エプソン98互換ノート・ラップトップ・BOOK機で採用されている液晶パネルの型番です.一部の機種のものしか判明していませんが,筆者の把握しているデータを掲載します.液晶パネルのバックライト,最大解像度,色数等については,吉野敏也(監) 株式会社テクノメディア(編) (1993). EPSON PC システムガイド ――100万人EPSONユーザーのためのオフィシャル・データブック―― クリエイト・クルーズ,With98,赤茄子の街 --> 青の家 --> EPSON98資料室,および のての館 うっきー’S HOME PAGE --> NOTE-PCの館 --> えぷのての部屋 --> カタログ(386AR~586AT) のデータに拠りましたが,これらの資料の記述はかなり錯綜しています(注).また液晶のタイプ別分類(特にモノクロ液晶の下位カテゴリー)に必要な資料が十分でなく,本記事での分類は暫定的なものにとどめざるを得ませんでした.なおPC-486NOTE AU2HTに関しては資料を見つけることができませんでしたが(エプソンが出していたPC-486NOTEAUのカタログにも掲載されていません),ヤフーオークションの出品物画像からモノクロ液晶と判断しました.なお本記事では "白液晶" もモノクロ液晶と表記しています. 注:一部のデータは本体カタログ等の一次資料で確認しました. PC-386NOTE AR以降のノート機における液晶ディスプレイモジュール(内蔵されている液晶パネル単体ではありません)とUG(アップグレード)対応液晶ディスプレイモジュールの互換性については,のての館 うっきー’S HOME PAGE --> NOTE-PCの館 --> えぷのての部屋 --> 小技集&FAQ --> えぷのて拡張指南 に資料があります(注1・2).また,EPSON 98互換機 Part6の763番の投稿によれば,80ライン分は表示されないものの,PC-386NOTE ARでもPC-486NOTE AS以降用の480ラインカラー液晶ディスプレイモジュールが使用できるといいます(注3).なおETHYLE~1.SYSさんの2020年11月25日のツイート(1・2)に,PC-386NOTE ARでは液晶ディスプレイモジュールのコネクタの7ピンと24ピン(いずれもCONFIG関連ピン)が無効(NC?)であり,また480ラインモードは21ピンをプルアップする必要があるとの情報があります. 注1:この資料にはPC-486NOTE AU/AV用のモノクロ液晶パネルはPC-486NOTE ASでは使用できないとの記述もあります.また液晶パネル単体なのか液晶ディスプレイモジュールなのかははっきりしませんが,ヤフーオークションの出品物の説明文(aucfanに保存された商品説明 を参照)にも,PC-486NOTE AU/AVとPC-486NOTE ASとで,モノクロ液晶に互換性がないとの記述がありました. 注2:この資料ではPC-486NOTE AU用のDSTN液晶モジュールがPC-486NOTE AVでも使用できるか記載がありませんが,可能との報告があります(どるこむの過去ログ,[679] 486ノートの液晶部分 を参照). 注3:下に挙げるように,これには何種類かありますが,どれを指すのかは不明です.しかし,PC-486NOTE ASで使用できるカラー液晶ディスプレイモジュールすべてが該当するのではなく,該当するのは(D)STN液晶カラー液晶ディスプレイモジュールだけの可能性があります(ETHYLE~1.SYSさんの2025年3月30日のツイート を参照.なおevu's room --> ねぇねぇ、おしえてっ!! --> Q269 EPSONノートのLCDユニット接続部の信号線について教えてください にも,PC-486NOTE AVのDSTN液晶ディスプレイモジュールがPC-386NOTE ARで使用できるとの報告があり,EPSON 98互換機 Part5の446・449番の投稿にも,PC-486NOTE AVのDSTN液晶ディスプレイモジュールがPC-486NOTE ASで使用できたとの報告があります. モノクロ液晶ディスプレイモジュール,FTNカラー液晶ディスプレイモジュール,および(D)STNカラー液晶ディスプレイモジュールには,画面の右隣にコントラスト調整用のスライドバーがあります.これはTFTカラー液晶ディスプレイモジュールにはありません. 本来のカラー液晶パネルを別な型番のカラー液晶パネルで代替する場合,以下のような考え方をするのではないでしょうか: (1) 元々使用されている液晶パネルのコネクタのピンアサイン(信号の極性等を含む)を,データシートで確認します. (2) 代替用の液晶パネルのコネクタのピンアサイン(信号の極性等を含む)を,データシートで確認します. (3) 液晶ディスプレイモジュールのコネクタと,元々使用されている液晶パネルは,エプソン製の小基板を介して接続されています.この事実は,PC本体からの映像信号は直接液晶パネルに入力されるのではなく,この小基板により(一部が)変換された後に,元々使用されている液晶パネルに入力されていることを意味します.従ってこの小基板の液晶パネル側の信号を,代替用の液晶パネルのコネクタのピンアサインに合うように変換する必要があるでしょう. なおエプソン98互換ノート機の液晶ディスプレイモジュールのコネクタのピンアサインは,ETHYLE~1.SYSさんの2020年10月29日のツイート で公開されています(PC-486NOTE ATのものはETHYLE~1.SYSさんの2024年7月26日のツイート を参照). ※PC-386NOTE AR~PC-586NOTE ATの液晶パネル関連の情報が,EPSON PC-386/486 NOTEシリーズ バイヤーズガイド Buyer's guide[Kindle本(電子書籍)]で公開されているとのこと. TFTカラー液晶機 ■バックライト付きTFTカラー液晶,640×400ドット,(4096色中)16色 [PCLCDC1(相当)?] ・PC-386NOTE ARC2……NEC NL6440AC30-05 (福田卓也さんの2021年6月21日のツイート を参照) ※サイドライト付きとする資料あり. ■バックライト付き9.5インチTFTカラー液晶,640×480ドット,(4096色中)256色 [PCLCDC11(相当)?] ・PC-486NOTE ASC2/D2 本来の液晶パネルの型番は不明ですが,NEC NL6448AC30-12(品名 94BLM-12,PC-9821Lt/Lt2/La10/5/La10/8で採用.PC-98で採用されている液晶パネルの型番 を参照)が使用できる可能性があります(ETHYLE~1.SYSさんの2025年3月25日のツイート を参照).但しインバータICを使用してHSYNC信号とVSYNC信号を反転する必要があるといいます(注). 注:ETHYLE~1.SYSさんの2025年5月13日のツイート を参照.NL6448AC30-12のデータシートはウェブ検索すれば見つかりますが,ETHYLE~1.SYSさんの2025年3月25日のツイート にも掲載されています. またNEC NL6448AC30-06(品名 94BLM-4,PC-9821Neで採用.PC-98で採用されている液晶パネルの型番 を参照)も使用できる可能性があります[ヤフーオークション出品物画像(aucfanに保存された商品説明1・画像1・画像2,aucfanに保存された商品説明2・画像1・画像2を参照).商品説明1ではパネル表側の型番が消されています.しかしパネル裏面が,PC-9821NeのTFT液晶パネル(NEC NL6448AC30-06,品名 94BLM-4)のもの(おふがおさんの2021年1月6日のツイート を参照)と同じものに見えることと,直下のPC-486NOTE AUC2/C2HW/D2JWのTFTカラー液晶パネルの型番が NL6448AC30-06 と確定したことから,NL6448AC30-06 と断定しました]. ■バックライト付き9.5インチTFTカラー液晶,640×480ドット,(4096色中)16色/256色(拡張ビデオボード装着時)同時表示 [PCLCDC12(相当)?] ・PC-486NOTE AUC2/C2HW/D2JW ・PC-486NOTE AVC2/D1JW 実物(の画像)では確認できていませんが,NEC NL6448AC30-06(品名 94BLM-4)と断定してよいでしょう.以下は断定の根拠です:てつ(てつーん)さんの2022年1月2日のツイート(1・2)に,PC-486NOTE AVに取り付けられているTFT液晶ディスプレイモジュールの修理報告がありますが,ディスプレイモジュールで使用されている液晶パネルの型番シールの文字列が NEC NL644****0-06 となっており(****の4文字分は交換用の偏光板のシールに隠れ読み取り不可),PC-486NOTE ASC2/D2やPC-486NOTE AUC2/C2HW/D2JWのものと同じ NEC NL6448AC30-06(PC-9821Neでも採用)である可能性があります.上記のえぷのて拡張指南にある "えぷのての液晶の互換性(AR,茄子,鮎,鍋)" によれば,PCLCDC11はPC-486NOTE AV("鍋")でも使用可能ということですので,このTFT液晶ディスプレイモジュールもPCLCDC11(相当品)かもしれません.あるいはPCLCDC12(相当品)でも NEC NL6448AC30-06 が使用されているのかもしれません.なお液晶ディスプレイモジュール間での外観の比較なども行うべきとは思いますが,行っていません. ※ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月24日のツイート(1・2)に,PC-486NOTE AS/AU/AVのモノクロ液晶パネルである京セラ KCS6448BSTTをTFTカラー液晶パネルであるNEC NL6448BC33-21(PC-9821Na13/C/Nb7/5・/C/Nb10/5/PC-9821Cr13で採用.PC-98で採用されている液晶パネルの型番 を参照)に交換したとの報告があります.ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月25日(1・2)・26日のツイートも参照.但し下の※※にあるHSYNC信号とVSYNC信号の反転処理が必要である可能性があります. ※※ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月26日のツイート に,PC-486NOTE AUのモノクロ液晶パネルであるEPSON EG9012D-NZ-9をTFTカラー液晶パネルであるNEC NL6448AC30-12(PC-9821Lt/Lt2/La10/5・/8で採用:PC-98で採用されている液晶パネルの型番 を参照)に交換したとの報告があります.ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月25日(1・2)・26日・2025年3月25日のツイートも参照.インバータICを使用してHSYNC信号とVSYNC信号を反転する必要があるといいます. ※※※ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月25日・26日のツイートに,PC-486NOTE AU/AVの9.5インチDSTN液晶パネル(HITACHI LMG9822XUCC-A1)の,TFT液晶パネルであるNEC NL6448AC30-12への交換報告があります.ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月25日(1・2)・26日のツイートも参照. ■バックライト付き10.2インチ(注1)TFTカラー液晶,640×480ドット,最大1677万色 [PCLCDC13(相当)?] ・PC-586NOTE ATC1LR……NEC NL6448AC32-10(注2) (EPSON 98互換機 Part6の936番の投稿 を参照) 注1:10.4インチとする資料もありますが,ここではWith98での記載に従いました. 注2:TFTカラー液晶と明記されてはいませんが,(恐らく)NEC NL6448AC32-01とのデータもあります[X68PROさんの2024年10月5日のツイート(1・2),ささきさんの2020年1月24日のツイート を参照].両者間での単純なスワップが可能かはわかりませんが,NEC NL6448AC32-10とNEC NL6448AC32-01の両方が該当するのでしょう. TFTカラー液晶パネルであるNEC NL6448BC33-21(品名 104BLM-10,PC-9821Na13/C/Nb7/5・/C/Nb10/5/PC-9821Cr13で採用.PC-98で採用されている液晶パネルの型番 を参照)も使用できるようです(ETHYLE~1.SYSさんの2025年3月25日のツイート を参照).但しインバータICを使用してHSYNC信号とVSYNC信号を反転する必要があるといいます.PC-486NOTE AUの液晶パネル側のコネクタには基板が追加されているとのことですが(Akihito Moriwakiさんの2025年3月24日のツイート を参照),同様の基板がPC-486NOTE ASのカラー液晶パネルにも追加されているのであれば,その基板上で両信号の反転が処理が行われているのかもしれません. FTNカラー液晶機 ■サイドライト付きFTNカラー液晶,640x400ドット,疑似15色 [PCLCDC2(相当)?] ・PC-386NOTE ARX2 ※バックライト付きとする資料あり. ※TFTカラー液晶とする資料あり. (D)STNカラー液晶機 ■バックライト(注1)付き9.5インチSTNカラー液晶,640×480ドット,(疑似27色中)16色 [PCLCDC21(相当)?] ・PC-486NOTE ASX2……SHARP LM64C09P [筆者の調査による.液晶ディスプレイモジュールはモノクロ液晶ディスプレイモジュールより垂直方向に長く,PC-486NOTE ASではキーボードの手前に本体の幅と同じ長さのパームレスト様の細長いプラスチック製の部品を継ぎ足すようになっています(注2)] 注1:サイドライトとする資料がありますが,ユーザーズマニュアルにはバックライト付と記載されています. 注2:中央にクイックポインタ(サムマウスのようなもの)のついたタイプも別売りされていました(クイックポインタ付パームレスト,PCNTQP1). ■バックライト付き9.5インチDSTNカラー液晶,640×480ドット,(疑似64色中)16色 [PCLCDC22(相当)?] ・PC-486NOTE AUX2/X2HW/Y2HW……SHARP LM64C15P (ヤフーオークションの出品物説明による.aucfanに保存されたデータを参照) ※ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月26日のツイート には,PC-486NOTE AU/AVの9.5インチDSTNカラー液晶パネルはHITACHI LMG9822XUCC-A1との記載があります.aucfanに保存されたデータ(1・2)も参照.恐らくSHARP LM64C15PとHITACHI LMG9822XUCC-A1の両種とも該当するのでしょう. ※※SHARP LM64C15P側のコネクタはDF9-31ピンコネクタで,NEC NL6448AC30-12のものと同じ形状(ピンアサインではない)に見える[Akihito Moriwakiさんの2025年3月25日のツイート(1・2・3),ETHYLE~1.SYSさんの同日のツイート を参照]. ■バックライト付き10.4インチDSTNカラー液晶,640×480ドット,[4096色中(注)]16色/256色(拡張ビデオボード装着時)同時表示 [PCLCDC23(相当品)??] 注:512色中とする資料がありますが,カタログでは4096色中と記載されています. ・PC-486NOTE AVX2/X1JW/Y1JW……SHARP LM64C35P (EPSON 98互換機 Part5の459番の投稿 を参照.ML64C35Pとありますが,LM64C35Pの誤記と判断しました) ※aucfanに保存された商品説明(画像))によれば,パネル裏面の文字列は KCS6448 BSTT - 49-27 です. ■バックライト付き10.4インチDSTNカラー液晶,800×600ドット,(26万色中)256色 ・PC-486NOTE ATX1J/X1JR……SHARP LM80C03P/HITACHI LMG9600ZWCC-A3 前者:SHARP LM80C03P との断定に至った根拠は下記の通りです:NOTE ATの800×600ドット画面の液晶ディスプレイモジュールに関する質問であるEPSON 98互換機 Part6の865番の投稿に対して,同じスレッドの936番の投稿で,NOTE ATのDSTN液晶パネルは SHARP LM80C03P と返信されています(注1).従って,PC-486NOTE ATX1J/X1JR/X1LR<の800×600ドット液晶パネルがこれである可能性がありますが,ここでは断定を避けます(注2・3). 注1:EPSON 98互換機 Part5の466番の投稿にも,PC-486NOTE ATの液晶パネルはSHARP LM80C03Pとの情報がありますが,本体のモデルは不明です. 注2:第三研究所@TRISSさんの2022年1月27日のツイートを見ると,SHARP LM80C03P と断定してよさそうです.またこのツイートによれば.NOTE AT用のDSTN液晶パネルにはSHARP製のものと京セラ製のものがあるとのことであり,また京セラ LM80C032 がPC-486NOTE ATで使用できたといいます.LM80C032 はNOTE ATで元々使用されていた液晶パネルではないようです. 注3:考えてみれば,800×600ドット画面表示が可能なエプソン98互換ノート機用の液晶パネルはDSTNのものしかありません.こんな簡単なことにはもっと早く気付くべきでした. 後者:ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月26日のツイート を参照.モデルの細かな記載がありませんので,PC-486NOTE ATX1のものかもしれませんが,こちらのモデルのものと考えておきます. ・PC-586NOTE ATX1LR……SHARP LM80C03P [スマホ教室 by Surlofia(Alimアリム@Surlofia)さんの2023年3月1日のツイート を参照] ※京セラ LM80C032 がPC-586NOTE ATのDSTN液晶パネルとしても使用できたといいます[サアロフィア(アリム)さんの2023年3月28日のツイート を参照]. ■バックライト付き10.4インチDSTNカラー液晶,640×480ドット,最大32,768色 ・PC-486NOTE ATX1……京セラ KCS8060 BSTT-X1 (EPSON 98互換機 Part5の540番の投稿を参照) ※おふがおさんの2021年4月7日のツイート でも,モデル不明なPC-486NOTE ATの液晶パネル裏面の文字列が KCS8060 BSTT-X1 -56-05 となっています. ※※ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月266日のツイート に,PC-486NOTE ATの "screen"(液晶パネルの "本体"?)ではなく "driver board" が京セラ KCS8060BSTT/SHARP LM80C03P/SHARP LM80C032との記載があります.HITACHI LMG9600ZWCC-A3は "screen" の方の型番で,"driver board" はまた別物なのでしょうか. NTN/MIMカラー液晶機 ■サイドライト付きNTNカラー液晶,640×400ドット,疑似15色 ・PC-386BOOK LX ■バックライト付きNTNカラー液晶,640×400ドット,15色 ・PC-386LSX ■サイドライト付きMIMカラー液晶,640×400ドット,(4096色中)16色 ・PC-386BOOK LC ・PC-386LSC ※PC-386LSCの表示画面の画像が,柳瀬みっく@ハードウェア趣味垢さんの2024年3月23日のツイート に掲載されています.筆者は初めて見ました. モノクロ/ティント(8階調疑似カラー)モード切替可能機 ■バックライト付きNTN型液晶・モノクロ(8階調)/ティントモード(疑似8色)切替可能機 ・PC-286LST ※本機のカタログには,"トリプルトーンを実現するティントモード","深い緑,淡い赤,淡い黄のトリプルトーンによるカラフルな表示" とあります.実際の表示画面の映像が,kazx68k 令和に始めるX68000さんの2021年7月25日(1・2)・2023年5月12日(1・2)・13日(1・2・3・4)のツイートに掲載されています.これも筆者は初めて見ました.なおEPSON98サービス機構の2004年8月15日発行の同人誌,"E-SaPa別冊 蘇るEPSON PC伝説" の EPSON PCの拡張小ネタ集(pp.47-63)の記事によれば,PC-286LSTは2000台しか販売されなかった機種といいます. モノクロ液晶機 ■反射型FTNモノクロ液晶(8階調,2階調に切替可能),640×400ドット ・PC-286NOTE executive ・PC-286NOTE F ■反射型STNモノクロ液晶(2階調),640×400ドット ・PC-286L-STD-S ※反射型でなくバックライト付きとする資料あり. ■バックライト付きNTNモノクロ(黄緑色に発色,2階調)液晶,640×400ドット ・PC-286L-STD-N/-H10-N ※バックライト付きでなく反射型とする資料あり. ■バックライト付きNTNモノクロ液晶(8階調),640×400ドット ・PC-286LS……EPSON ECM-A0425 [ひね - IMAI, Daisukeさんの2023年11月15日のツイート(1・2)を参照] ・PC-386LS ・PC-386LSR ※このカテゴリーは,実際には直下の "バックライト付きNTNモノクロ液晶(8階調),640×400ドット" と同一なのかもしれません. ■バックライト付きNTNモノクロ液晶(8階調,2階調に切替可能),640×400ドット ・PC-286LF……EPSON ECM-A0504(ECM-A0304?) (ex709さんの2020年9月20日のツイート を参照) ・PC-286LE ■サイドライト付きFTNモノクロ液晶(8階調,2階調に切替可能),640×400ドット ・PC-286LP ※バックライト付きNTNモノクロ液晶とする資料あり. ・PC-286BOOK……EPSON ECM-A0491 [えふでぃ~さんの2022年4月20日のツイート(1・2)を参照] ・PC-386BOOK L ・PC-386BOOK A ・PC-386NOTE W……EPSON ECM-A0577 (ETHYLE~1.SYSさんの2019年4月1日のツイート,おふがおさんの2022年4月1日のツイート を参照) ・PC-386NOTE WR……EPSON ECM-A0577 (shige-ruuuさんの2023年8月23日のツイート を参照) ※型番がやや読み取りにくいですが,拡大画像からPC-386NOTE Wのものと同じと判断しました. ・PC-386NOTE AE ■サイドライト付き(注)10インチFTNモノクロ液晶(8階調),640×400ドット ・PC-386NOTE AR2/1……EPSON ECM-A0619 [筆者の調査による.福田卓也さんの2021年6月26日のツイート も参照] 注:下のPC-486NOTE AS2/1Dとは異なり,カタログにサイドライト付との記載があります. ■バックライト付き(注)10インチFTNモノクロ液晶(8階調),640×400ドット ・PC-486NOTE AS2/1D……EPSON ECM-A0619 [筆者の調査による.EPSON 98互換機 Part5の459番の投稿 も参照] 注:サイドライトとする資料がありますが,ユーザーズマニュアルにはバックライト付と記載されています. ■バックライト付き9.5インチモノクロ液晶(8階調),640×480ドット ・PC-486NOTE AU2/2HW/2HT……EPSON EG9012D-NZ-9 (ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月26日のツイート を参照) ※福田卓也さんの2021年6月21日のツイートで,PC-486NOTE AUの液晶パネルは,EPSON P300057300とあるものの型番不明とされています.これがモノクロ液晶パネルなのか,カラー液晶パネルなのかは不明です. ・PC-486NOTE AV2……EPSON EG9012D-NZ-9 (ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月26日のツイート を参照) ※PC-486NOTEAS/AU/AVのいずれかで,モノクロ液晶パネルとして京セラ KCS6448BSTTが採用されている個体があるようです(ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月24日のツイート を参照). ■サイドライト付き半透過型FTNモノクロ液晶(8階調,2階調に切替可能),640×400ドット ・PC-486PORTABLE(PC-486PT1)……EPSON ECM-A0684 (おふがおさんの2022年8月30日のツイート を参照) |
以下にエプソン98互換ノート・ラップトップ・BOOK機の液晶ディスプレイモジュールで採用されているバックライト/サイドライトユニット(インバータ基板)についても載せておきます. ・PC-586NOTE ATC1LR相当品?(TFTカラー液晶?)……TAMURA製で型番不明だが,X68PROさんの2024年10月5日のツイートに画像あり.しかしこれはインバータ基板ではなく,NL6448AC32-01の一部なのかもしれない.X68PROさんの2024年10月5日のツイート を参照) ・PC-386NOTE WR……EXP162 MK3C50032C(?) (きょろサンチームさんの2022年6月6日のツイート を参照) ・PC-386NOTE AR2……HITACHI INVC178 (筆者の調査による) ・PC-486NOTE AS2……HITACHI INVC178/INVC204(?) (前者は筆者の調査による.後者は有限会社フェイスライブス --> Tips --> PC-486NOTE LCD基板交換 によりますが,一部の文字が十分に同定できません) ・PC-486NOTE AU2/2HW/2HT……HITACHI INVC235(液晶パネルはEPSON EG9012D-NZ-9) (ETHYLE~1.SYSさんの2024年7月26日のツイート を参照) ・PC-486PORTABLE(PC-486PT1)…型番不明だが画像あり (おふがおさんの2022年8月30日のツイート を参照.画像はありますが,型番の文字列は見当たりません.) また下はバックライト/サイドライトユニット(インバータ基板)の交換に関する情報です.PC-98で採用されている液晶パネルの型番 の記事の最後の箇所なども参照して下さい. ・遠州秋風さんの2022年1月12日のツイート(1・2) → PC-386NOTE WのサイドライトLED化工作.使用機材の型番の情報もあり. ・yanatakaさんの2021年3月21日のツイート → PC-486NOTE ASのバックライトを秋月電子の太陽光白色LEDモジュール,AE-SUNWHITELED1X3-5V 2個で代替したとの報告. |