FDDの型番別の信号コネクタピン番号


PC-98とエプソン98互換機で使用されている代表的なFDDを,正立方向かつ背面側から見た場合の,信号コネクタの嵌合面のピン番号です.ピン番号はコネクタ両端のピンのものだけを示します.コネクタの種類とピン番号 も参照して下さい.

FDD関連の工作をする際には,電源コネクタのGNDピンや電解コンデンサのマイナス側端子との間の導通をテスターで調べるなどしてGNDピンの位置を確定し,それに基づいてピン番号の確認を行うことを強く推奨します.電源ピンが信号コネクタに含まれているFDDでは,電源ピンの位置も確認しておくとより安心でしょう.


■一般的な(注1)FD1138C(注2),一般的なFD1138T(注3),FD1148T(26ピン),FD1138D(26ピン)


  注1:PC-98の内蔵ドライブとして使用されている,あるいは型番と信号ピンがそれと完全に同等な,の意.
  注2:FD1138CをFD1138Tで代替 の記事を参照.
  注3:FD1138Tと26ピンFD1148Tの違い の記事を参照.

■FD1135C,FD1135D,一般的なFD1137C(注1),FD1137D,FD1138D(34ピン),FD1231T,FD1148T(34ピン),MPF520-F(注2・3)
 OSD,OSD-u(E26J,E15G),OSDE-15G-U,FD1158C,FD1158D
(注4)
 SMD-300(SMD-340-302)



  注1:PC-98GSでのみ採用されているFD1137C(P/N 134-500519-029-0)は除きます(試運転の資料館 --> 電算機部 --> PC-98GS の FDD と CDD のピンアサイン を参照).
  注2:3モードFDDにケーブルが逆刺しされた状態では,Windows上でFDDのアイコンが4個(3.5インチFDDのものが2個,5インチFDDのものが2個)表示されます.この状態でメディアにアクセスするとFDDが破損します(HAMLIN's PAGE --> してはならないことをするとどうなるか/--> FDD関係 --> FDD_17 PC-9821用3.5インチFDD補足情報 を参照).
  注3:MPF520-Fはケーブルを逆刺しして通電すると簡単に壊れます(HAMLIN's PAGE --> してはならないことをするとどうなるか/--> FDD関係 --> FDD_17 PC-9821用3.5インチFDD補足情報 を参照).
  注4:FD1158CとFD1158Dは,信号ケーブルに電源ラインが含まれてはいませんが,信号ケーブルを逆刺しして通電すると焼損します.

■FD1139C,FD1139T


  接続用フィルムケーブルは片面しかピン(端子)がありませんが,FDD側のコネクタが上下にピンを持っている(上下のピン間には導通がある)ため,フィルムケーブルを上向き下向きどちらでも挿せるようになっていて危険です.コネクタには電源ピンが含まれているため,ケーブルを逆刺しして通電するとFDD・ケーブルともに焼損します.

■FD1238T,W1D,FD-05HG


■FD1155C,FD1155D,FD1157D,SD-680L,MD5501S,MD3541G


■FD-55GFR


  カードエッジコネクタがFD1155D等のものと表裏逆に取り付けられています.ピン番号自体は変わりません.


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