61SIMM判別法


PC-9821Ap/As/Ae以前のPC-98の一部の機種(およびI・Oデータ製のPC-386M専用RAMベースボードであるEP-386M-2)にSIMMを増設する場合,通称61(互換)SIMMと呼ばれる容量2MBの専用品が必要です.これはJEDEC仕様のSIMMなどとは端子の信号アサインが異なります.

61(互換)SIMMを一般的なJEDEC仕様のSIMM等から見分けるポイントは以下の通りです.

■NEC製
チップが縦方向に配列されているもの(下図上段)と,横方向に配列されているものとがあります(下図中段).基板上にPC-9802-61UやPC-9801-61Rなどと書かれた細長いシールが貼ってあるので,ほとんどの場合容易に同定できます.しかし一部このシールが貼られていないものがあり(下図下段),これは慣れないと判別は難しいでしょう.


チップは,縦方向に配列されているものではNEC製,また横方向に配列されているものでは三菱製が使用されていることを確認していますが,他のメーカー製のものもあるかもしれません.


■メルコ製
基板上に2000XMC-A(またはD)のシルク印刷があるので簡単に判別できます.


チップは,確認した限りでは,縦方向に配列されているものではOKI,パナソニック,三菱,MOSEL,NMBS(?)のものが,また横方向に配列されているものでは日立やパナソニックのものが使用されています.


■I・Oデータ製
小さくて少し見にくいですが,基板上にPIO-SIM61 2M…の金文字がありますので,これも判別は容易です.


チップは,確認した限り,縦方向に配列されているものでは日立製が,また横方向に配列されているものではNEC,日立,三菱,KOREA(?)製のものが使用されています.