I・Oデータ製PC-9821Ap2/As2用
増設RAMベースボードAP34の注意点


PC-9821Ap2/As2用増設RAMベースボードのうち,NEC製のPC-9821A2-B01やメルコ製のEAC-4Mでは,SIMMをソケットに斜めに装着するようになっているため,SIMM上のメモリICの配列を選ばないのに対して,I・Oデータ製のAP34(基板上の文字列はAP34-4//16M)では, "CAUTION(注意) 取り外さないでください" と書かれたシールの貼られたSIMM(注)があらかじめ装着されている最下段(マザーボード接続用コネクタ側."0のソケット")以外の4本のSIMMソケットには,SIMMを垂直に挿すようになっているため,メモリチップが基板上に縦横両向きに配列されている背の高いSIMMを装着すると,SIMMがCPUライザボードの裏面と干渉すると言われています.
 注:AP34の基板には "0のソケットに実装済のSIMMは取り外さないで下さい。4のソケットには、4MB、16MB SIMMのみ装着可能です。" と書かれたシールも貼られていますが,このSIMMは実際には一般的なJEDEC仕様の8MBのSIMMで代用できるようです.EMF-8M(8MB),S380038A HS(16MB),SV-98/2-B02(32MB)の3つ(いずれもパリティチップあり)が認識され,himem.sysのメモリチェックもパスしました.AP34の "0・1・2のソケット" に各32MB,"3のソケット" に16MBないし32MBのSIMMを装着した場合("4のソケット" にはSIMMを装着せず),"3のソケット" のSIMMは16MB分が認識されました.

しかしAP34に背の高いSIMMを増設したものをAp2に実際に取り付けたところ,図に示すように,ギリギリですが干渉しませんでした.恐らく背の高いSIMMの中には実際に干渉するものも存在するので,上のようなことが言われているのでしょう.なおスロット0は斜めにSIMを装着するようになっているため,ここには背の高いSIMMも装着可能です.


CPUライザボードとRAMベースボードの固定を確実に行えばショートが起きることもないと思いますが.不安な場合には,空気の流れに注意しながら両者の間に薄いプラスチック板などの絶縁板を設置すればよいでしょう.

ただし,As2ではCPUライザボードの裏面(As2ではもしかしたらこちらが表側かもしれませんが)にQFPのi486SX-33が取り付けられているため,背の高いSIMMを増設したAP34を取り付けることはできません.


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