EPSON仕様のSIMMの判別法


EPSON仕様のSIMMは61(互換)SIMMやJEDEC仕様のSIMMとは端子のアサインが異なり,後二者と互換性がありません.本記事ではEPSON仕様のSIMMを他のSIMMから見分ける方法について述べます.文章により一般的な特徴を説明するとともに,網羅的ではありませんが,具体的な製品の画像も掲載します.なおエマティなリサイクル --> 研究発表会 --> めずらSIMM写真館 にも,小さなものですが,EPSON仕様のSIMMの画像が掲載されています.


■EPSON仕様のデスクトップ機用SIMMの見分け方
デスクトップ機用SIMMの対応機種と型番・容量については,エプソン98互換デスクトップ機用エプソン仕様SIMM一覧を参照して下さい.

EPSON仕様のSIMMのうち,サードパーティー製品は基板上の型番のシルク印刷や型番の記されたシールなどによって同定は一般に容易ですが(筆者は型番のはっきりした新品を見たことがないため,後述するように一部不確実なSIMMがあります).また純正品の同定は慣れないと少し難しいとも言われますが,ポイントを押さえさえすれば,他種のSIMMから見分けることは難しくないと思います.

EPSON純正品の見分け方のポイントは以下の5点です.(2)が決定的な手掛かりですが,ある程度見慣れてくると,色と全体の姿から,一目見ただけでほぼ間違いなく同定できます.
 以下余談:記録を確認すると2005年の後半だったようですが,PCNET広島店が広島市中区三川町のヒロシマパーキングの下の半地下のような場所に店舗を持っていた頃(注),PCNETグループ全体の在庫処分の一環だったのでしょうか,\10(\100ではありません)均一で,とにかく大量の各種JEDEC SIMMの他に,PC-9801-61,PC-H98-B14などとともに,純正品を含むEPSON仕様のSIMM(ノート用を含む)もまたプラスチックの箱に乱雑に投げ込まれて多数投げ売りされていたことがあり,その機会に随分と目が鍛えられたように思います.なおその際も,気を付けて見ていたのですが,PCZRMあるいはPCZRM2(ともに1MB)と思われるSIMMには遭遇しませんでした.古いPCのマニアなども多くいた街ではなかったかと思うのですが,どういうわけかこれらのSIMMは買う人があまりいないようで,結構な期間置かれていたにもかかわらず,いつ行っても売れた様子がなく,またどうやら追加補充もされているようでしたので,そのうちあれば遠慮せず購入するようになりました.筆者の所有するEPSON仕様のSIMMのかなりの部分は,この時にこの店で手に入れたものです.
      注:本記事の内容とは全く関係ありませんが,PCNET広島店がこの場所にあったのは数年程度と短く(その後一旦広島から撤退したように聞いています),そのためもあってか,店舗の画像がWWW上にないようですので,当時を記録するものとして,筆者が撮影した店舗の画像を残しておきます.撮影日は2005年12月25日です.


 (1) 端子は金メッキではなく錫(銀色)メッキである.これは本体および純正RAMベースボードのSIMMソケットの端子が銀色であることと無関係ではないでしょう.
 (2) 基板上に型番の表記はなく,代わりに2MB品(PCZRM4)では1659M2,4MB品(PCZRM5)では1659M4 BOARDのシルク印刷がある.4MB品のチップは基板両面実装であり,2MB品にはチップが基板の片面だけに載っているものと,基板の両面に実装されているものとがある.
 (3) そのシルク印刷はEPSON独特の少し丸みを帯びた書体である.これはEPSON製デスクトップ機のライザボードや純正拡張ボードなどのシルク印刷("・・・・・Board"など)の書体と同じ.
 (4) 基板の色も独特で,一般的なSIMMのものと異なる特徴的な青緑色をしている.
 (5) 一般的なSIMMより背が低く,そのため細長い感じを与える.

各段とも同じSIMMの表裏の画像です.上段はPCZRM5(4MB)で,画像では見づらいですが,左の画像の基板の左上隅に縦方向に二段書きで1659M4 BOARDの文字列があります.中・下段がPCZRM4(2MB)で,中段はチップ両面実装品,下段が片面実装品です.いずれも左の画像の基板の左上隅に1659M2の文字列があります.なおいずれのSIMMも,チップに文字列が印字された白いシールが貼られている場合があります.


中央のチップとコンデンサが取り付けられていないPCZRM5(4MB)です.1659M4 BOARDの文字列とその基板上の位置は変わりません.どるこむの過去ログ,PCZRM81について(旧掲示板より) に,パリティなしのPCZRM5が存在する(PC-386GS/486GRでパリティありのものと混在使用が可能)とありますが,これがそれと思われます.ヤフーオークションで出品者IDが xroadxi,オークションIDが p664533012(2019年1月27日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


 追記1:PCZRM(1MB)と思われるSIMMを含む画像が見つかりましたので掲載します.PC-386M専用内蔵RAMベースボードであるPCMRBに増設された状態のものです.ヤフーオークションで出品者IDが masato_sekine,オークションIDが t756321568(2020年9月24日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像を引用します.


     なおPCZRM2のメモリチップ(の一例?)は "JAPAN 9044HCI TTC514256AJ-80"で,パリティチップ(の一例?)は "9011 S12N 日立 JAPAN 51256CP-8" とのことです[どるこむの過去ログ,PCZRM81について(旧掲示板より) を参照].

 追記2:PCZRM81(8MB)あるいはその相当品と思われるSIMMの画像が見つかりましたので掲載します.ヤフーオークションで出品者IDが trgetter,オークションIDが x755957051(2021年1月17日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して180゜回転後2/3に縮小しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像(上段)と,おふがおさんの2021年1月21日のツイートの画像を加工(元画像から切り出して3/4に縮小しjpg形式に再変換)した画像(下段)をそれぞれ引用します.上段はPC-486HXのCPUボードのライザボードのソケットに装着された状態のもので,下段はEPSON SAMPLEと書かれた赤いシールの貼られたPCSHDの試作品と思われるHDDユニット(MODEL R1895 OP. 200MB HDD)のディスクキャッシュ用のソケットに装着された状態のものです.いずれも端子は錫メッキのものです.


 メモリチップは,上段のものでは KOREA[三星電子(現SAMSUNG)]KM48C2100AJ-7 ですが,これは16MBitのチップで,これが片面に4つ実装されていますので,1MBit=0.125MBで換算すれば,16×0.125×4=8MBとなり,8MBのSIMMであることが確認できます(ヤフーオークションの商品説明文と画像からも,8MBのSIMMであるとわかります).下段のものメモリチップは 三菱 M5M417800AJ 3522A00 -7 です.
 下は裏面の画像です.おふがおさんの2021年1月21日のツイートの画像を加工(元画像から切り出して併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


 型番を示すシルク印刷の文字列はチップのない裏面にあり,"1659M8 Board" を予想していたのですが,画像を加工するなどしても十分に判読できません."1885N8 Board" などとも読めます."UNIT 201517500" の文字列は判読できます.

EPSON仕様のSIMMの具体的な型番,チップ等については,ゑぷそん道 --> [PC-486FR] でも詳細なデータが公開されています.またSIMMの外観から型番を判別する方法が,どるこむの過去ログ,[1926] EPSON仕様SIMMの見分け方 で詳述されています(ここでは1MB品の見分け方についても説明されています).本項はこの過去ログの補足のようなものです.

I・Oデータ製のEP-SIM-4M(上・中段)とEP-SIM-2M(下段)です.EP-SIM-4Mには端子が金メッキのもの(上段)と錫メッキのもの(中段)があることを確認しています.いずれもチップは両面実装で,左側の画像の基板の右側の端子列の直上に横向きのEP-SIMM-4M-1の文字列があります.またEP-SIM-2Mのチップも両面実装で,左側の画像の基板の中央に横向きで二段書きのEP-SIMM-2M-1の文字列が,また右側の画像の基板の中央に同じくEP-SIMM-2M-1の文字列が今度は縦向きに並んでいます.いずれのSIMMも,チップに文字列が印字された白いシールが貼られている場合があります.


EP-SIM-2Mには基板レイアウトの異なるものもあります.パリティチップのないものでしょうか.ヤフーオークションで出品者IDが wqxu4109,オークションIDが x619247994(2019年6月5日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出したものと元画像から切り出して併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.基板中央に縦向きないし横向きのEP-SIMM-2M-1の文字列があります.


またEP-SIM-4Mでは,基板上の文字列がEP-SIM2-4M-1となっているものもあります.これにはEP-SIM-4MYのシールが貼られているものと貼られていないものとがあります.ヤフーオークションで出品者IDが wqxu4109,オークションIDが x619247994(2019年6月5日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出したものと元画像から切り出して2倍に拡大しガンマ補正値を上げたものを併置しjpg形式に再変換)した画像(上・中段)と,ヤフーオークションで出品者IDが hamayokotobe,オークションIDが w210555822(2018年5月9日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出したものをjpg形式に再変換)した画像(下段)をそれぞれ引用します.


メルコ製のXRD-2M(2MB)です.チップは片面実装で,基板上にシルク印刷された文字列は両者とも 2148XRB-AA JC です.前者はPC-386Pのマザーボード上のSIMMソケットに装着されていたものと記憶しており,基板上の文字列からはXRB-2000のようにも思えるのですが,基板の構成から,型番シールのないXRD-2M(相当品)とみて間違いないでしょう.


これもメルコ製の2MBのSIMMです.チップは両面実装で,基板上にシルク印刷された文字列は両面とも 2000XME です.メルコ製の "XME-2000" や "XME-2M" といった型番のEPSON仕様のSIMMの存在を確認していませんので,XRB-2000の可能性がありますが,定かではありません.ウェブ検索では,PC-486GR+/HXのCPUボード上に装着されている例や,PC-486SEに増設されたPCRB01に装着されている例が見つかりました.ヤフーオークションで出品者IDが yuki06281215,オークションIDが r346931927(2019年11月4日終了予定)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像を回転して半分に縮小後に切り出して併置した後jpg形式に再変換)した画像を引用します.


メルコ製の4MBのSIMM(XRD-4M)です.型番の表記されたシールが貼られています.基板上にシルク印刷された文字列は 4144XRB-AA JC です.


同じくメルコ製の4MBのSIMMですが,型番の表記されたシールが貼られていません.基板上にシルク印刷された文字列は4000XRB-Bであり,上のXRD-4Mのものと異なり,また基板上の部品も異なっていますので,XRB-4000ではないかと考えます.ヤフーオークションにも,これと同じものがPC-486SEで動作したとしてXRB-4000として出品されたことがあります.


I・Oデータ製の8MBのSIMMです(EP-SIM32-8M).これも基板上のシルク印刷の文字列(EP-SIMM32-8MP,EP-SIM32-8MP,EP-SIMM32-8MT)により同定が可能です.型番が表記されたシールが貼られている場合もあります.


上の2つとは基板の異なるEP-SIM32-8Mです.基板上のシルク印刷の文字列は EP-SIMM32-8Mです.チップが縦向きに片面実装されていて,他のエプソン仕様SIMMと異なり,細長い感じはしません.エプソン仕様のSIMMが一般的なSIMMより背が低いのは,増設RAMベースボードの複数枚差しや,増設RAMベースボードとアウトラインフォントボードとの共存に対応するためとのことですが(どるこむの過去ログ,[1926] EPSON仕様SIMMの見分け方 を参照),8MBのSIMMが対応する機種の一部ではそのような増設の仕方をすることもないため,必ずしもSIMMの背を低くする必要性がなく,一般的なSIMMと同じような高さの基板を持つものも製造されたものと考えられます.ヤフーオークションで出品者IDが bolon1998,オークションIDが t762497017(2020年10月18日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出したものと,切り出して2/3に縮小したもののコントラストを上げて併置した後jpg形式に再変換)した画像を引用します.


 追記:チップ上の文字列などがもう少し見えやすい(可読レベルではありませんが)同型のEP-SIM32-8Mの画像が見つかりましたので掲載します.ヤフーオークションで出品者IDが hamayokotobe,オークションIDが n132459000(2014年1月21日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像を引用します.撮影条件が異なるため,上の画像のものとは大分印象が違います.


メルコ製の8MBのSIMM(XRH-8000)で,型番が表記されたシールが貼られているものと貼られていないものがあります(後者はシールが剥がれたものかは不明).基板上のシルク印刷の文字列は,8001-XRH-A ないし 8001-XRH JC です.シールが貼られていないものでは,基板中央の正方形のチップにXRHの文字があります.これも直上のEP-SIM32-8Mと同じく,一般的なSIMMと同じような高さの基板となっています.ヤフーオークションで出品者IDが masato_sekine,オークションIDが r350768165(2019年10月2日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像(上段)と,ヤフーオークションで出品者IDが dragon_horse_wot,オークションIDが e428153269(2020年4月18日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して半分に縮小しガンマ補正値を上げた後jpg形式に再変換)した画像(下段)を引用します.


なお純正品,サードパーティー製品とも,EPSON98互換ノート用の64ピンSIMMとよく似ていますが,SIMMの長さ(ノート用の方が短い)や端子数から,またサードパーティー製品であれば,少し注意して見れば基板やシールに記された型番から区別は容易です.


※EPSON仕様ではない,JEDEC仕様のEPSON製のSIMMが存在しますのでご注意下さい.これはチップが8個片面実装されており,高さも一般的なのSIMMと同じで,基板の左上にはEPSONの文字が,また左下にはチップと平行に 1951M4 Board という白文字が上記のEPSON独特の書体でシルク印刷されています.端子は錫メッキです.これの正体は単なる4MBのノンパリSIMMです.PC-586RAなどに出荷時から取り付けられていたSIMM(の一つ?)だそうです.ヤフーオークションで出品者IDが xroadxi,オークションIDが e342402622(2019年3月10日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出したものと,切り出して2/3に縮小したものを併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


またチップが両面実装され,1951M8 Board と書かれているものは,8MBのノンパリSIMMです.画像のものは,Windows95がプリインストールされていたEPSON製のPC/AT互換機であるEndeavorに出荷時から取り付けられていたものです.



■EPSON仕様のノート機用SIMMの見分け方
EPSON98互換ノート用のSIMMは64ピンコネクタのもので(注),上の画像のように,72ピンSIMMより長辺は短く,短辺はやや長い形状をしています.対応機種と型番・容量についてはエプソン98互換ノート/ラップトップ/BOOK用のメモリ一覧 を参照して下さい.
 注:古いMacのVRAMと少し似ていますが,こちらは68ピンコネクタ(錫メッキ)です.

以下にEPSON98互換ノート用のSIMMの画像を示します.またメモリカード,BOOK用の専用メモリ,Lスロット用メモリ,PC-486Portable(PC-486PT1)の専用メモリの画像も示すことにします.ただしすべての製品を網羅してはいません.これらは製品ラベル,型番の印刷されたシール,基板上の文字列などを手掛かりに判別するしかありません.特にSIMMでは,ロットによるのでしょうか,型番の書かれたシールのないものがあり,そのようなものでは,基板上の文字列が対応機種や容量を知る上で大きな手掛かりとなります.

1.メモリカード
エプソン製PCNFRB2(2MB)です.ヤフーオークションで出品者IDがhikari_wifi,オークションIDが p739702780(2020年1月25日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像を引用します.


メルコ製ESB-2000(2MB)です.[EMS] と [EMS+PROTECT] 切り替え用スイッチがあります.ヤフーオークションで出品者IDが m_m_root88,オークションIDが m313975496(2019年7月10日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像2枚を半分に縮小したものから切り出して併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


4MB版のESB-4000です.PC-386NOTE Aに装着された状態のものです.ヤフーオークションで出品者IDが beautyplanets3,オークションIDが g453928318(2020年9月11日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像を引用します.


6MB版と8MB版のESB-6000とESB-8000Sです.ヤフーオークションで出品者IDが nfukute,オークションIDが u220417669(2018年9月4日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像(左,PC-386NOTE Aに装着された状態)と,ヤフーオークションで出品者IDが bannoki,オークションIDが c625916100(2017年11月9日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像2ものから切り出してガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像(右)をそれぞれ引用します.


メルコ製EMB-4000(4MB)です.[EMS+BANK] と[EMS+PROTECT] の切り替えスイッチがあります.ヤフーオークションで出品者IDが seinaoryoukan,オークションIDが k212565575(2016年7月5日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してガンマ補正値を上げ併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


I・Oデータ製EP-286BOOK 2MB(2MB)です.基板裏面にEP-286BOOK-2/4M-1の文字列があります.ヤフーオークションで出品者IDが membou_a,オークションIDが h327485567(2018年8月15日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して半分に縮小しガンマ補正値を上げた後併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


これの4MB版のEP-286BOOK 4MBです.PC-386NOTE Aに装着された状態のものです.ヤフーオークションで出品者IDが eldorado0310,オークションIDが n356856790(2019年7月21日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して2/3に縮小後jpg形式に再変換)した画像を引用します.


I・Oデータ製EP-NTB-2M(2MB)です.4連ディップスイッチがついています.これについては下のEP-NTB-4Mの項を参照して下さい.ヤフーオークションで出品者IDが k_garage7,オークションIDが u317725333(2020年2月28日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して2/3に縮小後併置してjpg形式に再変換)した画像を引用します.彩度が低いようですが,下のEP-NTB-4M以下のこのシリーズの製品画像を見る限り,これは撮影条件によるものと思われます.別な出品物の画像では,裏面の "EP-NTB" と "EPSON NOTE/BOOK用 RAM BOARD" の文字列の色は青でした.


I・Oデータ製EP-NTB-4M(4MB)です.4連ディップスイッチのあるものとないものとがあります.下のEP-NTB-6MとEP-NTB-8Mの画像なども見ると,新旧二種類ある(添付されていたメモリマネージャソフトも異なっていた)のかもしれません.ヤフーオークションで出品者IDが hamayokotobe,オークションIDが g126748567(2017年3月31日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像(左,ディップスイッチのあるもの)と,出品者IDが airesunikkor,オークションIDが m114247262(2013年11月17日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像(右,ディップスイッチのないもの.PC-386NOTE Wに装着された状態)をそれぞれ引用します.


6MB版のEP-NTB-6Mです.4連ディップスイッチのあるものです.ヤフーオークションで出品者IDが show_kai,オークションIDが o371136312(2020年2月21日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像をから切り出して1/3に縮小したものを併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


同じく6MB版のEP-NTB-6MBで,4連ディップスイッチのないものです.PC-386NOTE AEに装着された状態のものです.KAWAMURA, Takahiroさんの2019年7月19日のツイートの画像を加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像を引用します.


8MB版のEP-NTB-8Mです.ヤフーオークションで出品者IDが tw101nete,オークションIDが g206193189(2017年3月4日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して2/3に縮小後併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.なお画像が青みがかっているのは撮影条件によるものでしょう.本製品の別な出品物の画像では,EP-NTBの文字列のあるラベルの部分が白地になっていました.


※下はPC-286NOTE FやPC-386NOTE A/AE等用のRAMドライブカードである,エプソン製PCRDCです.1.25MBという容量からも分かるように,フロッピーディスク互換のRAMドライブカードであり,上に挙げたようなメモリカード(カード状のRAMボード)ではありません.ヤフーオークションで出品者IDが timspenrod,オークションIDが m106135043(2012年11月26日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して2/3に縮小しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


2.PC-386BOOK L専用メモリ
PC-386BOOK LのRAMボードスロットに装着する専用メモリボードです.エプソン製PCRB6(2MB)です.専用モジュールであるPCZRM3(2MB)増設用の白いコネクタが三対あります.基板名は UNIT Y7292040000です.ヤフーオークションで出品者IDが timspenrod,オークションIDが u31426438(2012年5月8日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して80%に縮小しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


3.Lスロット用メモリ
エプソン製PC286LRB6(1.5MB)です.基板名は WT4-RAM BOARD です(UNIT Y1612110000 という文字列もありますが,これはロット番号のようなものかもしれません).ヤフーオークションで出品者IDが trattoria_chaser,オークションIDが e419706215(2020年3月15日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して1/3に縮小しjpg形式に再変換)した画像(左,ボード表面)と,ヤフーオークションで出品者IDが hamayokotobe,オークションIDが w108057034(2014年10月18日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像(右,ボード裏面.ドライバディスクを含む)をそれぞれ引用します.


メルコ製EMP-2000(2MB)です.少々不鮮明なものですが,ヤフーオークションで出品者IDが gzi6kne829,オークションIDが j458684613(2017年11月16日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して2/3に縮小しガンマ補正値を上げた後jpg形式に再変換)した画像を引用します.


メルコ製ESL-2000(2MB)とESL-4000(4MB)です.ESL-2000の基板上には 8000ESL-C の文字列があります.ヤフーオークションで出品者IDが elainesreply,オークションIDが u43519682(2012年11月4日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して84%に縮小しjpg形式に再変換)した画像(左)と,ヤフーオークションで出品者IDが luriko_a,オークションIDが 197404549(2015年5月8日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像(右)をそれぞれ引用します.


日本テクサ製TEMS-286-20(2MB)です.黄ばんだビニール袋に入った未開封状態のもので,ボードの詳細がわかりません.外箱の表側には "TEMS 286 EMS BOAD for:PC-286L/LE" ととあります.付属のRAMドライバは1990年製の "えっちゃん" Ver.1.0です.ヤフーオークションで出品者IDが trattoria_chaser,オークションIDが m397504963(2020年3月15日に落札)の出品物画像によれば,"えっちゃん Ver.1.0" のボリュームラベルは "TEMS-マスタ" で,中身のファイルは BAKUPFD.BAT,BAKUPHD.BAT,BAKUPHD2.BAT,DSKINF.EXE,ETCL.COM,ETEMM.SYS,ETMGR.SYS,ETRD.SYS,
FDFAST.COM,FMT.EXE,INSTET.EXE,README.DOC,SWTEMS.EXE,TEMSCHK.EXE で,ドライバ等は INSTET.EXE["RAMドライバ設定ユーティリティ「設定えっちゃん」(V1.0)"]を起動して組み込むようになっています.ヤフーオークションで出品者IDが divide9821,オークションIDが o298242957(2019年2月9日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して回転したものを併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


日本テクサ製ですが,型番がわかりません.基板上には RD286 20 の文字列があります.付属のRAMドライバは1988年製の "もっちゃん" Ver.2.0で,上のTEMS-286-20付属のものより古いので,TRAM-286-20の可能性がありますが,確証はありません.ヤフーオークションで出品者IDが emitamaru,オークションIDが j457602685(2017年11月10日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して2/3に縮小したものを併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.なお出品物の説明文では16MBのRAMボードとされていましたが,基板上の NEP-16T の文字列に基づいた誤りでしょう.


4.ノート用SIMM
(1) 2MB
エプソン製のSIMMで,PC-486NOTE AVに装着された状態のものですが,型番と容量は不明です.基板上にシルク印刷された文字列は 1902R2 Board で,他に UNIT 2015571101 の文字列(基板に貼られたシールに印字)もありますが,情報がありません.ヤフーオークションでは,2枚セットの他に,メルコのXRE-4000や,I・Oデータ製EP-SIMAU-8M(8MB)またはEP-SIMAU-16M(16MB)と一緒にPC本体に装着された状態で出品されていたこともありますが,PC-486NOTE AVやAUの一部のモデルでは,出荷時にSIMMソケットの一方に2MBのSIMMが装着されているとう事実があり,またメモリチップである TOSHIBA TC514800 AFTL-80(4Mbit:524,288word×8bit ダイナミックRAM.OKI M514800L-70J が使用されているものもあります)は1個で512kB,4個で2MBということであり,1902R2 Board の文字列の末尾が2で,また下に示す8MBのPCNTZRM81の基板上の文字列が 1902R8 Board となっていること,デスクトップ機用の 1659M2 Board が容量2MB,1659M4 Board の容量が4MBであることから,メモリチップが片面実装であるとすれば,PCNTZRM21(A)(2MB)あるいはその相当品ではないかと考えます.ETHYLE~1.SYSさんの2020年1月22日のツイート の画像でも,同じものがエプソンノート用純正2MB SIMMとされています.この方の他のツイートの内容から考えて,実機で確認した容量なのでしょう.ヤフーオークションで出品者IDが suikenm3,オークションIDが e359946376(2019年6月1日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像を引用します.


 追記1:ヤフーオークションに,下記の "基板上のレイアウトの異なるエプソンノート用純正4MB" SIMMと,本SIMMと全く同じ外観のSIMMが増設されたPC-486NOTE AUが出品されましたが,商品説明文にメモリは本体3.6MB+2MB+4MBの計9.6MBとあり,それを示す画面表示の画像もありました.さらにSIMMソケットにこれだけが装着されているPC-486NOTE AVX1JW(出荷時に2MBのSIMMが1枚装着されているモデル)も複数台確認しましたので,このSIMMの容量はやはり2MBで間違いありません.

 追記2:基板裏面の画像(撮影のためにPC-486NOTE AUのメモリソケットに表裏逆に半差しされた状態)が見つかりましたので掲載します.出荷時に装着されていたものと推測します.基板裏面にチップは実装されていません.ヤフーオークションで出品者IDが risyobun2016,オークションIDが v491281847(2017年3月6日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像を引用します.


メルコ製XRF-2M(2MB)です.PC-486NOTE AUに装着された状態のものです.元画像が小さいため,基板上の文字列は判読できません.ヤフーオークションで出品者IDが type_ryo,オークションIDが g485807599(2021年1月24日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して180゜回転しjpg形式に再変換)した画像を引用します.なお下記のXRF-8MやXRF-16Mと同じく,本SIMMにも型番シールの文字列の異なるものが存在する可能性があります.


(2) 4MB
エプソン製のSIMMで,これも型番と容量は不明です.基板上にシルク印刷された文字列は 1844RM Board となっていますが,情報がありません.しかしメモリチップは上の1902R2 Boardのものと同じ TOSHIBA TC514800 AFTL-80 で,またチップが両面実装であることから,PCNTZRM41(A)またはPCNTZRM42(4MB),あるいはいずれかの相当品ではないかと考えます.基板上には UNIT 20147200 の文字列もあります.ヤフーオークションで出品者IDが m_m_root88,オークションIDが 345889480(2018年12月26日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して回転しjpg形式に再変換)した画像(PC-486NOTE AVに装着された状態.表面)と,ヤフーオークションで出品者IDが bouekifu,オークションIDが 275182787(2017年11月10日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して回転したものを75%に縮小してガンマ補正値を上げた後jpg形式に再変換)した画像(裏面)をそれぞれ引用します.なお KOREA[三星電子(現SAMSUNG)]3461 KM49C512ALT-7 が実装されている個体も確認しています.


またETHYLE~1.SYSさんの2020年1月22日のツイート では,基板上のレイアウトの異なるSIMMが,エプソンノート用純正4MB SIMMとして紹介されています.この方の他のツイートの内容から考えて,実機で確認した容量なのでしょう.画像に写っている面には,特徴的な文字列などはないように見えます.メモリチップは日立 HM514900ALTT7R と読めます.HM514900A/AL Seriesのデータシートによれば,これ1個の容量は 524,288word×9bit です.ETHYLE~1.SYSさんの2020年1月22日のツイートの画像から切り出してガンマ補正値を上げjpg形式に再変換した画像を引用します.


 追記1:ヤフーオークションに,これと同じと思われるSIMMを装着したPC-486NOTE ATが出品されました.メモリチップは東芝製TC514900AFTL-70で,容量はやはり4MBといいます.出品者IDが toshiya1120,オークションIDが v720463226(2020年5月31日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して回転しjpg形式に再変換)した画像を引用します.なおこの後メモリチップが日立製M5M44900ATPのものも存在することを確認しました.


 追記2:1902R2 Board でメモリチップが両面実装のもの(容量4MB)があるようです.基板上のチップの位置には M5M44800ATP-8L のシルク印刷があり,これは2MB品の項にあるように容量512kBです.ETHYLE~1.SYSさんの2021年1月21日のツイートにチップを取り去った基板(裏面を含む)の画像がありますので,これを加工(元画像から切り出して180゜回転したものを半分に縮小しガンマ補正値を上げた後併置しjpg形式に再変換)したものを下に引用します.4MB品と述べられており,上記のように容量が2MBの1902R2 Boardでは裏面にチップが実装されていませんので,4MBの1902R2 Boardでは基板の表裏とも4個のチップが実装されているのでしょう.


上のエプソン製 1844RM Board と同じ基板でMIK(メディアインテリジェント株式会社の略称と思われます)のシールが貼られているものが存在します.これはMINTZRM41AないしMINTZRM42(いずれも4MB)の可能性があります.メモリチップは TOSHIBA TC514800 AFTL-80 と OKI M514800L-70J が混在実装されています.ヤフーオークションで出品者IDが hex2bcd,オークションIDが n466617097(2020年11月6日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して180゜回転し半分に縮小したものを併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.出品物の説明文によれば,PC-486NAS2に標準搭載されていたものということなのですが,このモデルの標準搭載メモリは1.6MBであり,出荷時状態でSIMMソケットは2個とも空ですので,PC-486NASD2に標準搭載されていたものでしょうか.いずれにせよメディアインテリジェント製のSIMMがエプソン98互換機ノートに装着されて出荷されていたということなのでしょう.


I・Oデータ製EP-SIMn-4M(E)(4MB)です.チップは両面実装で,基板上にシルク印刷された文字列は EP-NTSIM-2/4M です.片面実装のものが存在しますので,それがEP-SIMn-2M(E)(2MB)なのでしょう.なお下の画像のものではチップは三菱製M5M44900AJですが,三菱製M5M44900ATP,三菱製M5M44900AJ,東芝製TC514900AJ,日立製HM5149000AJB,日立製HM5149000AJ7Rが使用されているものもあります.


メルコ製XRE-4000(4MB)です.端子が金メッキのもの(型番のシールが貼られていない場合もあります)と錫メッキのものがあることを確認しています.基板上にシルク印刷された文字列は 4000XRE-A ないし 4000XRE です.


XRE-4000AS表記ものもあります.価格改訂(値下げ)により,このように型番の末尾に文字列が追加されているタイプもありますが,その場合も,基板にシルク印刷されている型番は元々の製品と共通な筈です.ヤフーオークションで出品者IDが trattoria_chaser,オークションIDが g248662940(2018年4月26日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して半分縮小したものを併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


メルコ製XRF-4M(4MB)です.基板上の文字列は 04049 XRE-A です.ヤフーオークションで出品者IDが kei121003f,オークションIDが j537783314(2019年1月19日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して60%に縮小しガンマ補正値を上げて併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.なお下記のXRF-8MやXRF-16Mと同じく,本SIMMにも型番シールの文字列の異なるものが存在する可能性があります.


(3) 8MB
エプソン製PCNTZRM81(8MB)です.シルク印刷された文字列は1902R8 Boardです.チップは KOREA[三星電子(現SAMSUNG)]HM514400BLTT7(1,048,576word×4bit=4MBit=512kB) が16個実装されています.ジャンパ線が配線されているものとそうでないものとを確認しています.下はジャンパ線のあるものです.ヤフーオークションで出品者IDが timspenrod,オークションIDが h158167659(2013年3月26日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して併置した後jpg形式に再変換)した画像を引用します.ジャンパ線の色は,この画像のものでは赤に見えますが,撮影条件のためかは不明ですが,ヤフーオークションの出品物画像の中にはこのジャンパ線の被覆が茶色や緑に見えるものも確認しています.


ジャンパ線のないものです.ジャンパ線のあるものとは基板の構成が幾分異なっています.ヤフーオークションで出品者IDが abeabeabe_99,オークションIDが w91289488(2013年10月18日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して併置した後jpg形式に再変換)した画像を引用します.


メディアインテリジェント製EEN-8MSE(8MB)です.基板上には PART 100660 の文字列もあります.


PC-486NOTE ASに装着された状態のもので,容量は不明ということですが,本体にCPUアクセラレータとしてViper Max Drive 586NASが取り付けられていたことを考えると,それなりの容量のSIMMである可能性があります.上段のものにはメーカーのロゴがあり,また下段のものにはMIKのシールが貼られていますので,ともにメディアインテリジェント製品であることは間違いありません.基板のレイアウトから,上段のものは,直上の画像のものとは異なるメモリチップが使用されたEEN-8MSEであり,また下段のものは,ジャンパ線のないタイプのエプソン製PCNTZRM81が同様にEEN-8MSEとして販売されたものではないかと思われます.ヤフーオークションで出品者IDが trgetter,オークションIDが g410698149(2020年3月15日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像を180°回転したものから切り出してjpg形式に再変換)した画像を引用します.


メルコ製XRF-8M(8MB)です.基板上の文字列は 8000XRE-DA あるいは 8000XRE-EA です.


XRF-8Mには型番シールの文字列の異なるものもあります.ヤフーオークションで出品者IDが beyo_nd00,オークションIDが r401457311(2020年8月15日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像を180°回転したものから切り出してjpg形式に再変換)した画像を引用します.PC-486Note AUに装着された状態のものです.同じシールを持つXRF-8MはETHYLE~1.SYSさんの2020年1月22日のツイート でも報告されています.


I・Oデータ製EP-SIMAU-8M(8MB)です.PC-486NOTE AVに装着された状態のものです.基板の中程に縦向きの EP-SIMAU-8M-1 の文字列が見えます.ヤフーオークションで出品者IDが m_m_root88,オークションIDが c746182608(2019年7月20日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像を半分に縮小し180゜回転させた画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像を引用します.


別基板のEP-SIMAU-8Mです.PC-486NOTE AUに装着された状態のものです.基板の左上に縦向きの EP-SIMAU-16? といった文字列が見えますが,元画像に画像処理を加えても最後の2,3文字が十分判読できません.ヤフーオークションで出品者IDが trattoria_chaser,オークションIDが w261381531(2018年9月29日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像を77%に縮小しガンマ補正値を上げjpg形式に再変換)した画像を引用します.


(4) 16MB
EPSONのロゴのあるSIMMで,PC-486NOTE AUX2のソケトット2に装着された状態のものです.ソケット1にはPCNTZRM21(A)(2MB)ないしその相当品と思われるSIMMが装着されており(これは出荷時に装着済みと考えられます),画面の表示によれば,メモリの合計は21.6MBということです.16MBのSIMMとしか考えられないのですが,AUX2では16MBのSIMMを増設した場合のメモリの合計は3.6MB+16MB=19.6MBとなる筈ですので,計算が合いません.中身がPC-486NOTE AUの他のモデルのものと入れ替わっているのであれば,このメモリの量は納得できます.いずれにせよPCNTZRM16ではないかと考えます.ヤフーオークションで出品者IDが gsuke21,オークションIDが c866937036(2020年11月22日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出したものをjpg形式に再変換)した画像を引用します.


メディアインテリジェント製EEN-16MSE(16MB)です.基板上にシルク印刷された文字列は UNIT 100680 です.筆者が確認したものは,すべてメモリチップは日立製 HM5117800BLTT7 で(注),真ん中のQFPチップはメディアインテリジェント製 MOD1BA PRETTY 9651M50O4 と読めました.ヤフーオークションで出品者IDが trattoria_chaser,オークションIDが l549588277(2020年1月3日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出し半分に縮小した後ガンマ補正値を上げてjpg形式に再変換)した画像を引用します.


 注:PC-486NOTE ASで使用していた "恐らく4MBのSIMM" として,基板のレイアウトがEEN-16MSEのものと酷似し(画像はコントラストが低く,またあまり鮮明でもないため,同一とは断定できません),メモリチップがNEC製 D42S17800G5-60-7JD(このチップの容量に関する情報は見つけることができていません)のメディアインテリジェント製のSIMMがヤフーオークションに出品されたことがあります(同じ本体で使用していたという同時出品のSIMMはメルコ製XRE-4000で,明らかに4MBのものでした).基板上の文字列は "UNIT 100" までしか写っておらず,またQFPチップ上の文字列は画像を加工しても全く判読できませんでした.4MBのMINTZRM41AかMINTZRM42なのかもしれませんが,EEN-16MSEなどの可能性もあります.ヤフーオークションで出品者IDが muhslin,オークションIDが b510964107(2020年11月1日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像を1/3に縮小後コントラストとガンマ補正値を上げて併置しjpg形式に再変換)した画像を引用します.


また,下のSIMMはエプソン製の 1844RM Board の基板上のEPSONのロゴの上にMIK(メディアインテリジェント株式会社の略称と思われます)のシールが貼られたものです.メモリチップは4MbitのTOSHIBA TC514800AJL-80です.このため,当初はこのSIMMを,何らかの事情でエプソン製のPCNTZRM42(4MB)がメディアインテリジェント製MINTZRM41AないしMINTZRM42として販売されたものではないかと考えました(メディアインテリジェントはエプソンの関連会社です).しかしヤフーオークションに出品されたこのSIMMの説明文では,容量が16MBとされており,またこれを2枚装着したPC-486NOTE AUあるいはAVで,本体搭載分と合わせて35MBのメモリが認識されていることを示す画面の画像もありました(注).ヤフーオークションで出品者IDが trattoria_chaser,オークションIDが k334674817(2018年11月19日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して回転しjpg形式に再変換)した画像を引用します.PC-486NOTE AUないしAVに装着された状態のものです.
 注:ヤフーオークションには他にも,これが1枚装着されている,起動しないPC-486NOTE ATが出品されていましたが,この機種に4MBのSIMMを1枚だけ増設するというのも考えにくいため,16MBの可能性が高く,上のものとは基板の異なるEEN-16MSEではないかと考えていますが,メモリチップの種類との関係をどう理解すべきか分からない状態です.


メルコ製XRF-16M(16MB)です.基板上にシルク印刷された文字列は 16M-XRE-CA です.ヤフーオークションで出品者IDが edc296,オークションIDが w429911254(2021年2月10日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して併置しjpg形式に再変換)した画像(上・中段)と,ヤフーオークションで出品者IDが qwsasx88,オークションIDが o285157080(2018年12月17日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像(下段,PC-486NOTE AVに装着された状態)をそれぞれ引用します.これら2枚のSIMMでは型番シールが異なっていますが,基板上の文字列は同じです.


I・Oデータ製EP-SIMAU-16M(16MB)です.基板上の文字列は EP-SIMAU-16M です.ヤフーオークションで出品者IDが smcrseat_115,オークションIDが e332444045(2019年1月20日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して2/3に縮小しjpg形式に再変換)した画像(上段,表面)と,ヤフーオークションで出品者IDが trattoria_chaser,オークションIDが w196636870(2017年12月25日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出して62%に縮小しjpg形式に再変換)した画像(下段,裏面,PC-486NOTE AUに装着された状態)をそれぞれ引用します.なお型番が同じでも基板の構成が異なる場合がありますので,これら2枚の画像が同一レイアウトの基板のものかは不明です.なお基板の色が異なっているのは,照明等の撮影条件の違いによるものでしょう.


 追記:ETHYLE~1.SYSさんの2021年1月21日のツイートにチップを取り去った基板両面の画像がありますので,これを加工(元画像から切り出して180゜回転し,半分に縮小しガンマ補正値を上げた後併置しjpg形式に再変換)したものを下に引用します.これを見ると,上の2枚の画像は同一レイアウトの基板のものであったことが確認できます.


    またETHYLE~1.SYSさんの同日の別なツイートに,このSIMMの回路図が掲載されています.

5.PC-486Portable(PC-486PT1)の専用メモリ(DIMM)
エプソン製PCPTZRM41(4MB)です.基板上の文字列は 1752M4-Board と UNIT 201390700 です(ウェブ上にある画像からは,後者は UNIT 201390500 と読める場合もあります).メモリチップは MITSUBISHI M5M4V17800A-TP 4234AOB-7S あるいは HITACHI 51W4800ALTT8 が載っていることを確認しています(EPSON PC`s HOMEPAGE in JAPAN の EPSONPC 掲示板 過去ログ No.6 にも HITACHI 51W4800ALTT8 が載っているとの報告があります).またどるこむの過去ログ,486PT1パワーアップの可能性は によれば,NEC D42S4800LG5-A80-7JD が載っている場合もあるといいます.これらのメモリチップは3.3V動作品とのことです.ヤフーオークションで出品者IDが hamayokotobe,オークションIDが g130576355(2013年12月16日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像を切り出したものを併置しガンマ補正値を上げてjpg形式に再変換)した画像(上段)と,ヤフーオークションで出品者IDが nofactory1101,オークションIDが p705171417(2019年9月12日に落札)の出品物の説明に使用されていたものを加工(元画像から切り出してjpg形式に再変換)した画像(下段,本体に装着された状態)を引用します.これら二つの画像のものはメモリチップや基板上のEPSONのロゴの位置などが異なっています.


エプソン製PCPTZRM81(8MB)です.EPSON98サービス機構の2004年8月15日発行の同人誌,"E-SaPa別冊 蘇るEPSON PC伝説" (冊子版)の PC-486Portable対応8MBメモリ改造報告(対応機種 PC-486PT)(pp.68-72)の記事に掲載されている画像をスキャンしたものを引用します.メモリチップや基板上の文字列などは元画像からも読み取れません(元画像は画素がかなり粗く,これ自体も紙媒体に印刷されたものを撮影かスキャンしたものなのかもしれません).なおこの元画像は,同誌の72ページに "後日談" として増補された部分にあり,上記の記事の元記事である,EPSON98開発公団の2000年12月30日発行の同人誌,"Oh! EPSON PC" の 伏せ字(^^;/○oo氏による PC-486Portable対応8MBメモリ改造報告(pp.64-68)には掲載されていません.



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