エプソン98互換機の内蔵FDDのDensity信号

PC-586RXのSMD-300(SMD340-302)をFD1231Tで代替で書いたように,PC-486MVやPC-586RV2に内蔵されている3.5インチ3モードFDDであるエプソン製SMD-300(SMD-340-302)のDensity信号の論理はPC-98用FDDのものと逆になっています(わぴこさんの解析によります).従ってエプソン98互換機用のSMD-300を例えばPC-98用のFD1231Tで代替する場合,オープンコレクタタイプのインバータを介してFDDの2番ピンに入力するDensity信号の論理を反転させてやる必要があります.この作業を行わなければ代替したFDDで2DDメディアも2HDメディアも読み書きすることができません.

以下の情報は かかっくん さんよりいただきました(文章を改変してあります).

PC-386GSやPC-486GRに内蔵されている5インチFDDであるキヤノン電子製MD5501Sでも同様にDensity信号の論理が反転しています.またこれらの機種に内蔵されている3.5インチ2モードFDDであるMD3541Gでは,[ドライブに接続されたフレキシブルケーブル]−[内蔵FDDケーブルと接続する34ピンコネクタのついた基板]の間で同様のDensity信号の論理反転が行われます.

MD5501Sが内蔵されていた機種にFD1155C/Dを接続する場合,DENジャンパを1→2に変更する必要があります(FD-55GFRを接続する場合にはLGジャンパを変更).

またPC-486GR5などに3基目のFDDを内蔵させるためのユニットであるPCZFDU3では,キヤノン電子の3.5インチ2モードFDDであるMD3522に接続されるFDD502MF BOARD上で同様のDensity信号の論理反転が行われます:



この図では2ピンがプルアップされているとなっていますが、実際にはただのプルアップではなく論理反転回路が構成されています.