FD1238Tのピンアサイン


PC-98用FD1238Tの同等品にはCITIZENのW1DとTEACのFD-05HGがありますが,前二者では制御基板上にケーブルコネクタの端子に繋がるパターンがないため,テスタで導通を調べるのが容易ではありませんが,後者ではこれがあるため導通の調査が容易です.ここでは導通調査によりTEACのFD-05HG 4688-Uのピンアサインを推定した結果について述べます.

FD1238Tと接続する26極フィルムオスケーブルのピン(端子)番号を,ケーブルの端子面を手前に,かつ端子の方向に対して直交する端を上に見た場合に,ピン番号を,
と定義します.これはFD1238Tの信号コネクタ(メス)のピン番号に対応します.

推定されたFD1238Tのピンアサインを下に示します.


FD1238TはFD1138TのノートPC用版であると推測します.FD1138Tでは7ピンがDRIVE SELECT 1ですが,FD1238Tは4ピンのDRIVE SELECTに入力されるDRIVE SELECT信号(DRIVE SELECT 0または1)によりFDD番号が決まると考えられます.またFD1138Tの9ピンはHEAD LOADとされていますが,ここではFD1238Tの9ピンも暫定的にですがHEAD LOADと考えておきます.これがGNDに接続された状態で動作するように設計されているようです(調査に使用したFD-05HG自体は,9ピンと15・17・19・21・23・25ピン間に導通がありませんでした.しかしNr等用のFDDユニット内部のフィルムケーブルにおいて,FDDの9ピンへの信号ラインと15・17・19・21・23・25ピンへの信号ラインが合流していました).しかしFD1238Tにはヘッドロード機構は見あたらないことと,FD1238Tの信号ケーブルにFD1155Dを接続した場合,USE=2の設定でも動作することから(PC-98Nb7・Nr13等にFD1238T以外のFDDを接続するケーブルを参照),FD1238TはHEAD LOAD信号を持っていない可能性もあります.


FD1238Tおよびその互換FDDにはPC/AT互換機用のものもありますが,これのピンアサインは資料により少しずつ異なっています.PC-98用FD1238Tのピンアサインとの違いは,こんにちは。Yoshi.です。 --> PC etc... --> TEAC FD-05HG によれば,PC/AT互換機用FD-05HGでは,8 = NC,9 = HIGH DENSITY SELECT,11 = NCであり,ish_mmのPCの部屋 --> その12 ノート用FDDユニットを非ノートで活用する では,9 = NC,またかつて公開されていた資料(http://support.euro.dell.com/support/edocs/storage/19702and97569/notes.htm)では9番ピンはFD-1238H-023ではNCで,FD-1238T-022ではHD out(= HIGH DENSITY SELECT),また13 = 1.6MB in となっていました.