ERF等の固定具


PC-386GSやPC-486GR等の機種に,ERF,ERE-4000,PCRB01といった正式に対応していない増設RAMベースボードを取り付けた場合,ボードの背が低く,ボード上の固定用金具をPC本体のフレームにネジ留めできないため,ボードを十分な強度で固定することができません(注).
 注:まさにこのことが正式に対応していない理由でしょう.PCRB8,PCRB81,MIRB81,ERD-4000,EP-RB8の場合も同じでしょう.

固定に不安を感じる場合には,幅広の粘着テープの類を使った固定の例もありますが(どるこむの過去ログ,いろいろとまとめて…(^^; を参照),固定用の金具を自作してもよいでしょう.下は,筆者が自作した金具を使ってPC-386GSのフレームにPC-RB01を固定している様子です(注).
 注:しーど君の工作記 --> MENU --> ゑぷそんで行こう --> PC-486GRSuper
--> 他機種用なので固定金具はGRとは合わないので簡単に自作して本体に固定します。 にGR Superでの同様な金具の製作報告があります.


ボードの向かって右側の固定用金具に,缶詰の蓋から切り出した鉄板を継ぎ足して本体のフレームに固定しています.刃を傷めてしまいますが,この程度の厚さの鉄板やアルミ板なら,刃の厚い普通のハサミでも切断できます.切断面と角の部分には,手を切らないようにヤスリをかけておきます(ヤスリがけの際にも怪我をしないように注意して下さい).ネジ穴を開けるための工具については,1MB FDD I/Fの製作を参照して下さい.ネジ穴のバリも危険ですから削り落として下さい.

ボードの左側も同じようにフレームに固定すればなおよいのですが,この程度でも固定の強度は十分と判断しました.ボール紙で試作したものを元に製作したものでしょうが,本体フレーム固定用のネジ穴が二つあるところから見ると,試作時にボール紙が少し撓むかズレるかしたために,試作品のネジ穴の位置が実際のものとは少しズレていたのだろうと思います.このような作業しづらい空間での位置決めではよくあることです(注1).486GRなどでも,増設RAMベースボードに対して本体フレームの固定用のネジ穴は386GSと同じ位置にある筈ですし(386GSに正式対応している増設RAMベースボードは486GRにも正式対応しています),ERFなどの他の背の低いボードでも,筆者が確認した限りでは金具の位置と形状は同じですので,金具を製作するのであれば,これと同じような物を作ればよいでしょう.筆者は有り合わせの材料で製作しましたが,この種の鉄板は錆びやすく,また加工時に切り口で怪我をしやすいので,製作時にはホームセンター等で売られているアルミ製やプラスチック製の材料を使用した方がよいでしょう.固定具をプラスチックなどの非導通性の材料で製作した場合には,ボードのGNDをフレームに接続するために,両端のネジにケーブルを絡ませておくとよいでしょう(注2).
 注1:ボードの固定用金具を取り外して,基板に直接ネジ留めするように試作すれば,ズレも少ないかもしれません.その場合の金具の形状は,上に挙げた しーど君の工作記 にあるものと同様になります.
 注2:増設RAMベースボードのコネクタにもGNDピンがありますので,この作業は不可欠というわけでもないでしょうが,GNDラインを強化することはノイズ対策にもなります.

ひも状あるいは針金状のもので固定することもできます.こちらの方が簡単でしょう.下はビニタイ(ビニールタイ)を使用した例です.ここではボードの左右を本体のフレームに固定しています.


ボードの固定用金具を取り外し,そのネジ穴にビニタイの一方を巻き付け,他方を本体フレームのネジの軸に巻き付けました.ボードの固定用金具を外さずに,それに直接巻き付けるかネジの軸に巻き付けてもよいですし,またフレームのネジ穴に巻き付けてもよいでしょう.またここでは最も手軽な方法ということでビニタイを使ってみましたが,コードや紐,糸,細い針金などを使うこともできます.導電性の材料を使えば,ボードからフレームに別にジャンパ線を繋ぐ必要もありません.


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