PC-286Uの内蔵3.5インチFDDケーブル


PC-286Uの内蔵3.5インチFDDケーブルの結線の推定を行ってみましたが,どうも納得がいきません.FDDはSMD-400の可能性がありますが,確認できていません)のピンアサインは不明ですが,コネクタ内部で一部のピンが抜かれている等の特殊結線ではないものと仮定します.ヤフーオークションで出品者IDが hbktj294,オークションIDが q248050397 の出品物(2018年12月30日に落札)の画像を資料としました.この画像を半分に縮小後に切り出してガンマ補正値を上げたものを併置しjpg形式に再変換した画像を下に引用します.


ケーブルの中間のコネクタと下端のコネクタは突起の向きが同じですので,これをを上下いずれの方向に向けるにしても,これら二つのコネクタが内蔵FDDとの接続用と考えられます.しかしそうだとすると,これら二つのコネクタ間でケーブルを捻らないと,すなわち多少不自然な接続をしないと,FDDと接続する場合にコネクタの突起の向きが揃いません.また,マザーボードと接続する34ピンメスコネクタはコネクタの種類とピン番号 の "34ピンコネクタ②-(2)" と考えましたが,そうだとすると,FDDとの接続用コネクタが "34ピンコネクタ①"・"34ピンコネクタ②" のいずれであっても,FDDとの接続用コネクタのピン番号と齟齬を来します.ケーブルの赤ライン(通常はコネクタの1番ピンと結線)を無視し,マザーボードと接続する34ピンメスコネクを "34ピンコネクタ①" と仮定しても,やはりFDDとの接続用コネクタのピン番号と合いません.ケーブルの途中のコネクタをマザーボードとの接続用コネクタと考えた場合にも,FDDとの接続がやはり多少不自然な形になりますし,ピン番号の矛盾の問題も残ります.



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