置しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.


・PC-386VR
VCMH-BOARD,UNIT (前半読み取れず)600000
CPUは80386SX-16MHz.下はボードの画像です.ヤフーオークションで出品者IDが hamayokotobe,オークションIDが j590631726(2019年10月21日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して1/2に縮小したものをjpg形式に再変換)した画像を引用します.


・PC-386S
~BOARD文字列は不明,UNIT Y71520500000,Y71520500100
CPUは80386DX-25MHz.下はボードの画像です.ヤフーオークションで出品者IDが m_myzm00,オークションIDが w1095994121(2023年7月1日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して1/2に縮小したものを併置しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.


・PC-386G
不明.二重基板? CPUは80386DX-33MHz.CPUボードの一部の画像は,wnc develop 記録 --> edmiをPC-9801互換機で動作検証(2024年9月8日の記事.画像への直リンク),瀬尾 文彦さんの2025年1月31日のスレッズのポスト画像への直リンク)を参照.

・PC-386GE
1859CA BOARD,UNIT Y73120800000,Y73120800100(すべて基板表)
CPUは80386SX-16MHz.下はボードの画像です.コプロセッサを取り外さずに撮影してしまいました.画像でボードの右上端に位置するCPU(386SX)の下側の大きなPLCCソケットに装着されているものがそれです.出荷時にはこのソケットは空です.


・PC-386GS
1502CM BOARD,UNIT Y73120100000,Y73120100100(Y73120100100は基板裏)
CPUは80386DX-20MHz.下はボードの画像です.筆者の所有するものは大きく手が加えられており,サンプルとして提示するには適当でないと考えられたため,ヤフーオークションで出品者IDが kesigomu098,オークションIDが l1123211852(2024年3月14日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して1/4と28%に縮小したものを併置しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.


・PRO-486
二重基板.
 SIMMソケット側:UNIT 200933000 以外判読できず.
 CPU側:不明
CPUはi486DX2-66MHz.ボードの画像は,古典コンピュータ愛好会 --> もちものリスト --> PRO-486 を参照[画像への直リンク(12)].

・PC-486GF
二重基板.
 CPU側:1661CP BOARD(1661CPはシール),UNIT 200779500(79500はシール,UNIT 200779501で79501がシールのものも確認),P-200752800
 ODPソケット/SIMMソケット側:1505MR BOARD,UNIT 200753100,P-200753000
CPUはi486SX-16MHz.下はボードの画像です.


・PC-486GR
二重基板.
 CPU側:1505CS BOARD(1505CSはシール),UNIT 200973700(973700はシール)
 ODPソケット/SIMMソケット側:1505MS BOARD,UNIT 200973800(200973800はシール)
または
 CPU側:1505CP BOARD,UNIT 200752900
 ODPソケット/SIMMソケット側:1505MR BOARD,UNIT 200753100
CPUはi486SX-25MHz.下はボードの画像です.ヤフーオークションで出品者IDが hamayokotobe,オークションIDが p562105808(2019年9月20日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して2/3に縮小したものを併置しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.


・PC-486GR+
二重基板.不明.CPUはi486SX-25MHz.

・PC-486GR Super
二重基板.不明.CPUはi486DX2-50MHz.

・PC-486HG
二重基板.
 CPUソケット側:1666CQ-Board,UNIT 201209800(8はシール),P-201209600
 SIMMソケット側:P-~らしき文字列は,基板表側の小基板に一部が隠れ,末尾の35700しか読み取れず.基板裏側の文字列(~Board,UNIT~)は不明.
CPUはi486DX2-50MHz.下はボードの画像です.PC-486HGのCPUボードとの説明はありませんが,セカンドキャッシュダミーボードが取り付けられていることからこう考え掲載します[【追記】PC-486HGのCPUボードと考えられるヤフーオークションの別な出品物(注)と同じ外観をしていますので,ほぼ断定できると考えます].ヤフーオークションで出品者が 電脳遊幻組,オークションIDが l1164657913 の出品物(2024年12月14日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して1/4に縮小したものを併置しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.CPUが取り外されています.画像左はセカンドキャッシュダミーボードが取り付けられている状態で,画像中央はこれが取り外されている状態です.


 注:商品説明では "PC-468HXなどのCPUボード" とありましたが,同じ出品者が1年ほど前にCPUボードを抜いたPC-486HGを出品していることから,これをPC-486HGのCPUボードと判断しました.そもそもセカンドキャッシュが標準装備されているPC-486HA/HXにセカンドキャッシュダミーボードを取り付ける理由など(特殊なユーザーによるいわゆる何個一化といった稀な事態を除けば)まずないと思われます.

・PC-486HX
二重基板.
 CPUソケット側:1895CQ-Board,UNIT 201209700[UNIT 201209701(701はシール)も確認],P-201209600
 SIMMソケット側:基板裏側に 1895R(?)S(?) BOARD,UNIT 201335800.P-~らしき文字列は基板表側の小基板に一部が隠れ,末尾の35700しか読み取れず.
CPUはi486DX2-66Mhz.下はボードの画像です.ヤフーオークションで出品者IDが trgetter,オークションIDが l1072482909 の出品物(2022年11月22日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出したものを40%に縮小して併置しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.SIMMソケットの一方に2MBのSIMMが装着されています.


二重基板の各々の裏面の画像は,おふがおさんの2021年1月21日のツイート(12)を参照.但しこの画像のCPUボードは,製品として出回る前の試作品(エンジニアリング・サンプル)と思われます[画像への直リンク(12345)].

SIMMソケットのある側の基板の,マザーボート接続用コネクタ裏に当たる位置(上の画像右の最下部)に小基板が後付けされている場合もあります.これまでのところ,この小基板には二種類あることを確認しています.下は小基板の画像です.ヤフーオークションで出品者IDが hp_d7,オークションIDが f1095532567 の出品物(2023年6月17日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出したものを1/2に縮小)したもの(上段)と,ヤフーオークションで出品者IDが arena_hk,オークションIDが f1123347953 の出品物(2024年2月8日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して55%に縮小)したもの(下段)とを併置しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換した画像を引用します.下段のものは実際はPC-486HGのCPUボードのものですが,おふがおさんの2021年1月21日のツイートのPC-486HXの試作品のものと同一の小基板と同じものですので(小基板から延びる後付けのジャンパ線の結線先も同じ),ここでの引用の対象としました.


上段の小基板は 1895SV-Board,UNIT 201354600 で,下段の小基板では見えている位置には型番を示す文字列が確認できません.なお二つ上の画像右(ボード裏面の画像)ではボード左端中央付近(空のSIMMソケットの左下)にICの載った小基板が後付けされていますが,この小基板はマザーボート接続用コネクタ裏に当たる位置に小基板が後付けされているボードにはありません.

・PC-486HA
二重基板と思われる.不明.
CPUはiDX4-100MHz.ボードの画像はaucfanに保存された画像を参照.

・PCCPUB211(A)(PC-386GE/GS用CPUアップグレードモジュール)
不明.CPUはi486SX-25MHz.

・PCCPUB21(PC-486GF/GR用CPUアップグレードモジュール)
二重基板.
 CPUソケット側:1893CP Board,UNIT 201280600,PCCPUB21,P-201280500
 SIMMソケット側:基板表側に 1893MR BOARD,UNIT 201280800.P-~文字列は確認できませんが.恐らく基板裏側にあるものと思われます.
CPUはPentium-60MHz(P5.いわゆる5VPentium).ボードの画像です.ヤフーオークションで出品者IDが sigatunotara,オークションIDが d415443043 の出品物(2020年2月15日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像を1/2に縮小して併置しガンマ補正値を大幅に上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.


改造品で,PL-54MM(+N4下駄と商品説明にはあります)と組み合わされた状態です.CPUはK6-IIIに交換されています.チップのヒートシンクはユーザーにより追加されたものと思われます.またSIMMソケットに8MBのSIMMが2枚装着されています.半田繁幸さんの2019年4月30日のツイート にも画像があります(画像への直リンク).


■エプソン98互換ノート機のCPUボード
マザーボードと基板が別になっているCPUボードの型番です.ODPボード(エマティなリサイクル --> 研究発表会 --> 486機用CPUアクセラレータ対応表 を参照)については調べていませんが,赤茄子の街 --> 青の家 --> 手術室 --> 486AS(茄子)AU(鮎)AV(鍋)の改造 1.CPUモジュールの怪(一部調査中)やどるこむの過去ログ, を見ると,ODPボードがどういものであるかの見当が付きます.

異なる機種間でのCPUボードの交換の可否について:
(1) 無改造,すなわちJ~パターンの状態(ショート/オープン)を変更せずCPUの張り替えも行わない状態での交換の可否については,赤茄子の街 --> 青の家 --> 手術室 --> 486AS(茄子)AU(鮎)AV(鍋)の改造 1.CPUモジュールの怪(一部調査中) を参照.
(2) J~パターンの状態の変更(とCPUの張り替え)によるCPUボードの交換の可否については,赤茄子の街 --> 青の家 --> 手術室 --> 486AS(茄子)AU(鮎)AV(鍋)の改造 1.CPUモジュールの怪(一部調査中)と Flyingharukaさんの2018年12月21日のツイート を参照.

上記の資料に示されているように(筆者もヤフーオークションの出品物画像を調べることでこれらの知見を追確認しました),PC-486NOTE AS/AU/AV/ATのCPUボードには,P-201116400(PC-486NOTE AS/AV)と P-201481300(PC-486AU/AT)の二種類があり,基板上のJ~とあるパターン同士のショート/オープンの組み合わせにより,ベースクロックとCPU内部での倍率が設定されています.
※P-201116400 には,シルク印刷の一部がビアと重なり,J8なのかJ9なのか判然としないパターンが存在します.赤茄子の街の資料はこれをJ8とし,FlyingharukaさんのツイートはこれをJ9としています.本記事ではではこれをJ8と読むことにします.


・PC-386NOTE AR
1745CM Board,UNIT 200816900,P-2008169800
CPUはAm386SX/SXL-25MHz.下はボードの画像です.以前の持ち主により電解コンデンサが交換されています.元々の電解コンデンサは表面実装型の白パッケージのものです.


・PC-486NOTE AS
 コネクタ側:1831CQ BOARD,UNIT 201116500
 CPU側:P-201116400
CPUはi486SX-25MHz.
下はボードの画像です.J~パターンの状態は,J1,J3,J6,J7がショート,J2,J4,J5,J8がオープンです.


・PC-486NOTE AU
 コネクタ側:1902CQ BOARD,UNIT 201481400
 CPU側:P-201481300
CPUはi486SX-33MHz.J~パターンの状態は,J5,J7がショート,J6,J8がオープンです(オープンのパターンにもハンダが盛ってあります).下はボードの画像です.ヤフーオークションで出品者IDが trailpc,オークションIDが t1061827768 の出品物(2022年8月29日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して40%に縮小したものを併置しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.


・PC-486NOTE AV
 コネクタ側:~BOARD,UNIT~不明(1831CQ BOARD,UNIT 201116500と思われるが実物未確認)
 CPU側:P-201116400
CPUはi486DX2-50MHz.J~パターンの状態は,J2,J4,J6,J7がショート,J1,J3,J5,J8がオープンです.下はPC本体に取り付けられている状態のボードの画像です.ヤフーオークションで出品者IDが turuyan,オークションIDが r1058664330 の出品物(2022年7月31日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して1/2に縮小しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.


・PC-486NOTE AT
 コネクタ側:1902CQ BOARD,UNIT 201481400
 CPU側:P-201481300
CPUはiDX4-75MHz.J~パターンの状態は,J6,J7がショート,J5,J8がオープンです(オープンのパターンにもハンダが盛ってあります).下はPC本体に取り付けられている状態のボードの画像です.ヤフーオークションで出品者が vvs1,オークションIDが l1124867193 の出品物(2024年2月7日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して270゜回転したものを60%に縮小しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.この画像ではintel IntelDX4の文字が見えるようにピンク色の熱伝導性ゴム(?)が貼り付けられていますが,これらの文字が隠れる大きさの熱伝導性ゴムが貼り付けられているものも多い(本来はそう?)ようです.


※自分用メモ:コネクタ側の文字列はCPUをAm5x86に張り替え・WB/WT切り替えスイッチ付き改造品で確認.

・PC-586NOTE AT
 黄色いシール側:P-201862700
 CPU,コネクタ側:~BOARD,UNIT ~いずれも不明.
CPUはPentium75MHz.下はPC本体に取り付けられている状態のボードの画像です.ヤフーオークションで出品者IDが azcdc13249,オークションIDが e1098024966 の出品物(2023年7月12日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出し90゜回転したものを1/2に縮小してガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.


・SPCCPUB12(PC-386NOTE AR用CPUアップグレードボード)
不明.CPUはi486SX-25MHz.


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